環境問題

ある程度、先の退院や再検査の日程が決まってしまうと、その間やることがなくなってしまい、手持ちぶさた状態になってしまうのも致し方無い訳で…昨夜あたりから各部位の精密検査の結果が上がってきて今後の治療方針は今日のカンファレンスで決めるらしい。時間の無駄遣いという訳ではないがマンガをよみあさっている。もちろん学習の為ではなく、時間の有効利用。シリーズ物がそろっていて「おいしんぼ」「クッキングパパ」「シティハンター」「こち亀」やビデオなんかもそろっているけど、今回よく読んでいたのは「金田一少年の事件簿」「ブラックジャック」などだが、一番印象に残ったのは実は「漂流教室」楳津かずお作である。代表作は今で言う「クレヨンしんちゃん」よりも親たちが「子供に読ませたくないマンガ」第一位だった「まことちゃん」だが、美少女物ホラーや新たな境地を開拓した功績は大きいと思う。そして何よりこの漂流～では発表されたのが今から30年以上前なのにテーマが既に環境問題に鋭く切り込んでいるという点である。化石燃料を使い果たし、大気汚染に対して何も施さなければ人類は必ず地球が食糧難に遭遇し、砂漠化した場所
で絶滅の道に向かって行くだろうという、まさに近未来に人類が避けて通れない問題に真っ向からぶつかっているのだ。今は地元住民と裁判でトラブってるが、天才の考える事と一般人では多少違うのだろう。