大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

マットをいただきました

2011年04月17日 | 児童デイサービス
今、産休でお休みしているkさんからも、ブログみてます。とのエールがあったにもかかわらず、更新できずにいました。すいません。
ぽぽろにきている子供たちの様子を、ご家族の方と帰り間際に少しお話したりしますが、やはりブログの写真からみていただくと、リアルに様子を感じていただけるのではないかと思いますので、その様子を少しでもお届けしたいと思っています。

 今回、スタッフUがインフルエンザに唐黷髑O、昨年度秋よりぽぽろに来ていただいているI先生とI先生が働いておられた視覚特別支援学校へ、セーフティマットをいただけるというので取りに行って来ました。(ありがとうございます。)
 金曜日は、子供たちを待って、この「巨大パズル」を組み立てて!と、子供たちにお願いしてみたところ、ひき終わらないうちに、マット運動の時間になっていました。その気持ちわかるなぁ。





 インターネットの検索をしたくて事務所の中に入ってくる子供たちもいたりと、Uがプレイルームでも、子供たちが使えるようにしてくれました。前回、私は留守でしたが、順番に自分の検索したいものを探し、良い、子供たち同士のコミュニケーションツールになっていたようです。今回、子供たちが帰ってからのミーティングでは、それぞれが、動画にはまってしまい、「それもどうかなと思った。」とのバイトTaさんからの意見もありました。使い方、考えさせられます。


追伸;インターネットはどこでやろうが中身と使い方を考えたいものです。プレールームでみることが出来るようにした一番の理由は事務所のパソコンは大切な個人情報も入っておりスタッフ以外は使用禁止にしていること、必要があって特定の子どもに見せることが増えて他の子どもに説明がつかなくなったりドンドン使いだしている(中にはキーボードをバンバン叩いたりコードを抜いたりする子がいる)こと、例えば性のテキストで複数の子どもたちへの支援をしようと思っても事務所ではできないこと、同じく一人こもらせる(独り占め)のではなくオープンにしてみんなで交流させたいこと等が理由でした。毎日出しているわけではなく、こちらの必要や子どもの要求に応じて時々出すようにしているんだよね。その内にTaさんがぽぽろのパソコンを使うときのルールを子どもたちみんなと一緒に考えてくれるものと楽しみにしています。(補足でした。ぽぽろ番)


ついにダウン

2011年04月17日 | 児童デイサービス
 ブログが更新できなくてすみません。

 インフルエンザ(B型)の熱がようやくおさまり、6度台(平熱5度台なので今回の8度台の熱はきつかった!)に下がったところです。おかしいと感じたのが木曜日で、家では「食べるだけが取り柄」と言われている私ですが、お弁当も喉を通らないので午後から子どもたちが来る前にリタイア。金・土と最悪でしたが、初めて見て初めてのんだ「タミフル」が効いてきたようです。もっとも、タミフルは発症後48時間以内の一刻も早い服用が推奨らしいですが、まさかのインフルエンザ(念のために金曜日に受診)に対応が少し遅れたようです。季節はずれと思いきや今、小学校などでは流行っているそうで、ぽぽろの利用者の中でも先週罹患した子どもさんもあったようです。インフルエンザが広がらなければいいのですが…。

 春休みと年度替わりなどで何かと忙しく、ちょっと無理をしたところにインフルエンザが忍び込んだようです。この一年間は風邪も引かずにほとんど「皆勤賞」でしたので、ワーカホリックへの警告と受けとめてお休みをもらいました。
 「鉄人28号」の前で撮った写真(姿)がお恥ずかしい。「鉄人」(昔は何度か言われたことがある)も返上して還暦を迎える年にふさわしく「哲人」めざしてボチボチいきたいものです。といいながら、「月曜までおとなしくしておきなさい!」と言われながら、こっそりパソコンをあけてブログに向かっている…もう一つの「病気」は沈静化しそうにありません。


 さて、ブログの方ですが、スタッフの投稿も止まったようです…。
 以下の下書き投稿は投稿者知らずです。


 13日、Hちゃんがたくさん紙飛行機を作りました☆
 明日飛ばしっこできるかな?!
 

 14日の様子です。
 自転車に乗ったYuちゃん。公園からの帰り道です。
 



 これだけの画像と文章から何を読み取るか、う~ん、とても難しい!でも、子どもの動作や表情がリアルに出ていて想像力をかき立てるとてもいい写真です。

 Hちゃんはこの「ごっこあそびテント」がずっと気に入っているようで、来るとすぐに出してきて組み立てています。以前はプレールーム全面を使っていましたが、何回かのバトルを経て今では遠慮して(折り合いをつけて)一角にかためて作るように変わってきました。キー!という奇声も聞かれなくなりました。
 それなのに、この日はすさまじいバトルがありました。休み明け、新年度ということもあって、毎年のことながら子どもたちはこの時期少しストレスがたまっているようです。友だちがちょっとしたことでテントをひっくり返したり、勝手に位置を変えたりすることが許せません。真剣にお口で反撃してくるHちゃんの反応が「楽しく」て、男の子が二人挑発行為を繰り返します。ものすごい声でののしりあいがエスカレートしていき、ボルテージも上がっていきます。壁を二つ隔てた相談室に引っ越した私のイヤマフをした耳にもキンキンと響いてきます。耐えきれなくなってプレールームにかけ込むと、スタッフたちもどうしたらいいか分からなくて呆然と立ちすくんでいる様子です。事務所や廊下に避難している子らもいます。
 読者の皆さんはご存じでしょうが、こんな時は「叱責」「説得」など通じるわけがありません。とりあえずどちらかが姿を消す以外に方法はありません。グッと抱きかかえて「静養室」に連れ込みクールダウン。つまり、子どもたちが「もうダメ、助けて!自分では止められない!誰か止めて!」と叫んでいる姿なのです。しばらくしてプレールームの空気がゆるみ、避難している事務所にも及び、ぽぽろに「平和」がもどってきました。
 先日はある子に久しぶりに「氷枕」も使ってクールダウンをしました。その時に私も額に氷を当てて「おっちゃんも頭冷やすわ。カッカきて怒ってexplosionゴメンな。」と言うと、その子は「うん、いいよ」とフッと肩の力を抜き一発でクールダウンしたものです。
 フッと肩の力を抜ける瞬間をつくる、子どもがフッとする時の瞬間をよみとるというのは、その場にいると実際にはとても難しいものなんですよね。

 今日のブログのテーマは「ついにダウン」、そして発熱にはこれしかありません。それこそ氷枕で「クールダウン」、回復へ(ぽぽろ番でした)