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Nikomat EL   (135・SLR)

2020-11-12 12:36:18 | カメラ レンズ 写真用品

 Nikomat EL  昭和47年(1972) ¥65,000 
Nikomatに電子シャッターを組み込み初の絞り優先AE機
まず外観のデザインですがペンタプリズムの頭頂がフラットになった。
F一桁のPhotomicファインダーも頭頂がフラットですが露光計を組み込む為の苦肉の策でコンセプトが異なると思います。
後のF3に影響を与えたと思います。

 軍艦部はオーソドックスなスタイルです。
 シャッター速度環もあります。 AUTOの「 A 」が刻まれてます。
 シャッター速度は B X 4/1 ~ 1/1000 A
 巻き上げレバーは電源スイッチとシャッターロックを兼ねてます。

 底部は三脚穴と巻き戻し釦のみ。・・・電池室は?


 背面はバッテリーチェック釦とランプのみ。
 ファインダーを覗くと中央にマイクロプリズム。視野左外にシャッター速度目盛り&針
 まだAiレンズが無い時代なので絞り表示は無い。

 シャッターは縦走りフォーカルプレーン

 矢印 ミラーアップレバー 持ち上げるとミラーアップ Nikomatは違和感があったが解消された。


 左 通常の状態  右 ミラーアップ状態


 さらにミラーボックスを覗くと電池室が!。この電池室はNikon EL2まででその後は採用されていない。
 うっかりミラーに触れるなどのトラブルとかあったのかもしれない。


 その後 昭和51年(1976)二月 ワインダー装着可能となったEL-Wが発売された。
「連写一眼」はCanon AE-1 のキャッチコピーだったが発売はEL-Wの方が先だった。
 そして日本光学初のF一桁以外の Nikon機 & Ai-AE採用機 Nikon EL2にグレードアップした。
(販売部の意向が無ければ Nikomat EL2 だったのでしょう)

Nikomatはマニュアル機が「Nikon FM」、このAE機は「Nikon FE」と発展しました。
FMが先に発売されまして、当然次はAE機です。
この時、AE機の機種名を「Nikon AM」との予想が雑誌に掲載されましたが・・・!。

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