NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のモデル企業、ファミリアの4人の女性創業者と商品の発展の展示をみた。意外に細かいところまで事実に即していて驚いた。ただ肝心のドラマはもうひとつ盛り上がらない。 . . . 本文を読む
中村紘子さんが7月26日に72歳で亡くなった。日本のピアノ演奏家として長いあいだ第一人者であっただけでなく、コンクールの審査員や後進の指導者として、さらに文筆家としても才能を発揮された。また話術もなかなかのものだった。 . . . 本文を読む
ハイビジョンの16倍の画素数というスーパーハイビジョン8Kをはじめて見た。しかしそれほど感動することはなかった。一方、一般展示で、たとえば過去のオリンピックや朝ドラの展示を見て、自分の生活や記憶と番組が深く結びついていることを再認識した。 . . . 本文を読む
沖縄では、昨年10月米兵の集団強姦致傷事件が起こり、夜間外出禁止令が出てから後も、住居侵入して男子中学生をなぐったり年末にも住居侵入事件が起こった。しかしこれは最近始まったことではない。 . . . 本文を読む
ずっと工事をしていた日比谷図書館が、2011年11月に千代田区立日比谷図書文化館と生まれ変わりオープンした。この図書館は蔵書数は多くないが、立地が抜群なので40年近くよく利用させてもらった。 . . . 本文を読む
「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎の生誕150年なので、牧野記念庭園で特別展「サクラで祝う富太郎の誕生日」が開催されている。武蔵野の雑木林はこんな感じだったのかと思う巨木が並ぶなかに、30年使った書斎が当時のまま保管されている。 . . . 本文を読む
西武池袋線・江古田から徒歩10分、武蔵野音楽大学楽器博物館を見学した。
収集資料は5000点を超えている。いったい世界に楽器が何種類あり、そのうちどのくらいに当たるのかはわからないが、相当な数がここに収集されていることは確かである。 . . . 本文を読む
味の素の企業博物館を訪ねた。「くらしと食卓」と「社会と歩んだ一世紀」の2つのコーナーが展示の中心だった。味の素が、戦前からマーケティングや広告に力を入れる企業だったことがよくわかった。1階には5万冊の蔵書を誇る、食に関するライブラリーがある。 . . . 本文を読む
国会正門前の憲政記念館で特別展「大正デモクラシー期の政治」が開催中だ。1925(大正14)年の普通選挙法成立をハイライトとする10年ほどの期間は、政治、社会運動、文化のそれぞれの側面で大きな進展があった。ただ天皇と大日本帝国憲法の下なので大きな限界があった。 . . . 本文を読む
「都電」といわれて思い浮かぶのは、昭和30年代の東京を描いた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」である。今年は東京都交通局創業100周年なので「東京の交通100年博」が開催中だ。都電6000形の現物、映画用につくった窓上ポスター、ロケ用の店舗、さらに系統板や経路を示すサボも展示されている。電車の座席に座ると、チンチン、ガタンという乗り心地を思い出す。 . . . 本文を読む
わたくしの放送の記憶のはじまりは、NHKの「一丁目一番地」や「お父さんはお人好し」だ。そして50年たち、再びラジオ第一放送で「地球ラジオ」や「ラジオ深夜便」をよく聞いている。ラジオ放送のふるさとは港区愛宕山で、いまNHK放送博物館となっている。なつかしい番組をビデオでみることができる。 . . . 本文を読む
荻窪の杉並アニメミュージアムで企画展「トキワ荘のヒーローたち マンガにかけた青春」が開催されている。新しい漫画の世界を切り拓いた1950年代の20代の若者たちの息吹を感じることができる。トキワ荘の住人のなかに岡山出身の森安なおやもいた。またこのミュージアムは漫画やアニメの資料を体系的に収集している。館長はトキワ荘のメンバーの一人、アニメ作家・鈴木伸一である。 . . . 本文を読む