今年も卒展を観に藝大に行った。デザイン科の作品は、昨年以上に奥行きや構成・ストーリー性の深みが増したように思った。また先端芸術表現科やグローバルアートプラクティス(GAP)専攻科でもインパクトの強い作品、不思議な作品をいくつもみかけた。 . . . 本文を読む
東京芸大美術学部の卒業・修了作品展がコロナ明けで久しぶりに公開で開催された。デザイン科の院生・学生の作品で、驚くような作品、上質の刺激を受ける作品、興味深いものが多くあり、観る時間が足りなかった。観客も多かった。 . . . 本文を読む
スペイン西部のカタルーニャは20世紀の画家ピカソとダリと縁が深い。バルセロナのピカソ美術館とフィゲラスのダリ劇場美術館に行った。バルセロナは基本的には観光都市だ。市民の暮らしもほんの一部感じとることができた。 . . . 本文を読む
今年も国展を見に六本木の国立新美術館に行った。絵画部では長期化するウクライナの戦争への不安や怒りを訴える作品がいくつか見られた。彫刻部では「仲間」や「神への思い」をモチーフにした作品をみた。またトークインで、制作への思いを作家本人から聞けて有意義だった。 . . . 本文を読む
2008年に亡くなった赤塚不二夫のフジプロ旧社屋が老朽化のため取り壊されることになり、記念の展覧会が行われた。赤塚は「バカは真面目に」「リッパなバカになるのは大変なんだ」がモットーだった。波乱に満ちた人生だったようだ。 . . . 本文を読む
六本木の国立新美術館で国画会の第96回国展をみた。コロナ禍のせいで、国展が国立新美術館で一般公開されるのは、2019年以来3年ぶりのことだ。やっと日常が戻りつつある。とはいうものの相手はウィルスなので、ふたたび新規感染者数が増えつつあり、収束を見通せないのだが・・・。今年は運よく、トークイン「聞こえますかアートの声」のツアーに参加することができた。7年前に一度当たったことがあった。1グループ20人 . . . 本文を読む
京橋のアーティゾン美術館を訪れた。この美術館は、1952年開館のブリヂストン美術館が2015年に建物改築することに伴い一度休館し、2020年1月アーティゾンに改称してリニューアルオープンした。アーティゾンとはアートとホリゾンを組み合わせた造語で「新たなアートの地平をのぞむ美術館」への意志を込めたものだそうだ。。ブリヂストン美術館は有名だし、よく通っていたフィルム・センター(現・国立映画アーカイブ) . . . 本文を読む
6月5日(土)午後、アーツ千代田3331で「南北コリアと日本のともだち展」(主催:南北コリアと日本のともだち展実行委員会)をみた。日本(墨田、富士宮、大阪など)、中国(吉林省延吉市)、朝鮮民主主義人民共和国(ピョンヤン)、韓国(パートナー団体・オリニオッケドンムの呼びかけで集めた絵)の小学生の絵とメッセージ60点が展示されていた。テーマは「わたしがつくる未来」。この展覧会の作品は絵だけでなくメッセ . . . 本文を読む
亡くなってもう10年になるのか、井上ひさし。かなりマニアックな展覧会が世田谷で開催中だ。多才な人だったことを改めて発見できた。おもにこまつ座で観た30作の芝居のそれぞれが思い出される。続・アベの菅政権開始のいまこそ、憲法9条の重要性など井上が伝えたかったことを学ぶ必要がある。 . . . 本文を読む
国立近代美術館工芸館がこの夏、金沢に移転するという。最後の作品展「パッション20」をみた。陶芸、金工、木工、織、ガラスなど、宝のようなすばらしい作品にたくさん出会えた展覧会だった。 . . . 本文を読む
今年も国展をみた。国展は公募展なので大規模だが、同じ会場でミュシャ展をみた。こちらは巨大な絵、「スラヴ叙事詩」20点が並んでいた。巨大といえば大塚国際美術館には40mクラスの作品まで展示され、見ることができる。 . . . 本文を読む