
今から4年ほど前、まだ工事部内勤に在籍していた頃、朝の北戸田駅で走れば何とか予定より1本前の電車に乗れそうなきわどい時間だったので走った。エスカレーターに乗ろうとして180度回転したら靴底が滑って体が宙に舞った。顔面から落ちないように右手を伸ばし、全体重を支えたが両ヒザも強打。ラッシュ時だったので恥ずかしさが上回り全く痛くない。電車に乗り込みちょっと落ち着いたら右腕関節部が「ジワー」っと痛みが広がっていく感じ。会長邸の改修工事の立会いに行ったら腕を伸ばしていられなくなり、脈打つたびにビックンビックン痛い。左手で右手首を掴んで90度曲げると痛みがおさまったので変な格好のまま帰宅。夜中寝られない程は痛くなかったけど念の為に翌日病院に行ってみた。「右上腕関節部尺骨亀裂骨折」何しろ全体重を片手で支えたのだからしょうがない。亀裂から骨内部の血液が漏れ出して圧迫されて時間の経過と共に腕がまっすぐ伸びなくなったらしい。脇でナースが石膏をこねこねしてて、ありがたい事にL型外側半身で固定してくれた。これでギブスの蒸れは心配ない。先生に聞いたら「2週間もあれば亀裂はふさがってギブスも取れるよ。まだ若いんだから(注:当時37歳)」そして2週間後…レントゲン画像は、まだ黒いライン(亀裂線)が半分残っていて腕を伸ばそうとするとすごく痛い。「あ~まだ2週間位かかるかな?」と言われたので「先生、この前は2週間くらいで骨がくっついてギブス取れるって言ってましたよね?」とたずねたら「たった2週間でくっつくわけないだろう?君はもう【若くないんだから】」この切り替えしには正直、心底びっくらこいた。総合病院だったけど、前回と同じ先生…結局ギブス取れるのに1ヶ月かかってしまったけど、左利きだったので生活面ではあまり不自由しなかったけど、心の傷は深かった…(笑)
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