J・オースティン「自負と偏見」
合コン大好き5人姉妹。娘を玉の輿に乗せようと躍起になる母親、ノウテンキでズレてる父親。そこに登場、男が3人。ピングリーくんは気の優しいお金持ち。ダーシーくんはスカシてるけど超お金持ち。ウィカムくんはお金持ちじゃないけど超イケメン。さて姉妹は誰とゴールインするでするでしょうか?
という単純明快な物語です。というと月並みな連続ドラマの粗筋の様ですが、そういう普遍性がこの小説の大きな特徴となっているのでしょうか? ブリジッドジョーンズの日記がここからテーマを採っているとも聞きますが・・。
時代は19世紀、舞台はロンドンからちょっと離れた田舎。出てくる人は皆アッパーな人たち。仕事の話は全然なし、毎日毎日、舞踏会だ、狩だ、観劇だ、お食事会だ・・・と過ごす・・・。執事以下の人たちはまったく物語から排斥され、タイタニックで言えば「一等船客」の話だけで進行していきます。そうこれは「階級小説」なのです。
読んでいて不思議だったのは
●次女のエリザベスが旅行途中、ダーシーくんのお屋敷を見学させてもらう場面。当時は突然訪れた旅行者に気軽に館内を案内することになっていたのでしょうか?今なら入場料を取ってということは考えられますが。
●5人姉妹の1人メアリーがほとんど出てこない。4人姉妹と勘違いしそう。
●ウッドハウスを読んでても感じたのですが、アッパークラスの人たちって「おじ」「おば」っていう関係にけっこう依存しているのは何故?(たまたま?)
●とにかくみんなずーっとしゃべってます。
S・モームが世界十大小説に選んだ作品。
家柄だの財産だのは、真の結婚には関係ないのよ!と言いながらも、結局最後は家柄と財産と顔なのね!という本です。(あれ?違いました?)
合コン大好き5人姉妹。娘を玉の輿に乗せようと躍起になる母親、ノウテンキでズレてる父親。そこに登場、男が3人。ピングリーくんは気の優しいお金持ち。ダーシーくんはスカシてるけど超お金持ち。ウィカムくんはお金持ちじゃないけど超イケメン。さて姉妹は誰とゴールインするでするでしょうか?
という単純明快な物語です。というと月並みな連続ドラマの粗筋の様ですが、そういう普遍性がこの小説の大きな特徴となっているのでしょうか? ブリジッドジョーンズの日記がここからテーマを採っているとも聞きますが・・。
時代は19世紀、舞台はロンドンからちょっと離れた田舎。出てくる人は皆アッパーな人たち。仕事の話は全然なし、毎日毎日、舞踏会だ、狩だ、観劇だ、お食事会だ・・・と過ごす・・・。執事以下の人たちはまったく物語から排斥され、タイタニックで言えば「一等船客」の話だけで進行していきます。そうこれは「階級小説」なのです。
読んでいて不思議だったのは
●次女のエリザベスが旅行途中、ダーシーくんのお屋敷を見学させてもらう場面。当時は突然訪れた旅行者に気軽に館内を案内することになっていたのでしょうか?今なら入場料を取ってということは考えられますが。
●5人姉妹の1人メアリーがほとんど出てこない。4人姉妹と勘違いしそう。
●ウッドハウスを読んでても感じたのですが、アッパークラスの人たちって「おじ」「おば」っていう関係にけっこう依存しているのは何故?(たまたま?)
●とにかくみんなずーっとしゃべってます。
S・モームが世界十大小説に選んだ作品。
家柄だの財産だのは、真の結婚には関係ないのよ!と言いながらも、結局最後は家柄と財産と顔なのね!という本です。(あれ?違いました?)