裏側を視ると矢印方向に開く蓋が、開けてみても 何!?。
調べてみると 「Autographic」・・・ 「カーボン紙を挟んであり鉄筆でフィルムにデータを書き込めるオートグラフィックフィルムに対応した」云々。
A-127がAutographic対応 Aの付かない127は書き込み出来ない。
と、言うことでこのカメラは 1915年(大正四年) VPK オートグラフィック です。
しかしレンズが コダック・アナスチグマット72mmF7.7 ではありません。...???。
中央の円形部分は45°回転させると外れるようです。軽く力を入れてみましたが動く気配がありません。
百年以上経ってますので無理はせずに今日のところは諦めることにいたしました。
Aはファインダー この状態ですと縦位置撮影です。
Bはシャッター釦 何回でも押せます。多重露光が簡単にできます。(多重露光をしないように気をつける必要があります)
Cがフィルムのスプロール フィルム巾は48mmです。画面サイズは短辺40mmです。
※127(ヴェスト判)フィルムはこのカメラ用に作られた規格です。
ファインダーは90°回転いたします。横位置撮影に対応させたのでしょうがマジックハンドの伸縮部分(パンタグラフ?)の金具に邪魔されて視野が ✖。
折りたたむとこの薄さです。ポケットに収まります。
伸ばすときは前板を引っ張ります。(下の写真は途中までです)
と言うことで さらに続きます。