大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

水曜学童

2009年07月10日 | 児童デイサービス
 アジサイも終わりです。梅雨明け、夏休みももうすぐそこまで…。明日は土曜学童で17人参加!午前は音楽療法を勉強中のMさんの音楽あそびです。午後は天気が良ければ水遊びをします。着替えをお願いします。


 今日はおおさかパルコープ鶴見店での子育て支援教室でした。ヤンボラさんたちがとってもいい話をしてくれたとか。元気印の青年分野のスタッフは初めてお目にかかったと思いますがいかがでしたか?しゃべりましたか?
 ご参加、ありがとうございました。後日、報告させていただきますね。
参加されたHさんのブログ(「にこにこ生活」)に感想がいっぱい載っていました。ありがとう。

 また、午後は秋から事業開始を計画しています児童デイサービスについての利用者説明会でした。これまた、ご参加ありがとうございました。明日は午後3時から説明会をさせていただきます。

 さて、水曜の学童保育です。

 Tちゃんにとって貴重な集団参加の機会です。学校で大好きなプールに入れたらいいよね。私の名前を覚えてくれたよね。ありがとう。


 東大阪3人組?Sちゃんもすっかり慣れました。一本橋渡りが得意でスイスイと歩いていました。なぜかみんなタライが好きだよね。プールの中のタライで「いい湯だねハハハン…」という感じ。二人はとても仲良しで、一本橋を使ってせっせと家作り。お迎えのお母さんに見せるのだと張り切っていました。この日、早帰りだった大東組がいたらもっと盛り上がったかな?

 YちゃんはTちゃんお迎えのヘルパーさんにべったりくっついて遊んでもらいました。5時にはTちゃんが帰ります。なんと、Yちゃんは大粒の涙を浮かべて別れを悲しんでました。やさしくて遊び上手なヘルパーさんやもんね。


大阪府交渉

2009年07月10日 | ノンジャンル
 4日間ある大阪府交渉のうち、前半の2日間が終わりました。参加された皆さん、ご苦労様。

 これは特別支援学級の子どもたちの実態をパネルにして特別支援学級の増設と教員の増員を求める大阪(特別支援)学級ネットのお母ちゃんたち。なんと、ぽぽろのご近所の小学校のお母ちゃんたちで、顔なじみの方もいらっしゃいました。ここでも発達障害の子どもたちを含めた特別支援学級の過大化と周辺の「要支援」児童の増加が指摘されています。先輩たちからの伝統を受け継ぎ、みんなで分担して原稿を手に持ち発言するお母ちゃんたちの手作り感あふれるとりくみに拍手!


 このほかにも課題山積。特別支援学校の過密・過大対策として打ち出されている5年間で府内の4地域に4校の新設をする一方、高校の空き教室などを活用した仮設校舎への一部引っ越し(緊急避難)という計画では過密・過大は解消しないし、教育環境が後退しないか不安だという意見がたくさん出されました。新規事業はしないという知事さんのもとでの4校新設方針は、まさに長年の運動の成果。しかし、これだけでは問題は解決しないし、過密・過大は続くでしょう。

 また、片道1時間以上かかる通学問題、4年で強制異動させるという専門性や円滑な学校運営を壊している教員人事問題、給食やスクールバスの民営化問題、医療的ケアを必要とする子どもたちの通学保障や看護師配置問題、放課後や長期休みの学童保育への支援の問題、発達障害児・者への相談支援体制の充実の問題など私も発言したり、司会をしたり忙しい週となりました。

 それにしても障害のある子どもたちの教育や福祉は運動せずして前進したためしはありません。リアルで切実な声と実態の前には行政側も反論できません。一部には府の責任を棚上げにして現場の校長や市町村に責任転嫁するような発言も目立ち、頭に血がのぼる場面も幾度かありましたが、押したり引いたりの44年間の粘りの運動ですからなかなか一気にはことは進みません。80%の支持率を誇る知事さんの主張は大阪府を解消して「関西州」にということのようですので、地域住民の身近な教育や福祉・医療などは市町村の責任でということなのでしょうか?大阪府の役割って何だろう、何となくかすんできていると思ってしまったのは私だけなのでしょうか?府民の安全や命を第一に掲げる知事さんにもっと実態を知っていただき、例の調子でこの分野にこそビシバシとものを言って光を当てて欲しい。