大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

いよいよだぁ!成人のつどい

2010年02月18日 | ヤンボラ・ヤンクラ
いよいよ今週土曜日になった成人のつどいbeauty
今週のヤンクラはパソコンとギターの後、段取りの確認と準備に追われました。
当日は以下のプログラムで進める予定にしています。

第Ⅰ部  式典
・お祝いの言葉
・新成人Cちゃんの主張とプレゼント贈呈
・ヤング達の主張

~休憩~

第Ⅱ部  隠し倦蜑?[pict:eq]]
・ギター(ギタリストAちゃん)
・キーボード(ヤンクラMちゃん)
・ギター(ヤンクラ生全員)
・ピアノ(ヤンクラSちゃん)
・ギター弾き語り(ヤンボラIくん)
・ギター(ヤンアルOくん)
~小休憩~
・太極拳(スタッフNさん、Tさん)
・お笑い?(ヤンボラWくん)
・マジック(スタッフHさん)
・その他飛び入り etc
・最後は合唱で締めくくり

…と盛り沢山の内容になっていますexclamation2
時間は17時~19時過ぎ、会場はぽぽろプレイルームです。尚、参加費として300円徴収します。

以前Uさんが書いてくれたように、Sちゃんの原稿用紙9枚による作文は感動的だし、出し物もきっとそれぞれ楽しいものになると思います。それに…、ヤンボラ生の私が言うのもおかしな話ですが、この一年でヤング達はすごく成長しています。是非その姿を見に来て下さい。

ご来場、心よりお待ちしておりますkirakira


若いもんにはまだ負けんぞ!

2010年02月15日 | 児童デイサービス
 今日はちょっと一息。昨日、買ったばかりのかつらで登場。Moちゃんが「変なおじさん!」と叫んで大喜びでしたが、Mくんが予想通り笑いながら眼鏡もかつらも取り上げてしまいました。
 今度、最近私から離れず私の頭(髪の毛?)を後方からナナメ60度に見上げるHaくんに見せたらどうするんだろう?きっと怒るやろうな。
 今日は高石市で高石障害者児相談支援室主催の「中学・高校卒業後の進路について考える~交流会~」に参加。まじめに講演した私の姿を見た方がこの姿を見られたら何と思われるのでしょう?


 さて、ぽぽろ名物と言えば「ねずみばあさん」ですが、私の一押しはこの「ゴムとび」です。ずいぶん前の話です。

 いつもはもったいぶって最後に登場させるKa兄ちゃん(体操クラブに通っているので横転して飛び越えるので、小さい子らのあこがれの的です!)に、この日は最初に跳んでもらいました。もう一気に盛り上がりました。
 

 
 「名物」というのは、繰り返しやって子どもたちがはまり込んでいる遊びだからです。はまり込むというのは「おもろい」ということでもあります。ただのゴムとびが?そうなんです、なぜ引っ込み思案の子どもたちが次々と自分からやり出すのでしょうか?この日のゴムとびは今までの中で最高の盛り上がりでした。

 なぜ盛り上がるのでしょう?

 ①もともとぽぽろのあそびは参加しない自由もあるし、参加することに意義ありというか、失敗する自由もあるというのは前提です。何回もやっているので、上手に飛びたいのだけれど、ちっとも上手でなくていいのです。しかも、失敗しようが盛り上げて拍手してくれるから、もう一度やる気になるのです。
 その上に
 ②ゴムという素材の柔軟性が第一。ゴムを乗り越えるのにゴムに引っかかってもいいし、引っ張ってもいいし、要するに何でもありです。
 ③次にK兄ちゃんをはじめ、友だちへのあこがれ。これが意欲につながっています。
  ただ飛ぶだけではありません。真似してかっこよく飛びたいのです。ですから、お兄ちゃんのように横転しているつもりで(実のところは前転やただの寝ころびなのですが)かっこよく飛んでいます。


 若いもんには負けへん!というのは、Ka兄ちゃんに続いて飛ぶ若者がおらんのです。(情けない話や…と若者を挑発。)それで、いつもは子どもたちに無様な姿をさらしているおっちゃんが、たまには押しをビシッと伸ばしてかっこよく横転してやるのです。「お腹が見えとったでぇ!」と余計なことを言う子もいますが…。
 もう一つ、挑発。若者たちよ、誰か今度、この「ゴムとび」遊びに挑戦してみてね。盛り上がってどんだけの子らが参加してくるか?「たかがゴムとび、されどゴムとび」。


これも「若いもんには負けへんでぇ」。


 このジャイアント馬場級の相撲取りはバイトのOくん。
 盛り上がったとか…。
 あのさぁ、背の高さをうまく利用して子どもたちを楽しませたらいいよ。たとえば、「はっけよい、のこった!!」で飛び込んでくる子どもらを股くぐりさせるとか、腕にぶら下げさせるとか、5人ぐらいでかからせるとか…。


 で、勢い余って?壁まで「飛ばされ」壁が真っ二つに割れたんだよね。
 この壁の奥にマットがあり、フワフワ感が好きなんだよね。
 Kちゃんが登っているけど、壊したのはKちゃんではありませんよ。
 ホントは超えられない高い壁だったのだけど、消防署の指導で半分ほど切らざるをえませんでした。子どもたちにとっては格好の遊び場になったようです。
 おっちゃん修理係です。壁の穴をふさぎ、壊れた壁を修理しました。Maちゃん、Kちゃん…穴ふさいでごめんな。




 今日は「飲み会」をすることになっているのに、ヤングマンたち6人が今日の学童を振り返って熱く語り合っています。一応その中に入れているスタッフのKさんが嬉しそうにノンストップでやってます。これがエネルギーになっているんですよね。
 若いってホントにスバラシイ!!


若いっていいなぁ!

2010年02月14日 | 児童デイサービス
 今日はバレンタインデー。昨日、ぽぽろのヤングマンたちは嬉しそうにチョコを持ち帰っていました。
 この写真のチョコは子どもたちが「おやつ」がわりにもらったもの。スタッフKさんの気配りです。

子どもたちへとアルバイトのFさんから、チロルチョコのプレゼントもありました。(写真が無くてごめんね。)みんなおいしそうに食べてました。気遣い、いつもありかとう。

 さて、今回もヤングたちの話。
 私は午前中は保育所実践支援事業というので保育所の生活発表会に出かけました。それで、午前中はヤングたちに分担して遊びのリーダーをしてもらったそうです。スタッフKさんは「ねずみばあさんは朝の打ち合わせ通りでした。見ているだけでなく周りも積極的に遊びの中に入ってくれたので、すっごく盛り上がりました!」と感激していました。


 さて、昨日は学童が終わり、トイレや階段の聡怩ェ終わるや事務所で若者たちがワイワイガヤガヤと反省会。
 スタッフのSさん、Kさんも混じって楽しそうです。私たちは親子療育教室でしたので内容は知りません。
 記録をめくってみました。以下はその要約です。


「Yoくんのお弁当や買物、自転車について」「Moちゃんが活動的になって周りの様子をよく見ている」「Riちゃんははっきりしている。心配しなくても大丈夫」(なんのこと?誰かコメントに書いて。)「ShoくんHaくんが脱走したいと言っていた。二人の脱走したいという思いは違う。Ha君の方が分かりやすい。様子を見ることが必要。」「RiちゃんがYuちゃんにも関心を示した。お母さんごっこをしていた…」「GeちゃんとCDのこと」(よく分からなかった…)「ねずみばあさんはみんなの協力が必要。難しいことがよく分かった。」(そう簡単にはおっちゃんの撃ヘ渡せないぞ!でも、子どもらの反応は違っていただろうな?見たかったなぁ。)「Riくんのパニックなくなってきている。Yoくんとの取り合いもなかった。」(なぜ?)「Haくんが公園を出るときにうらべさんをずっと探していた…」















 などなど、かんかんがくがく熱く真剣に語り合っていました。
 いいなぁ!この光景を見ていると嬉しさがこみ上げます。

 若者たちが学童保育で子どもたちに関わることの意義は何回か書いたように思います。
 息切れしてきた年輩者だけでは身が持たないからというだけではありませんよ。これも大事なことです。子どもたちのエネルギーは有り余るほどだし、身体を動かすのが大好きだからね。
 でもやはり、年齢が近いと親しみを感じたり、憧れの的になるのでしょう。リラックスして心を開いて関わっているように見えます。
 「学校らしさ」「学校くささ」を出来るだけ取り除いて、子どもたちがリラックスして自分を出し切るためにも彼らは大事な存在です。

 しかし、まだまだ任せきれないのも事実です。「教師らしさ」「教師くささ」を抜いて関わられるようになったベテランスタッフの見守りも不可欠です。
 この若者と経験者が織りなす熱き語り合いとドラマが「ぽぽろらしさ」をつくっていると思います。

 4月から22歳の青年が採用される予定になっています。彼も熱い議論は好きなようです。
 子どもの話になるとしゃべりが止まらなくなるスタッフKさんも益々ノンストップになりそうです。

 さて、次のブログは「まだまだ若いもんには負けられん!」です。挑発的やなぁ。




大阪にも学ぶ作業所を!あなたの考えは?

2010年02月14日 | 専攻科・学ぶ作業所
 11日の卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい実行委員会には21名の方にご参加いただきありがとうございました。お休みの日にご苦労様でした。

 今回は新たにぽぽろの応援団の湯浅恭正先生(大阪市立大学大学院)のおすすめで、全国生活指導研究協議会(全生研)関係の小学校の先生が来られました。また、ぽぽろ相談員やぽぽろに関わる現職の先生方も参加していただき、充実した話し合いができました。
 この実行委員会には協力者として大阪電気通信大学の坂井清泰先生に加わっていただくことになりました。「青年期障害者の発達」「学校から社会への移行(トランジション)」が先生のご専門のテーマです。専攻科づくりのとりくみに長年関わってこられた研究者(支援学校高等部で長年勤められ早期退職して大学教員になられた)です。

 さて、和歌山県田辺市で27日(土)に開かれる学ぶ作業所・「フォレスク<去タ践報告会」が間近に迫ってきました。これにはぽぽろスタッフ2名と堺市の「こだまぼっこの会」の皆さん4人が参加されます。私は学童の後で次年度の新スタッフ(退職ボランティア)への説明会もあり、欠席です。

 次回の第2回「卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい」は3月11日(木)午前10時半~午後12時半までの予定で、ぽぽろのプレールームで行います。
 スライドを使ってのフォレスクールの実践報告会参加報告をスタッフのナガチャンが楽しくやってくれます。
 坂井先生に来ていただけたらミニ学習会を30分くらいでできたらいいなって思っています。
 最後の30分ぐらいで「えーちゃん」のカナダ留学体験談をスライド使って聞く予定です。保護者の皆さんにできるだけ聞いてほしいと言っていますので、お楽しみに。ぽぽろのヤンボラに参加するようになったいきさつも語ってくれるものと思います。
 また、このつどいにはぽぽろのヤンボラ・ヤンクラたちも参加します。
 この「つどい」には興味ある方はどなたでも参加できます。


 また、ぽぽろ所長の青木道忠から子ども・若もの支援ネットワークおおさか(青木が事務局長)が、来年度に厚生労働省の無業者就労支援事業を受けるために現在申請準備中であること。ネットおおさかで農業体験の事業計画をたてており、ぽぽろのヤンクラや、児童デーの子どもたちとのかかわりで、連携できるところがあればすすめたいという報告を寄せています。これも、関連する分野ですので、一度報告してもらい議論できたらいいなって思っています。

 さて、松原市の土地(400㎡の広さの土地を貸してもいいという申し出がある)の有効活用についてですが、是非とも大阪に第一号の「学ぶ作業所」を作りたい、その土地を利用してできないか可能性を探りたいという思いは共通しています。そのためには土地だけでなく、建物を建てるための資金が必要です。ただし、ご存じのように私どもの法人はNPOですし、ぽぽろがお借りしている建物の建て替えなどもひかえており資金はありません。ちょうどそのための資金集めと重なります。お金を寄付したいとか、債権を発行して返済計画が成り立つなら出してもよいとか色々と言っていただいています…。3月には方向性を示さなければなりません。少し力のある協力法人をさがしつつ可能性を追及するか、断念するか…もったいない話ですが、頭の痛いところです。
 もっとも、松原市と隣り合わせの堺市の関係ご家族の方々の動きも出てきていますので、一度ご相談できたらと思います。

 北河内、特に大東市から参加されている皆さんは子どもさんが小学生の方々が多いので、土地や建物の提供でもない限り、運動を起こしてからねがいが形になるまで5年、10年はかかりますので、粘り強くやれば高等部卒業の頃には夢がかなうかもしれませんね。

 さて、ぽぽろのヤンクラ(青年教室)はますます必要性が増してきています。募集チラシをスタッフでヤンクラ担当のTさんが作ってくれています。大々的に宣伝して次年度ヤンクラ生を大募集したいと思っています。「学ぶ作業所」にはまだまだ程遠いですが、確実に内容的にはその役割を果たしてきています。「学ぶ作業所」のとりくみはもう試行錯誤が始まっている、後には引けないと言ってもいいのではないでしょうか。

 実績が(つくられつつ)あり、利用者(少ないけど)もあり、スタッフ(将来のスタッフも?)もいる、情熱もある、運動も(起こりつつ)ある、土地もある…しかし先立つものがない!!わが法人本部は協力法人が出ない限り断念しろと言う。さぁこの局面、どうするか?!

 100人くらいの「コメント」「拍手」の書き込みがあり、「後先考えないでやるな!」「是非やろう!」の比率が圧涛Iに「やろう!」優勢ならもう一度法人本部を説き伏せますがね…。皆さんはどう考えます?


でけた\(^o^)/「山登りねこミケ」の本

2010年02月11日 | ノンジャンル
 長野県に住む友人の岡田さんよりお便りが届きました。以前、紹介したことのあるちょっとばかし地元では有名な山登りする猫の話。ご夫妻が登頂された山はすでに800山に近づきつつあるか…。ミケも登山記録を更新しているとか…。

 「やっと「山登りねこミケ」の本が完成しました。やれやれです。20日に地元の大型書店、平安堂安曇野店で販売が始まります。一冊千円です。」

 私もとりあえず10冊あずかることにしました。猫好きな方、山登りの好きな方、この人に興味のある方…、ご注文は「ぽぽろ番」まで。