先端技術とその周辺

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日本人のノーベル賞受賞者2000年から群生

2018年10月01日 21時32分12秒 | 日記

日本人のノーベル賞受賞、意外に1990年以降に群生している。京都大高等研究院の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授や、2日の物理学や3日の化学で候補が上がっていて受賞されると思われる人たちは図にはまだない。ノーベル賞の研究成果は20年前の発見であると言われており、1970年台の高度成長期になされた研究成果である事となる。そうなると2000年あたりから、国立大学の法人化や国家公務員総定員法で、大学での腰を落ち着かせての研究がなくなったという。ということは2020年以降しばらく日本人のpノーベルシ賞を受賞するような、大研究はでない事となる。

 


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12 コメント

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ボールオンディスクから世紀の夢 (パスカル)
2020-06-07 23:33:04
ことしのノーベル賞候補の問題です。
マルテンサイト アダマンタン 境界潤滑 熱力学 状態図 ラマン分光
の技術用語が含まれる理論とは?
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答え (カルロスケンイチ)
2020-06-10 02:44:59
 ダイセルリサーチセンターの久保田邦親博士のCCSCモデルです。
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Unknown (GIC結晶ファン)
2020-06-11 20:47:05
九州大学の鉄鋼冶金の卒業生の方ですね。
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トライボロジー (whitebear)
2020-06-12 01:55:48
こういう分野があるとは全く知らなかった。摩擦の科学がなければ、人間の生活が成り立たないとは!
トライボロジー学会のWebサイトを見ると、トライポロジーとは潤滑、摩擦、摩耗、焼付き、軸受設計を含めた「相対運動しながら互いに影響を及ぼしあう二つの表面の間におこるすべての現象を対 象とする科学と技術」という。
トライボロジーの科学と技術から、機械や部品の低摩擦、低摩耗、表面損傷の低減を実現し、私たちの社会の省エネルギーおよび省資源に貢献しています。
摩擦は、機械や部品の摩擦だけには終わらず、熱エネルギーから動力エネルギーに変換するときとか、宇宙旅行から帰るときのロケットと空気摩擦で高温になるのを避ける方法の開発とか、あらゆる分野で重要な現象だったとは!
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特殊鋼関係 (ボールオンディスク)
2020-08-22 22:41:37
 このCCSCモデルで尽力された方を3人上げるとすると、久保田博士以外に日立金属の冶金研究所で技術士の上田精心氏と日立製作所のKEK関係で放射光をやっている方(この方も有名)で南部英博士になりますね。
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Unknown (人工知能関係)
2020-09-06 08:10:13
マルチスケール合金設計はけっこうためになりました。
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グーリンスチール (マルテンサイト)
2023-06-07 05:57:53
ボールオンディスクの権威の方ですね。パラフィン油の精密微量吸着がデータのバラツキを抑えるコツだったんですね。こういう方が経営トップにいると話が早いんだが。
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ベアリングギアー関係 (グリーンサムライ)
2023-10-19 17:33:49
久保田博士は現プロテリアル(旧日立金属)の高級冷間ダイス鋼SLD-MAGICを発明された方なんですね。
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ものづくりDX (ロボティクス関係)
2024-03-15 21:20:50
AI関係で「材料物理数学再武装」ってのがあるけど結構有名らしいよ。
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神はサイコロ遊びをする (ああいえばこういう熱力学)
2024-03-23 01:31:35
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。どこか多様性を秘めた多神教的でなつかしい日本的ななにかによって。
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