多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

60年安保闘争から50年・6.19国会前行動

2010年06月24日 | 集会報告
民主党・鳩山前政権の日米共同声明と閣議決定から3週間、その後発足した菅直人政権もこの政策を継承している。6月19日夕方、辺野古新基地建設に反対する市民が北海道、静岡、愛知、広島などから集まり国会前行動を実行した。この場所は、いまから50年前には戦後最大の市民運動といわれる60年安保反対闘争が闘われ、市民と警官隊が激突した場所である。 . . . 本文を読む
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朴三石の「外国人学校はいま」

2010年06月17日 | 集会報告
日本には外国人学校が200校あまりあり、そのうち朝鮮学校は70校ある(2007年現在)。高校無償化問題で、外国人学校のなかで朝鮮学校のみ除外する新たな「差別」が生まれた。3月の国連人種差別撤廃委員会は日本政府に厳しい勧告を行った。また朝鮮学校の「教育内容」を専門家会議で審議するとの報道があるが、じつは検討するのは「教育内容」ではなく「教育課程」である。 . . . 本文を読む
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井筒和幸の「映画づくりの原点」

2010年06月14日 | 日記
「ガキ帝国」や「パッチギ!」を撮った井筒和幸監督の講演を聞いた。監督の映画づくりの原点は「なぜ人は会社や国家に体を売って働かないといけないのか」という問題だった。若松孝二監督の原点は「怒り」だったが、異なる「原点」をこの日聞けた。 . . . 本文を読む
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「国民外交」の立役者、渋沢栄一

2010年06月11日 | 博物館など
日本の資本主義の父、渋沢栄一は実業家であり社会事業家だが、民間外交の面でも大活躍した。大正末期、満洲問題や日本人移民をめぐりアメリカ国内の反日感情が高まるなか、太平洋会議に出席したり、日本太平洋問題調査会を設置して奔走した。さらに日本国際連盟協会会長としてラジオ演説まで行った。そのとき栄一はすでに88歳だった。 . . . 本文を読む
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恵比寿のさいき

2010年06月08日 | 居酒屋・銭湯紹介
恵比寿駅西口から2-3分、創業62年の歴史に裏打ちされた居酒屋がある。かつて、近所に住む奥野健男や東工大つながりの吉本隆明が来店していた。最近は、椎名誠、亡くなった立松和平や退陣した鳩山由紀夫が訪れた有名店だ。しかしだれが行っても若いスタッフが「お帰りなさーい」と歓迎してくれる。 . . . 本文を読む
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小野さやかの「アヒルの子」

2010年06月03日 | 映画
「アヒルの子」(小野さやか監督 2005年)という映画をみた。監督は1984年生まれ、5歳のとき1年間三重県津市のヤマギシ会幼年部で過ごし、それが大きなトラウマとなった。この作品は、20歳のとき卒業制作でつくったトラウマ「脱出」の映画である。 . . . 本文を読む
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