10月29日(水)秋晴れの空の下、定例ビラ撒きを行った。この日のアピールは免職取消し訴訟の九段中学校長の証言が中心だった。免職処分から2年半、訴訟開始から2年、裁判は9月から証人尋問が始まり、次々と新事実が明らかになっている。 . . . 本文を読む
003年の10.23通達から丸5年、この間処分された東京都の教職員は410人に上る。そしてあの感動の06年9.21難波判決から2年。その後06年12月の教育基本法「改正」、07年2月の最高裁ピアノ訴訟判決と厳しい状況が続いている。5つの訴訟が12月に結審するのをまえに10.23通達関連裁判訴訟団16団体共催の集会が開催された。 . . . 本文を読む
昨年、アメリカ、オランダ、カナダの下院、そしてEU議会で日本政府に「慰安婦」問題の解決を求める決議が相次いで採択された。いまこの問題はどうなっているのか最新情報を聞く集会が開催された。10年以上、立法化の問題に取り組んでいる戸塚悦朗さんのお話を中心に紹介する。「たった一人でもできることはある」という強い決意が感動的だった。 . . . 本文を読む
10年以上長期低落傾向にあえぐ雑誌業界。日本ではじめてミリオン雑誌となった講談社のキング創刊までの雑誌の歴史をたどる企画展が開催中である。会場の印刷博物館には印刷の歴史の展示や「印刷の家」という活版の実習スペースもあった。活版はいまでは過去の印刷方式だが、この企画展に並ぶ雑誌はほぼすべて活版のはずだ。活版の文字は力強く、読み手の心に迫る。 . . . 本文を読む
世田谷から杉並に選挙区を移した国会の質問王・保坂展人議員の集会が阿佐ヶ谷で開催された。若い世代が企画したもので、民主党、国民新党、生活者ネットの各議員と保坂議員との対談、20代の人のインタビュー、寿の「前を向いて歩こう」の大合唱もあるユニークな集会だった。 . . . 本文を読む
9月30日、新宿利佳大学と呼ばれた歌舞伎町の居酒屋が閉店した。初代ママの時代から数えると半世紀にほんの1年及ばない歴史だった。客同士自由に話ができる店だったので多くの思い出がある。多士済済のお客さんは、たいてい年長で多くのことを教えていただいた。 . . . 本文を読む
水島朝穂教授はNHKラジオ第一放送の「新聞を読んで」に11年もレギュラー出演している。この日の講演では、ヒトラーがいうように大衆の「忘却力は大きい」が憲法には一条一条、過去を忘れないための工夫がしてあること、メディアの後押しで厳罰化が進むなか、裁判員制度が開始されると市民が市民の自由を減らすこともありうると危険性を強調された。 . . . 本文を読む
2009年度の区議会議決を目標に、練馬区新基本構想の策定が進んでいる。1977年10月の策定以来30年ぶりの改訂作業である。基本構想審議会会長の大杉覚・首都大学東京教授が、いまなぜ改訂なのか背景を解説する講演会が開催された。審議会設置に先立つ区民懇談会は、「新しい歴史教科書をつくる会」の信奉者が占拠しているのではないかとすら思わせる報告書を発表した。11月には中間まとめが発表され区民の意見が募集される。今後の進展を注意深く見守る必要がある。 . . . 本文を読む