初めてのロンドン。
12時間かけて飛行したBA機がロンドン・ヒースロー空港へ最終アプローチに入る。窓の外を見下ろせば郊外の家が点在する田園風景。これはどこかで見覚えがある景色・・。それも小さい時に・・。
それは「サンダーバード」第1話に出ていました。
「サンダーバード」は1965年にイギリスで放映された人形アニメ。どんな事故、事件、災害でもたちどころに駆けつけ解決する国際救助隊の勇姿と精巧なメカフィギュアの実写が受け、日本でも繰り返し放映されました。その記念すべき第1話というのが、ヒースロー空港から東京に向け初飛行を行なう超音速原子力旅客機「ファイヤーフラッシュ号」の主輪に爆弾が仕掛けられ着陸不能となる事件のお話。管制塔との交信を傍受した国際救助隊は直ちに1号と2号をロンドンに派遣します。この1号の巡航速度は何と時速2万4千キロ・・・。「あと5分でそちらに到着する」ってよく登場するセリフがありましたけど、その5分だとおよそ2千キロも飛ぶ計算に・・・。2号は機材を積んで追っかけるのですが、それでも時速8千キロを出すそうです。両機とも当時実際に英軍が実用化を検討していた戦闘機ハリアーと同じ垂直離着陸が可能です。1号が着陸する時の「キーン」という音はハリアーの着陸音とまったく同じです。(岩国基地で行なわれた航空ショーでハリアーの垂直離着陸のデモを見たときの実感です。)
で、その1話でヒースロー空港周辺の上からの眺め(高速で動く地上)が再三出てくるわけですが、その映像が私が窓から眺めたものと非常に似ていたということで、見覚えがあったのでした。
それからロンドン市内で初めて消防車のサイレンを聞いたときも思わず「サンダーバードといっしょ」と呟いてしまいました。1話で出てくる空港の消防車の音といっしょだったのです。まあ、イギリスのテレビ番組ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、小さいうちからイギリスの景色と音が刷りこまれている自分がちょっと可笑しくなりました。
12時間かけて飛行したBA機がロンドン・ヒースロー空港へ最終アプローチに入る。窓の外を見下ろせば郊外の家が点在する田園風景。これはどこかで見覚えがある景色・・。それも小さい時に・・。
それは「サンダーバード」第1話に出ていました。
「サンダーバード」は1965年にイギリスで放映された人形アニメ。どんな事故、事件、災害でもたちどころに駆けつけ解決する国際救助隊の勇姿と精巧なメカフィギュアの実写が受け、日本でも繰り返し放映されました。その記念すべき第1話というのが、ヒースロー空港から東京に向け初飛行を行なう超音速原子力旅客機「ファイヤーフラッシュ号」の主輪に爆弾が仕掛けられ着陸不能となる事件のお話。管制塔との交信を傍受した国際救助隊は直ちに1号と2号をロンドンに派遣します。この1号の巡航速度は何と時速2万4千キロ・・・。「あと5分でそちらに到着する」ってよく登場するセリフがありましたけど、その5分だとおよそ2千キロも飛ぶ計算に・・・。2号は機材を積んで追っかけるのですが、それでも時速8千キロを出すそうです。両機とも当時実際に英軍が実用化を検討していた戦闘機ハリアーと同じ垂直離着陸が可能です。1号が着陸する時の「キーン」という音はハリアーの着陸音とまったく同じです。(岩国基地で行なわれた航空ショーでハリアーの垂直離着陸のデモを見たときの実感です。)
で、その1話でヒースロー空港周辺の上からの眺め(高速で動く地上)が再三出てくるわけですが、その映像が私が窓から眺めたものと非常に似ていたということで、見覚えがあったのでした。
それからロンドン市内で初めて消防車のサイレンを聞いたときも思わず「サンダーバードといっしょ」と呟いてしまいました。1話で出てくる空港の消防車の音といっしょだったのです。まあ、イギリスのテレビ番組ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、小さいうちからイギリスの景色と音が刷りこまれている自分がちょっと可笑しくなりました。