多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

人の死に向き合う演劇 青年団の「S高原から」

2022年04月28日 | 観劇など
高原のサナトリウムを舞台にした芝居なので、テーマは人の死である。静謐さとゆったりしたテンポは青年団のいつもどおりだ。初演は1992年なので30年もの歴史をもつ。95年当時の台本と比べると、いろんな種類の改訂がみられ、興味深い。 . . . 本文を読む
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寅さん映画の高梁、津山への旅

2022年04月21日 | 
岡山に旅をした。「男はつらいよ」の車寅次郎は啖呵売の仕事で旅していたので、北海道から沖縄まで全国どの県にもロケ地がある。岡山県では高梁と津山である。高梁は71年冬公開の第8作「寅次郎恋歌」(マドンナ貴子=池内淳子)と83年冬の第32作「口笛を吹く寅次郎」(朋子=竹下景子)、津山は95年の最終第48作「寅次郎紅の花」の舞台となった。高梁は博(前田吟)の実家がある場所で、8作では母の死、32作では父の . . . 本文を読む
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岡山時代の劇作家・脚本家 内田栄一

2022年04月15日 | 
藤田敏八監督の「妹」「スローなブギにしてくれ」、若松孝二監督の「水のないプール」などのシナリオを書いたのは内田栄一だ。内田の実家は岡山市内の商店街にある古書店で、高校を卒業するまで暮らした。内田の岡山での足跡をたどった。 . . . 本文を読む
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首都圏9音大選抜オケの「ブルックナー」コンサート

2022年04月01日 | コンサート
3月26日(土)午後、ミューザ川崎で「音楽大学フェスティバルオーケストラ」のコンサートを聴いた。  このオケは、上野学園、国立、昭和、洗足学園、東京音大、藝大、東邦、桐朋、武蔵野の首都圏9音大選抜メンバーで構成されている。メンバー表をみるとたとえばヴァイオリンでは1st、2nd各14人で、9大学各2人で17人(東邦のみ1人)、そのほか、桐朋3、武蔵野3、上野、国立、東京、藝大、昭和各1人、コントラ . . . 本文を読む
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