大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

お世話になりました。そして、よろしく!

2010年04月01日 | ノンジャンル
 この日、青年たちがTさん最後の勤務日に合わせてTさんに内密に事を進めてきたお別れ会
 Mくん中心に子どもたち・保護者の皆さまやスタッフ一人ひとりのメッセージを添えたアルバムを用意してくれました。とても素晴らしいアルバムにTさんも感激!なかなかいいセンスです。保護者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

 ところが、「お別れ会」は一向に始まる気配がありません。お迎えで帰った子もいました。どうもマニュアルがないと司会・進行役は務まらないのでしょうか?結局、私が司会をとってしまいました。
 Geくんがかわいらしい花束をプレゼント。そして、ヤングたちからの花束とアルバムのプレゼント。

 さぁ、この一瞬がこの日のハイライト、「ぽぽろ劇場」の始まりです。いきなり子どもたちにTさんへの一言を迫りました。トップバッターを見誤ると台無しですので、先ずは「Uくんからお願いします!」というと、「お世話になりました。ありがとうございました。」としっかりごあいさつ。もう大丈夫。次々と全員が心をこめたことばで言いました。この日の意味や雰囲気を受け止めて、茶化すこともなく頬を紅潮させながらちゃんと言えました。さすが、ぽぽろの子たちや!!
 Huくんは「キスして!」と言われて、率直に応じてほっぺにチュ。Yくんは後ろから跳びついておんぶ。Yくんの想像もしなかった行為(気持ち)に少し驚きました。
Moちゃん、べったり甘えられる人がいなくなって少しさみしくなるよね。

 この一瞬に凝縮された子どもたちとヤングたちのあったかさにジーンときた私たちでした。
      

 ヤングたちはこの後、スタッフのSさんと焼肉屋に駆け込み、Tさんの労をねぎらいました。
 この日、ヤンボラのOくん(カウボ<Cになるのが夢と言えば誰だか分かりますね)が予告なしに駆けつけて子どもたちと遊んでくれ、焼肉屋パーティも盛り上げてくれました。ノンアルコールビールでもあれだけ酔えるのがすごいところです。
 次の土曜日は子どもたちが多くてスタッフが少ないピンチの日です。ヤンボラさんたち、助けてくれー!Oくん、待ってるでぇー。

 追伸:Tさんからはお父上手作り特製のヒノキで作った「積木」をいただきました。ありがとうございました。
 スタッフへは走り書きの置き手紙が…「今まで本当にお世話になりました。メッセージも読ませてもらいました。ありがとうございます。頼りない私を、優しく、時にはキビしく見守ってくださりありがとうございました!!このぽぽろで学んだ事をかてに、「えると」でやれる事をやってきます。本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。」
 (子どもたちと保護者の皆さんへは「ぽぽろだより」次号で改めてご挨拶いたします)


 そして、30日は新人研修会。児童デイはお休みをもらってちゃんと研修させていただきました。
 中心的なスタッフの勢ぞろいです。このほかに、アルバイトのヤングや元ヤング、退職スタッフのボランティアの皆さんも入れますと30人を超えるスタッフになりました。

 新しい年度に入りました。
 今日は、鶴見区放出のぽぽろではTさんが初出勤。知的障害児の入所施設からこちらに来ていただきました。今日一日の感想は「緊張していました。ほとんどの子たちが体験できたときに出会った子どもたちばかりだったので少しホッとしました。それにしても、仕事の内容が濃いのに驚きました。ホントに2~3人でやってこられたんですか?」「そうです。こっちはみんなノー天気な人間ばかりですので…」と答えたのは長い間「ワーキングプア」の身分で陰に陽に支えてくれたKさん。彼女も晴れて今日から正規採用です。私は今年は「ぽぽろ」が中心(限界)ですが、「ぽぽろ大東」と「障害者支援センターつるみ」兼任の「総合センター長」を仰せ(押し)つけられました。
 ぽぽろ大東ではHiさんとShaくんが正規採用でスタート。Moさんが常勤パートですが、大東の責任者をしていただくことに。側面から療育センターにおられたHoさんとToさんなど退職スタッフでがっちりガードしていただいています。

 保護者の皆さん。私は若い時から、出会った素敵な保護者の皆さんによって鍛えられ、育てられたことを自覚しています。これからは、これらの若手(何歳まで?なんて言わないで、私を基準に考えてくださいね)をよろしくお願いします。

 私は本日、髪の毛のほとんどないてっぺんをあるお子様にフォークでつつかれ(さすがに真似・冗談で終わった)再起不能かと思われましたが、どっこい不死鳥のようによみがえりました。ゲラゲラ笑うスタッフには「Uセンセイがかつらをかぶったら○○くんはどんな反応をするのだろう?」などと激励?されました。「定年」まであと2年、ボチボチなんて言わずに全力で駆け抜けたいと思います。今日もヤングには負けなかったぜ!「ネズミばあさん」の座は決して君たちには明け渡さないぞ!「フッフフ…」

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