よっ! 待ってました!! 柳家
「小三治」観て参りました。
小三治さんの、ドキメンタリー映画です。
まぁ~ マニアックというか、オヤジ思考とでもいいましょうか!
お客さんの層をみて、我ながら… 笑いました。
小三治さんの、「まくら」は、枝雀さんの次に好きです。
品があって、独特の間がたまらなくいい!めっちゃおもしろいです。
舞台に上がる前に、何を喋ろうかアレコレ頭の中で準備をするらしいのだが・・・
結局、出番が来たときには・・・、何もないらしい。
お客さんを前にしないと、何が出てくるかなんてわからないらしい。
だから、その時一回限りしゃべって空に消えていく「まくら」が好きだとか・・・。
「落語」は、本当に深くて、伝統の形がありながら、自由で面白い芸だと思う。
私の世界(整体)も、伝統を脈々と受け継がれてきたものです。
いろんな時代をへて、先人たちの素晴らしい知恵が、足して引いてされて、今がある。
すごいことです。
映画のなかで、小三治さんは・・・
「カタチなんかは関係ない。噺なんだから”こころ”なんだよ」
”言葉よりも”
ひとの”こころ”ありき・・・
とても、興味深いお言葉でした。
師匠である小さんさんは、全く芸を教えてもらえなかったらしい。
ウチの筋膜の師匠は、身体でもって「技」を丁寧に教えてくださった。
でも、最終的には・・・
「方法論ですから・・・」 と・・・。
口で説明できるものではないからこそ、背中をみて、見て学ぶほうがほとんだ!
だから、哲学が入っていくのだと思う。
年々、師匠の言われている意味が深くなっていく。
確信が重なっているのだと思う。
小三治さんですら、声が大きくなるときは・・・
自信がないのかねぇ~
なんて言ってた。
ステキです。
映画の最後に、「鰍沢」(カジカサワ)の高座の一部が収録されていて・・・
近いうちに、図書館に走るであろう私がいる。
少し言葉の勉強をしないと、サゲの意味がわからない。
より実物に会いたくなった。
生で高座を見られる日まで・・・
次は、小さんさんの孫
柳家花緑さんに、今年も着物着て、会いに行くよ!
よっ!柳家!!!
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ありがとう♪
そうそう、「お題目」の意味を、帰って一番に調べました。(笑)
キレイなんだろうなぁ~と思いながら…
キョトンとしてしまったよ。
落語は、言葉の勉強になる。
お題目=南無妙法蓮華経のことで
材木につかまって流されながらお題目を唱えて助かったので お題目(材木)で助かった
という洒落でしょう
おあとがよろしいようで