多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

飯田哲也の「原発のない未来のつくり方」

2011年11月27日 | 集会報告
風力、太陽光など自然エネルギーを原子力に代替させることは十分可能だ。飯田哲也さんが数々のデータを使って説明した将来予測には説得力があった。ただし政治家のリーダーシップと賢い政策が前提となる。また地域のなかでいかに便益のある形をつくるか、身の丈サイズのプロジェクトを住民主導でつくることが実現のカギとなる。 . . . 本文を読む
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大正デモクラシーの時代

2011年11月21日 | 博物館など
国会正門前の憲政記念館で特別展「大正デモクラシー期の政治」が開催中だ。1925(大正14)年の普通選挙法成立をハイライトとする10年ほどの期間は、政治、社会運動、文化のそれぞれの側面で大きな進展があった。ただ天皇と大日本帝国憲法の下なので大きな限界があった。 . . . 本文を読む
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新しいナショナリズムと横浜市の教科書採択

2011年11月12日 | 集会報告
今年の教科書採択で、横浜市全域で育鵬社の教科書が採択された。この問題をめぐり加藤千香子さん(横浜国立大学)の講演会が開催された。加藤さんは、その背景には、ポスト戦後・グローバル化時代に対応し90年代半ばに生まれた新しいナショナリズムが、草の根運動で勢力を拡大し、0年代に首長を次々に当選させ、いまでは体制化してメディアも何もいわなくなった主導権獲得の歴史がある、という。 . . . 本文を読む
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青年団の「ソウル市民」

2011年11月07日 | 観劇など
韓国併合の1年前、明治末期のソウルのリベラルな日本人家庭の居間で淡々と進行する会話劇。「朝鮮語っていうのは、あの音は、文学には向いていないと思うのよね」「こっちの人の言葉って、刺々しいですからね」と「悪意なき市民たち」のセリフが飛び交う。 . . . 本文を読む
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