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集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

山田朗が語る「戦争の歴史と戦後80年の歩みから学ぶこと」

2025年08月24日 | 集会報告
今年は戦後80年の節目の年だが、明治維新から敗戦までは77年。77年の日本の歴史は、戦争・植民地支配・国内暴力の連鎖と循環の時期だった。また大国のダブルスタンダードや「戦略爆撃」などジェノサイドを生んだ原因を、山田朗教授が考察した。 . . . 本文を読む
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植民地主義、分断と連帯を考える朝鮮独立運動106周年東京集会2025

2025年03月08日 | 集会報告
今年は、南北分断を日本政府の側から固定化した日韓条約締結から60年の年だ。韓国では尹錫悦大統領の弾劾裁判が進行中、また対中国の今年の米韓日合同軍事演習も間近。そうした状況のなか、日本の植民地支配責任、さらに分断と連帯を考える講演を聞いた。 . . . 本文を読む
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支配統制と軍国化に抗する都教委包囲・首都圏ネットの総決起集会2025

2025年02月18日 | 集会報告
都教委包囲・首都圏ネットの「総決起集会」が今年も開催された。卒業式を前にしたこの集会も21回目、日の君不起立処分の訴訟を続けているのもいまでは東京だけだそうだ。 格差貧困の拡大と日本の軍事国家化が強まるなか、教育現場では何が起こっているのか。 . . . 本文を読む
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重大な人権侵害をテーマにした多田謡子賞受賞発表会2024

2024年12月26日 | 集会報告
今年の多田謡子賞は、旧優生保護法被害者の国との闘い、福島第一原発事故で被災した梨づくり農家の苦難の復興、川崎の在日ヘイトスピーチ・ヘイトデモとの闘いの3テーマが受賞した。どれも重大な人権侵害に対する粘り強いの闘いの報告だった。しかし、不安のなかに希望がみえる話でもあった。 . . . 本文を読む
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安田浩一が語る「クルド人差別の現状」

2024年12月06日 | 集会報告
最近、在日クルド人へのヘイト犯罪に関する記事を見かける。さいたま市南部では聞くに堪えないヘイト・デモが行われているという。クルドの人々にとっては恐怖である。安田さんは、こんな事態が許されてよいはずがない、と熱く訴えた。 . . . 本文を読む
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ダニー・ネフセタイが語る「ガザの和平は実現できる」

2024年08月25日 | 集会報告
イスラエルによるガザへの、ジェノサイドとも呼ぶべき殺戮が始まって1年近い。なんとか停戦に持ち込む方法はないものか。 ダニーさんの話は強烈だった。軍隊の本質は、「良い側」と『悪い側」の差別、命令への服従、そして武力だ。宗教と軍隊が結びつくと、どの国でもどの時代でも人間は簡単に鬼になれる。たしかに日本の80年前もそうだった。 しかし人間社会の和平実現への祈りにも似た信念も、同じくらい強さを感じた。 . . . 本文を読む
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長谷川ういこが語る、れいわ新選組の「グリーン・ニューディール」

2024年08月10日 | 集会報告
省エネ・再エネのためのグリーン投資が新たな雇用や産業を生むグリーン・ニューディールについて長谷川ういこさんの解説を聞いた。しかも気候危機問題解決だけでなく、防災・安全保障、持続可能な経済への転換、生活の質の向上、さらに地域分散を促進することで地方自治の要にもなる多方面で効果を発揮するプランは、じつに魅力的だ。 . . . 本文を読む
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駒込武の「帝国の狭間の台湾、そして琉球」

2024年05月06日 | 集会報告
台湾有事で注目される台湾、しかしわたしたちは台湾の歴史も現状もほとんど知らない。朝鮮だけでなく台湾も50年も日本の植民地だった。日本の台湾への植民地支配責任を、沖縄の歴史と重ね合わせながら、駒込武さんが解説した。 . . . 本文を読む
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大事なことは市民が決める 2023札幌の住民投票運動

2024年03月29日 | 集会報告
札幌オリパラ招致の是非をめぐり、市民が自分で決めるため住民投票を実施する条例制定を求める市民運動が2023年に展開された。選挙(間接民主制)と住民投票(直接民主制)は、地方自治をよりよくするため、排他的でなく相互補完の関係にある、という説明は新鮮だった。またこの運動には、市民運動に参加するのは初めてという人が多かったそうだ。その点で、元気の出る報告だった。 . . . 本文を読む
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板垣竜太の「植民地支配責任」論

2024年03月08日 | 集会報告
今年の3.1朝鮮独立運動集会のメイン講演は板垣竜太さんの植民地戦争責任論だった。歴史修正主義、嫌韓流・在特会などのレイシズム、植民地支配責任、ダーバン宣言などの関係がよくわかる講演だった。 . . . 本文を読む
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大内裕和の「21世紀型ファシズムと戦争にどう立ち向かうか」

2024年02月18日 | 集会報告
20回目の都教委包囲・首都圏ネットの総決起集会で大内さんの講演を聴いた。内容は、「戦争」突入も意識して運動したほうがよいというショッキングなものだった。また現場の教員から、悲痛な現実をリアルに聞くことができた。 . . . 本文を読む
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500回を迎えた朝鮮学校無償化を求める文科省前金曜行動

2023年12月21日 | 集会報告
2010年4月に導入された高校無償化制度。しかしこの13年間朝鮮高校にだけは一度も適用されていない。安倍政権が、2013年に文科省令を変更したからだ。それ以降、朝鮮大学生、朝鮮高校生、支援する日本人たちが毎週金曜に文科省前で抗議集会を行い、この12月500回を迎えた。  「どれだけ叫べはいいのだろう。(略)怒りが今また声となる」と夕暮れ時、文科省前で怒りの歌声がこだました。 . . . 本文を読む
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「東京都こども基本条例」と朝鮮学校への補助金

2023年10月10日 | 集会報告
「東京都こども基本条例」という国連・子どもの権利条約に基づく条例が2021年春に制定されていたことを初めて知った。人権に無感覚な小池都政の下なので驚いた。この条例の精神に従えば、朝鮮学校に対する補助金給付も復活可能なはずだ。 . . . 本文を読む
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田中正敬が語る「関東大震災朝鮮人虐殺100年」

2023年08月28日 | 集会報告
朝鮮人虐殺の「震災の混乱のなかでの虐殺」という一般的なイメージと「実態」には大きな差がある。その違いは、日本政府が実態を調査していない、あるいは調査したことを公表していないからとのコメントに、なるほどと納得した。 . . . 本文を読む
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人道に反する入管法「改悪」法案へ国会前の反対行動

2023年04月28日 | 集会報告
いま国会で、入管法「改悪」法案が審議されている。難民認定申請3回で強制送還、家族をバラバラにするなど多くの問題があり、国連からも意見勧告が届いている。文字どおり人道上の問題がある法案が、与党の数の力で押し付けられつつある。しかし若者を中心に、国会周辺で反対する声が高まっている。 . . . 本文を読む
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