多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

加害の記憶をどう受け継ぐか

2009年07月31日 | 集会報告
「7.7盧溝橋事件記念集会」が開催された。第2部では20代、30代の4人が自分の活動を語り合った。戦争体験者との直接交流が大きなインパクトになり活動を始めたこと、映像表現を重視し国際的な交流をしていることなど「軽やかでしなやかな活動」がかいまみえる報告があった。 . . . 本文を読む
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7.23教科書採択緊急決起集会

2009年07月28日 | 集会報告
7月23日は、中高一貫校と特別支援学校の教科書を採択する都教委定例会の開催日だった。分厚い資料を手にした指導部長の説明が終わり、さて教育委員の無記名投票という場面で、瀬古利彦、内館牧子の2人の委員の欠席を理由に、4人だけでは責任が重いと採択を延期した。この日の夜「つくる会」教科書採択に反対する緊急決起集会が開催された。 . . . 本文を読む
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三鷹陸橋で太宰治が遠望した風景

2009年07月24日 | 日記
今年は太宰治生誕100周年の年である。三鷹の太宰治文学サロンを訪ねた。帰りに、身投げした玉川上水や墓がある禅林寺にも立ち寄った。駅の西側にある中央線の陸橋は、骨組やコンクリートが、1929年に完成したときのままである。太宰は好んでこの陸橋に上ったという。1948年39歳で亡くなった彼は、どんな風景をみて何を思ったのだろうか。 . . . 本文を読む
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吹奏楽の夏

2009年07月21日 | 日記
40年ぶりに吹奏楽のコンサートを聞いた。夏休みは中高生にとってコンクールや文化祭を前にした重要な時期だ。しかしこういうイベントも開催される。小学生の合同演奏で「アタックNo.1」をやっていたのには驚いた。リアルタイムでみていたのはひょっとするとこの子たちのおばあちゃん世代だろう。 . . . 本文を読む
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わたしの09都議選

2009年07月17日 | 日記
7月12日投票の東京都議選で電話入れを手伝った。たいていは留守電だったが、なかには会話がはずむこともあった。結果は残念ながら落選だった。有権者と直接話すことができる数少ない選挙手法ではあるがが、今後「電話」の比重は小さくなると思う。それに代わり、いまは公選法が追い付いていないが、ブログやメールが重要になるだろう。 . . . 本文を読む
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「真に価値ある書籍」の復権

2009年07月14日 | 日記
第16回東京国際ブックフェアをみに東京ビッグサイトに行った。フェアでみる限り、大手出版社と良書を出版する中堅・中小出版社の格差が縮まったようだ。「真に価値ある書籍」が、相応の評価を受けられる時代に戻りつつあるのなら喜ばしいことである。 . . . 本文を読む
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「サロメ」を聞いた馬場管74回定期演奏会

2009年07月10日 | 日記
この日の演奏のメインプログラムはチャイコフスキーの交響曲第4番だった。フィナーレの盛り上がりはすばらしかった。それ以上に「サロメの踊り」がよかった。指揮者もノっていたようで、「ペールギュント」では、指揮台から10センチほど飛び上がっていた。 . . . 本文を読む
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清流のほとりの澤乃井の蔵

2009年07月07日 | 日記
多摩川を青梅からさらに7キロほど遡ったところに、「澤乃井」の蔵元・小澤酒造がある。白壁の蔵が何棟もあった。工場の前には多摩川の清流が流れている。漁協がヤマメやニジマスを放流している。またカヌーが3隻、水面を滑るのがみえた。 . . . 本文を読む
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壊すな築地6.27東京大行進2

2009年07月03日 | 日記
東京都は、2014年に築地市場を移転し豊洲に新市場を開場しようとしている。しかしこの土地は32年間都市ガス工場だった場所で、副生物としてベンゼンやシアン化合物を生成していた。案の定、土壌から環境基準の4万3000倍のベンゼン、860倍のシアン化合物が検出された。築地市場移転は、新銀行東京への税金投入、外環道建設と並ぶ石原都知事の3大ムダ事業である。30度の気温のなか「市場を毒の上につくるな」というデモが開催された。 . . . 本文を読む
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