古いカメラですので説明書はありません。ネットでいろいろ調べはするのですが充分と言える資料はなかなかみつかりません。
いろいろ弄繰り回しているうちに「!」と気づくことが多々あります。
まずはファインダー接眼部 矢印方向に上下にやや傾いて動きます。
気づいたときは「ネジが緩んで傾いたのかもしれない」と思いましたが・・・!。
パララックスの補整です。ファインダー内にブライトフレームで接近時の枠があるのが一般的ですが。
ピントグラスもカバーが水平より少々上の角度で固定と大きく跳ね上げの双方に対応しておりました。
レンズを外してみると棒が二本。
短いものはレンズ後枠のストッパーのような役割をしているようです。
長い方はレンズを沈胴させて∞方向にヘリコイドを廻すと接触しさらに押し込みます。
初日に「レンズを沈胴させるとビューファインダー中央部の二重像合致部分が縞模様となる。(1.5m~∞)
ユニバーサルプレスに付いていた100mmでも同様でした。」と記しました。
それをこの棒が回転することで担ってました。
底部の撮影を忘れてました。三脚穴部分に可動する板が・・・?
現れた凹みにぴったり合うようなグリップが?・・・しかし専用グリップが左側に取り付けられます。
このカメラはフィルムフォルダーを外すとフロントヘビーです。前のめりに倒れます。
このブログ用に撮影中はけっこう苦労致しました。しかしこの板を引き出すと安定して直立いたしました。
もっと早く気づけばだいぶ楽ができたのに・・・。
このカメラは細部まで本当に凝った造りをしてます。実写候補に入れておきます。ただしフィルムフォルダーは6×7で。