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2020年はパワリフ・ベンチ大会出ません

それでも僕は夢を見る

2014年10月26日 | Weblog
「夢をかなえるゾウ」などの著書で知られる水野敬也さんと、絵はパラパラマンガで有名になった鉄拳さんとの合作である大人の絵本。電車の窓にシールで貼られた広告を見て、以前から気になっていた本だった。普段から、まず本なんて買ったり読んだりする習慣など無いもんだから(車・鉄道・柴犬の写真集はある)、嫁さんが珍しがる。ストーリーは、何をやってもうまくいかない主人公に寄り添う、自分のもうひとつの分身キャラに励まされながら生きていても、うまくいかずに途中で夢を捨ててしまう。やがて重い病気にかかって、人生に何も証を残さずに生きていた自分をはげしく後悔したものの、もう遅くて最後の最後に自分の愚かさに気がついた時に、捨てたはずの夢キャラが出てきて、何かを残そうと手紙を書く。感動ものの内容でも、僕の考え方とは真逆で、主人公に対して「何故、今まで何もやらなかったのか?」と憤りを感じた。もし自分が医者からサジを投げられなかったら、自分で何とか生きていた証を残そうと思わなかったし、どんなに死にそうな病状になっても「絶対に治してみせる」と闘わなかったと思う。だから僕は夢を捨てないし、いつでも物事の完成形を思い浮かべ、達成する為のプロセスを考えている。絶対に泣くだろうと期待していただけに逆に「爺さんになってから絶対に後悔しない人生を送ってやる」と意地を張っている自分がいた。

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