午前中は 比較的ゆっくりと過ごしているので
なんとか 体力は維持している
今日から 木曜日も
じいの 訪問看護が追加
肩甲骨の痛み緩和のために …
だが もうベッドを動かすこともできぬ為
何度も呼ばれる
呼ばれる … 呼ばれる …
気が狂いそうだ
それはそれとして
今日は 娘の懇談会
もう 目標の志望校は決めた態勢でいたのに
先生が 渋い顔をする
本当に強い志がないと あの学校は 少々緩い
するとね 遊びだしてしまう子が 多いのですよ
「オススメはできませんねえ」 と 顔に書いてあった
「まあ そらさんは 真面目な子だし大丈夫だと思うけど
まだ 将来何になるか決めてないなら 別の高校も …」
という話になった
通学のことも考えて 二校ばかり 名があがった
「H高は 偏差値が高くて 難しいと聞いたんですが」 というと
「そんなことはないです そらさんの今の成績なら 問題なしです」
って そうなの?!
娘 私が身もだえするほど 伸び悩んではいなかった
これで 上位ランクにいる
で 吹奏楽の副部長やってるの!?
知らないし!
云ったし!
いや 知らなかったよ!?
(それで 退部を考えてるの?) なんか 納得した …
で 受験校を絞り込むタイムリミットはいつごろですか と聞く
「来年の今日です」
一年!
それで 14の子が 将来の方向を定めるの?
いや 高校か 普通科行って その3年間で
本当に何になりたいか 決めればいいんだよね?
とりあえず 普通科行けば いいんだよね?
でも 先生は 遠い展望を見つめていた
「早いうちに」
都会とここは 違うんか?
私の時代と 娘の時代が違うのか?
14才の子が 将来を決めている方が 稀有な話だと思うんですけど …
だって まだ 本当に子供だよ この子 …
「なりたいものに なって欲しい」
それが私の望みだ
そして 独りでも 生きてゆける 力をつけて欲しい
ただ それだけだ
でも最近は
調理師免許 とってくれないかな と あわよくば 考えている
で 私がオープンする紅茶屋で
スコーンとか パンケーキとか 作ってもらって
私は 紅茶と コーヒー担当
なーんて 甘い夢も見たけど
まだ見てるけど
夢だからね あくまでも
私の夢は 娘の夢ではないからね
口には出さない
でも この里山で暮らすのは 若い娘には退屈ではあるまいか
ただ 願ってるよ 貴女の幸せを
行きたいところに行って
したいことを 精一杯やってごらん
きっと できるはずだ。