第４回子育て支援教室の報告

第4回、「子育て支援教室」を大阪パルコープ鶴見店をお借りして開催しました。


　「ヤンボラの青年たち、当事者の話が聞きたい」と参加者の希望で、今回の企画となり、二人のヤンボラの青年が、‘子ども時代のこと、学校のこと、ぽぽろとの出会い‘を語ってくれました。
　TKさん、自分のことを語るのは3回目、ぽぽろニュースでもおなじみです。
　準備してきた原稿を笑顔でユーモアを交えて読む、余裕の発表ぶりでした。
TTさんは、ヤンボラ最年長者、仲間から「あにき」と言われて頼りのされている存在です。ボランティア3年目。最初から参加しているベテランですが、自分のことを語るのは初めてです。自身の生い立ち、中学時代は不登校だったこと、その後の高校、大学生活、就労後のつまづき、ぽぽろとの関わりなどを赤裸々に語ってくれました。
　スタッフもはじめて聞く話で、整理された語り口から彼の今までの悩みや苦しみが伝わってきて、TTさんとの距離が一気に近くなった気がしました。
　二人とも、親との確執を語ったので、参加した保護者から。「親への思いをしっかり伝えられる大人に育っている、恨まれても親の役割を果たしたのだ」という意見、「私も恨まれるやろなー」という発言もあり、爆笑の中で話が弾みました。
　若いお母さんたちから、‘顔も感じも濃い！‘と声援が飛ぶ、アットホームな雰囲気で、和やかな交流ができました。