最終日はひたすら列車を乗り継いで福岡に帰ります。(個人的に一番楽しみにしていた日。)
最初は観光列車「特急はやとの風」で吉松に向かいます。
JR九州が力を入れている観光列車。この「はやとの風」も普通列車の改造ですが、斬新な内装、きめ細かいサービスで旅行気分が盛り上がります。
車両中央部は展望スペースになっています。
隼人までの日豊線は錦江湾沿いをひた走る「海の鉄道」です。
隼人駅に到着。
この日はこどもの日ということで、駅員さんが手作り竹とんぼを配っていました。
名物駅弁「百年の旅物語かれい川」はここから積み込まれます。
私たちは事前にみどりの窓口で購入予約をしていたので引き換え券と交換で弁当をゲット。予約以外のお弁当が社内販売されてました。買いたかった人は全員買えたみたい。
隼人駅からは肥薩線を北上します。
途中止まる駅では5~7分停車してくれます。
乗客はいったん降りて各駅を見学したり、お土産を買ったり出来るのです。
木造駅舎として脚光をあびている嘉例川駅です。
107歳の駅舎です。
霧島温泉駅では名誉駅長の琳太郎くんが出迎えてくれます。琳太郎くんは2歳の時からひいおじいちゃんが国鉄時代に実際に被っていた帽子を被ってホームに立っているそうです。最近保育園に通うようになったためお出迎えはこのはやとの風2号のみということ。
心地良い「ゆるさ」が車内を包みます。
吉松からは同じく観光列車「しんぺい号」で人吉に向かいます。この「しんぺい号」は普通列車ですが、はやとの風と同じく展望スペースや車内販売などが充実しています。
ここで購入していた駅弁を食べます。
卵がほんのちょっと使っているので精進料理とは呼べませんが、ほぼそれに近いものです。竹の子ご飯をベースに大きな「がね」(サツマイモを使った郷土料理)、ナスの田楽、ナマス、じゃがコロッケ、椎茸の煮付けなどが入っています。味付けはすごく薄味。最初は醤油が欲しくなりましたが、素材の味がそのまま出ていて美味しくいただきました。見た目の量は普通ですが、けっこうボリューム感もありました。竹皮で作られた容器ってご飯がくっつかないんだー・・と妙な感心も・・・・。
真幸駅のホームには幸せの鐘が・・・・
ここはスイッチバックでも有名な駅。
ここからはまさに「山線」の車窓です。
日本三大車窓が見える所などでは列車は停車してくれます。ご丁寧に各車両からちゃんと見えるように3回に分けて。
ループ線とスイッチバックを併せ持つ駅で有名な大畑駅。
駅舎の中には何故か訪れた人の名刺が所狭しと・・・。
人吉で少し観光を・・・
阿蘇青井神社へ。
熊本県唯一の国宝に指定されています。
さてもう一踏ん張り・・・・。
人吉駅からはワンマン一両編成の普通列車で八代を目指します。
本当は乗りたかったSL人吉号。さすがにチケットは取れなかった・・・。
八代まではほぼ球磨川沿いを走る「川線」です。
座るなら必ず右サイドにしましょう。
八代から鹿児島本線を一駅・・・・
新八代からは行きといっしょの「リレーつばめ」で博多に帰り着きました・・・。
おつかれさま。
2日目は車でえびの高原へ。
ビジターセンターに車を止めるとハイキングの案内版が・・・・。3つの池を巡るコース、1時間半・・・・。これ行ってみる?軽い気持ちで歩き始めたのですが・・・、しまった、けっこう勾配があるし、暑いのに水を持ってこなかったのが失敗失敗。娘は最初の10分で怒り始め半べそかきながらのハイキングです。
六観音御池です。
山の上から眺めるとコバルト色の神秘的な池です。
紅葉のシーズンが良いらしい。
不動池です。
山に入らなくても車で近づくことができます。
この池もコバルトブルー・・・。
なんとか1巡りすると、あっ、ここにも足湯が!娘のテンションが一気に上がります。
ここから鹿児島市内に戻りレンタカーを返却。
バスで次なる目的地「仙巌園」へ。ここは島津家の別邸跡。隣接する尚古集成館とあわせて一大島津家テーマパークとなっています。
「仙巌園」のHPは→
園内では大河ドラマ「篤姫」のロケも行われました。
御殿見学にはお抹茶とお菓子のサービスが付いています。
この日の宿は市内のビジネスホテルに。
夕食は天文館で黒豚しゃぶしゃぶを堪能しました。
ビジターセンターに車を止めるとハイキングの案内版が・・・・。3つの池を巡るコース、1時間半・・・・。これ行ってみる?軽い気持ちで歩き始めたのですが・・・、しまった、けっこう勾配があるし、暑いのに水を持ってこなかったのが失敗失敗。娘は最初の10分で怒り始め半べそかきながらのハイキングです。
六観音御池です。
山の上から眺めるとコバルト色の神秘的な池です。
紅葉のシーズンが良いらしい。
不動池です。
山に入らなくても車で近づくことができます。
この池もコバルトブルー・・・。
なんとか1巡りすると、あっ、ここにも足湯が!娘のテンションが一気に上がります。
ここから鹿児島市内に戻りレンタカーを返却。
バスで次なる目的地「仙巌園」へ。ここは島津家の別邸跡。隣接する尚古集成館とあわせて一大島津家テーマパークとなっています。
「仙巌園」のHPは→
園内では大河ドラマ「篤姫」のロケも行われました。
御殿見学にはお抹茶とお菓子のサービスが付いています。
この日の宿は市内のビジネスホテルに。
夕食は天文館で黒豚しゃぶしゃぶを堪能しました。
今回のGWは2泊3日で鹿児島旅行に。
久しぶりに鉄旅です。「指宿・霧島のんびりキップ」という企画切符を購入して出発!
まずは新八代までは「特急リレーつばめ」。
JR九州の特急はなかなかに個性派揃いで楽しい。この787系もインダストリアルデザイナー水戸岡 鋭治氏のデザインです。
今回席を取ったのはセミコンパートメント。
3人からのグループで指定を取ることができます。
中央にあるテーブルを広げるとトランプの神経衰弱も出来ちゃいます。
新八代からは接続する新幹線「つばめ」で鹿児島へ。これも水戸岡氏のデザイン。
新八代~鹿児島中央はわずか40分の旅。あっと言う間に到着。
さて・・・、どこに行きましょう!
やっぱ桜島でしょう!と言うことで、フェリーで向かいます。
桜島に渡るフェリーは、世界でももっとも行き来の多いフェリーの一つだそうで、この日も臨時便も出て待ち時間なく桜島に渡ることが出来ます。所用15分、運賃150円(眺望を考えると安い!)
今年の櫻島は既に100回以上のの爆発的噴火を繰り返しています。見ている間にも噴火が起きていました。
その櫻島を眺めながらの足湯です。
市内に戻り、予約していたレンタカーを借りて、本日の宿「霧島観光ホテル」に向かいます。古いホテルでしたが、お湯は良かった。
ここでも足湯。夜に焼酎を飲みながら何回も足湯を楽しみました。娘はアイスクリームを食べながらの足湯がいたく気に入った様子。
映画「オーケストラ」を観に行った。
連休の2日目、日曜日、10時開演の回で鑑賞。
朝一番にも係わらずほぼ満席。
午後の部は2回とも整理券を発行しているほどの人気のようです。
来ている年代は・・高いぞ!
体制に盾ついた故に劇場の掃除人に甘んじているかつての名指揮者フィルポフ。彼がたまたま目にしたFAXには、パリの劇場から楽団を招聘する文面が・・・・。かつての仲間を集めて自らがパリで指揮棒を振ろうという大胆かつ無謀な計画がスタートしたのですが・・・。次々に降りかかる難題も持ち前のロシア魂で奇跡の連続で解決、とうとう夢に見たパリの舞台に立つ日が訪れます。競演するのはフィリポフが指名した美貌のソリスト、アンヌ=マリー・ジャケ。曲目はチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op,35」。
筋書きは相当に乱暴、でも笑いたっぷりな演出、って書くとフランス版「のだめ」映画かいな?と思われるかもしれませんが、後半明かされる時代を巡るお話にはちょっと泣かされます。かなりくたびれたオジサン、オバサンがもう一度輝くために。指揮者は過去のわだかまりを捨てて前向きな人生を取り戻すために。ソリストは真実を知り自分のアイデンティティを確かめるために。そして現役共産主義者も・・・。協奏曲はフィナーレを迎えます。
ジャケを演じるメラニー・ロランが美しい。
連休の2日目、日曜日、10時開演の回で鑑賞。
朝一番にも係わらずほぼ満席。
午後の部は2回とも整理券を発行しているほどの人気のようです。
来ている年代は・・高いぞ!
体制に盾ついた故に劇場の掃除人に甘んじているかつての名指揮者フィルポフ。彼がたまたま目にしたFAXには、パリの劇場から楽団を招聘する文面が・・・・。かつての仲間を集めて自らがパリで指揮棒を振ろうという大胆かつ無謀な計画がスタートしたのですが・・・。次々に降りかかる難題も持ち前のロシア魂で奇跡の連続で解決、とうとう夢に見たパリの舞台に立つ日が訪れます。競演するのはフィリポフが指名した美貌のソリスト、アンヌ=マリー・ジャケ。曲目はチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op,35」。
筋書きは相当に乱暴、でも笑いたっぷりな演出、って書くとフランス版「のだめ」映画かいな?と思われるかもしれませんが、後半明かされる時代を巡るお話にはちょっと泣かされます。かなりくたびれたオジサン、オバサンがもう一度輝くために。指揮者は過去のわだかまりを捨てて前向きな人生を取り戻すために。ソリストは真実を知り自分のアイデンティティを確かめるために。そして現役共産主義者も・・・。協奏曲はフィナーレを迎えます。
ジャケを演じるメラニー・ロランが美しい。
やってしまいましたねブラウンさん。
確かに頭カチンカチンのバアさまでしたが、それだけに一途な労働党支持だったろうに。
歴史的な失言の一つにあげられるかもしれません。
悲劇が起こったこのロッチデールという町。1844年に設けられたロッチデールパイオニアで有名ですね。これは協同組合運動の先駆けとなったもので今日の生協運動などにつながるものです。まさに労働党の精神的基盤となる場所であっただけに皮肉なものです。
さて、今日6日は総選挙です。かつての自由党(ホイッグ)の流れをくむ自由民主党がどれだけ議席を獲得するか?三つ巴の選挙戦の結果が待たれます。
確かに頭カチンカチンのバアさまでしたが、それだけに一途な労働党支持だったろうに。
歴史的な失言の一つにあげられるかもしれません。
悲劇が起こったこのロッチデールという町。1844年に設けられたロッチデールパイオニアで有名ですね。これは協同組合運動の先駆けとなったもので今日の生協運動などにつながるものです。まさに労働党の精神的基盤となる場所であっただけに皮肉なものです。
さて、今日6日は総選挙です。かつての自由党(ホイッグ)の流れをくむ自由民主党がどれだけ議席を獲得するか?三つ巴の選挙戦の結果が待たれます。