大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

卒後の学ぶ場・専攻科づくりへの一歩!?

2010年04月09日 | 専攻科・学ぶ作業所
 昨日は堺市のある大きな社会福祉法人を訪ねました。勿論、松原市にある400㎡の土地の活用についての協力要請です。三役揃ってお話を聞いていただきました。

 ぽぽろからは私の他にスタッフ六人が参加。ぽぽろ堺会議のスタッフであるKaさん、Hiさん、Seさん。ヤング担当のNaさん、Oさん。そうそうたるメンバー・背水の陣で臨みました。ぽぽろはお金はなくても経験豊かなスタッフと熱意だけは有り余るほど(こう書くと、ナガチャンの「ないない!いつまで使うつもりや!」という声が聞こえる)あります。この熱意と学ぶ作業所の意義だけは伝わったと思います。先ずは第一回目の懇談会ということで、継続させていくことになりました。

 学ぶ作業所(あくまでも学ぶ=移行支援教育のカリキュラムをもつ作業所)の第一号が誕生すれば、おそらく大きく注目され、ねがいと運動が広がり、高校・高等部の職業教育偏重の教育や進路指導の流れをもかえる力になると確信しています。当然、すでに今ある作業所実践の内容づくりにも貢献できるのではないかと思っています。
 ぽぽろとしましても、大阪における学ぶ作業所・専攻科(をめざす)づくりのモデルになるように中身づくりに積極的に協力していきたいと思います。



 さて、第3回卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい実行委員会は来週の4月15日(木)午前10時半~午後12時半までです。場所はぽぽろのプレールームです。関心のある方はどなたでも参加できます。

 青年期教育のご研究が専門の大阪電気通信大学の坂井清泰教授も4月2日にぽぽろにご夫婦で来所され、全面的にご協力いただくことになりました。実行委員会や「つどい」にも可能な限り参加していただくことになりました。心強い限りです。(奥様も検査などでご協力いただけるようでありがたい話です)
 こんご、堺市のやしま学園高等専修学校とも連携していきたいと思っています。5月の「つるみ子育て支援教室」はやしま学園の見学会です。「つどい」実行委員会としてもいっしょに取り組んでいきたいと思います。詳細は日程等が決まりましたらお知らせいたします。

 なお、第3回卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどいは5月13日(木)午前10時半~12時半です。


 ぽぽろでは何年後かに振り返ってみたときに、「ああこの日が今日ある専攻科・大学の出発だったんだ」と言える日が来るように、頑張りましょうということをよく言います。昨日の一歩が明日への大きな一歩につながることを願っています。
 昨日はスタッフの皆さん、遅くまでありがとうございました。ぽぽろで唯一の現職であるSeさん、新学期のお忙しい中ありがとうございました。退職者のみなさん、「むっちゃ元気のええおじいちゃん」と言われるまでになった私も皆さんについていきます。