ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「ブランカとギター弾き」

2017-08-07 | 演劇・ライブ・映画


昨日「ブランカとギター弾き」を見てきました。

舞台はフィリピン・マニラ。
日本人監督・長谷井弘紀がほとんど路上でキャスチングした出演者。

親を知らずにスラム街で生活してきた少女ブランカは、
欲しかった母親をお金で買おうと考える。

ある日、彼女はピーターという盲目のギター弾きと知り合う。

ピーターから得意な歌でお金を稼ぐように勧められて、
彼の演奏をバックにレストランで歌い始めるブランカ。
ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、思わぬ危機が…。



目が見えなくても、人々を温かく見守るピーターの眼差し。
そして、柔らかく心に染み入るピーターのギターの音色。

理不尽な世の中で、たくましく生きて行くブランカ。
ブランカのまっすぐな歌声が心に響いてきます

心温まるストーリーでありながら、
現在のストリートチルドレンが抱えている問題をストレートに描いています。

「なぜ大人は子供を買うのに、子供は親を買えないの」と叫ぶブランカ。

「盲人ばかりだったら戦争なんて起こらない」とつぶやくピーター。

心に突き刺ささる一言があちこちに…。



20年近く前に訪れたセブ島。
リゾートのすぐそばに貧しい人々の生活がある現実。

でも、その子供達の瞳がとてもキラキラ輝いていた事。
そして、貧しくても楽しそうな歌声が響いてきて…

ショッキングでありながら、幸せって何だろうと考えさせられた出来事を
改めて思い出しました。


ストリートチルドレンが変わらずいるという現実。
忘れずに、何か支援出来出来たらいいなと思いました。

とても良い映画だったので、興味がある方は是非
 シネスウィッチ銀座で上映中です。


















コメント
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