goo blog サービス終了のお知らせ 

多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

山田朗が語る「戦争の歴史と戦後80年の歩みから学ぶこと」

2025年08月24日 | 集会報告
今年は戦後80年の節目の年だが、明治維新から敗戦までは77年。77年の日本の歴史は、戦争・植民地支配・国内暴力の連鎖と循環の時期だった。また大国のダブルスタンダードや「戦略爆撃」などジェノサイドを生んだ原因を、山田朗教授が考察した。 . . . 本文を読む
コメント

国民民主、参政に風が吹いた2025参議院選挙

2025年08月10日 | 日記
3年に一度の参議院選挙の結果が7月21日に出た。自公大敗で過半数割れ、代わりに国民民主、参政党が急伸長した。欧米同様、日本にも差別排外主義が横行しそうな重苦しく、危険な世の中への道を歩み始めた。 . . . 本文を読む
コメント

崇から慧へ 馬場管106回定期演奏会 

2025年07月24日 | コンサート
わたしが長い間敬愛してきた馬場管・森山崇さんが、松林慧さんにバトンを引き継がれたことを示す記念コンサートが開催された。森山さんの最後の演奏は、マーラーでもブラームスでもなく、ベートーヴェンの交響曲第2番だった。とても生き生きした演奏を聞けた。また森山さんのティンパニ演奏も聴くことができた。 . . . 本文を読む
コメント

埼玉会館で聴いた馬場管の「運命」

2025年07月08日 | 美術展・コンサート
小雨のなか、高田馬場管弦楽団第98回定期演奏会を浦和の埼玉会館大ホールで聴いた。演目はウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲とベートーヴェンの交響曲5番、そうあの「ン・ダダダダーン」の「運命」だ。2曲ともポピュラーな名曲だった。指揮は森山崇さんのはずだったが、5月下旬に前庭神経炎という病気になり急遽降板、松林慧さんに交代した。わたくしが馬場管定期を聴きに行くのは、半分は森山さんの指揮目当てなので、正直 . . . 本文を読む
コメント

山形の明治近代建築と寅さんの旅

2025年06月20日 | 
山形には、意外なことに明治の近代建築、それも国指定重要文化財クラスの建物がいくつもあり驚いた。またいまから50年前男はつらいよのロケ地となった寒河江の慈恩寺を訪ねた。 . . . 本文を読む
コメント

井上ひさしと山形県川西町

2025年06月03日 | 
山形県川西町は劇作家・小説家の井上ひさしの生まれ故郷で、井上の22万冊の蔵書を保管管理する遅筆堂文庫がある町だ。公共交通機関で行くには不便だが、再現された書斎と周囲の本に圧倒される。 米どころ山形なので水田が多いが、井上が育ったのは酒蔵や味噌醤油製造所がある街道筋で、実家も商店だった。 . . . 本文を読む
コメント

あらためて美の多様性を感じた国展2025

2025年05月17日 | 美術展など
公募展なので点数に圧倒される。しかも部門が5つもあるので、数多い作品から多様な刺激を受ける。多様性のすばらしさをあらためて感じられる展覧会だ。 また国展ならではのイベント「トークイン」に今年も参加できた。作者から直接、制作の楽しさと苦労、追求する思いを聞く貴重な体験ができた。ただツアーのやり方はもう一工夫あるかも、とも思った。 . . . 本文を読む
コメント

無料イベントが充実しつつあるラ・フォル・ジュルネ東京2025

2025年05月08日 | コンサート
このイベントは、東京で始まってから今回で20周年、18回目とのこと。コロナ禍による3回のブランクはあったが、だんだん根を張ってきた。具体的には、無料コンサートや音響装置試聴、試奏などのイベントが充実してきた。 連休中、2つの集会に参加したので、それについても触れる。 . . . 本文を読む
コメント

3つのコンサートとマエストロ大友直人の指揮

2025年04月17日 | コンサート
沼尻竜典指揮の音楽大学オーケストラ・フェスティバル、佐藤正浩指揮のザ・オペラ・バンド、大友直人指揮の新日本フィルハーモニーの3つのコンサートを聴く機会があった。いままでと違う方向から聴いて、指揮者の役割を少し理解できた。 . . . 本文を読む
コメント

八丁堀の銭湯・入船湯の閉店

2025年03月29日 | 居酒屋・銭湯紹介
八丁堀の銭湯・入船湯が35年の歴史を閉じた。少し熱めの湯が売り物だった。閉店の直接の原因はビル建替えだが、公設民営を役所が維持しないと決めたことが大きいようだ。これで区内の銭湯は7つになる。これ以上減らないでほしいものだ。 . . . 本文を読む
コメント

植民地主義、分断と連帯を考える朝鮮独立運動106周年東京集会2025

2025年03月08日 | 集会報告
今年は、南北分断を日本政府の側から固定化した日韓条約締結から60年の年だ。韓国では尹錫悦大統領の弾劾裁判が進行中、また対中国の今年の米韓日合同軍事演習も間近。そうした状況のなか、日本の植民地支配責任、さらに分断と連帯を考える講演を聞いた。 . . . 本文を読む
コメント

支配統制と軍国化に抗する都教委包囲・首都圏ネットの総決起集会2025

2025年02月18日 | 集会報告
都教委包囲・首都圏ネットの「総決起集会」が今年も開催された。卒業式を前にしたこの集会も21回目、日の君不起立処分の訴訟を続けているのもいまでは東京だけだそうだ。 格差貧困の拡大と日本の軍事国家化が強まるなか、教育現場では何が起こっているのか。 . . . 本文を読む
コメント

奥行き深い構想のデザイン科作品をみた東京藝大卒業・修了作品展2025

2025年02月07日 | 美術展など
今年も卒展を観に藝大に行った。デザイン科の作品は、昨年以上に奥行きや構成・ストーリー性の深みが増したように思った。また先端芸術表現科やグローバルアートプラクティス(GAP)専攻科でもインパクトの強い作品、不思議な作品をいくつもみかけた。 . . . 本文を読む
コメント

在日の生活拠点に建つウトロ平和祈念館

2025年02月02日 | 博物館など
京都府宇治市南西部の在日集住地区だった場所にウトロ平和祈念館がある。戦時中の飛行場建設のため各地から集まり、狭い飯場で暮らし、戦後はそのまま見捨てられた在日の人びと。土地明け渡し訴訟に敗訴したものの、国内外の強力な支援により、行政が動き、希望者は全員、新設の市営住宅に入居できた。その歴史を、未来へと継承する貴重な展示館である。 . . . 本文を読む
コメント

バレエ「くるみ割り人形」を観に行く

2025年01月06日 | コンサート
はじめてバレエ公演を観た。演目は「くるみ割り人形」。身体の動きまでは見えない席だったので、バレエのすばらしさはわからなかったが、規模が大きく、人目を惹くショービジネスに近いジャンルのものであることは、わかった。 . . . 本文を読む
コメント