英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

さらばジーヴス、さらばバーティー

2012-08-31 | イギリス


P.G.ウッドハウス「ジーヴスとねこさらい」



ウッドハウス最後の長編作品。
ジーヴスシリーズはどれも面白いのだが、出来不出来が多少あるように思われる。
この作品は、逆に肩の力が抜けてる分、読みやすい仕上がりとなっている。
発表されたのは1974年。
現代のロンドン・・・、バーティーとジーヴスには窮屈な場所になっていったのかな?
二人はニューヨークを目指すのでした。

 

 

 

 


異型のロンドン物語

2012-08-30 | イギリス

 

チャイナ・ミエヴィル「ジェイクをさがして」

 

「都市と都市」の以前に書かれた短編集。
ロンドンを舞台に都市の終焉、怪奇、伝説、蹂躙、希望を描いた作品たち。
「ボールルーム」はIKEAのお話だね。
だってお店のレイアウトがIKEAだもん。
IKEAの店舗レイアウトってワールドワイドなんだ。って、変なことに感心しちゃった。