先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国の2020年総人口は14.1億人

2021年05月11日 12時42分14秒 | 日記

ロイターが、『中国の2020年総人口は14.1億人、「一人っ子政策」導入以来最低の伸び』と報じていたが、人口構成が逆ピラミッド傾向が強くなって、今後の経済成長は勝手より減速されるであろう。下記のグラフは、2017年度の人口ピラミッドであるが、その傾向は変わっていない。

[北京 11日 ロイター] - 中国が11日に発表した2020年の総人口は、1970年代後半に「一人っ子政策」が導入されて以来、最低の伸びとなった。人口減少を回避するため、当局は出生数の増加に向けた対応を迫られそうだ。中国が発表した2020年の国勢調査によると。総人口は14億1000万人で、前回調査(2010年)時の13億4000万人から5.38%増加した。10年前の伸び率は5.84%増だった。

中国は2016年、人口を2020年までに約14億2000万人にする目標を掲げていたが、この目標をわずかに下回ったことになる。

 

中国国営メディアはこのところ、今後数年で人口が減少に転じる可能性があるとの見方を伝えている。国連は中国本土の人口が2030年にピークに達し、その後減少に転じると予測している。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は4月下旬、状況に詳しい複数の関係者の話として、中国の人口が2020年に前年比で減少したと報道。中国国家統計局は、2020年の人口は増加したとの1行の声明文を発表したが、いつに比べて増えたかは明らかにしなかった。

経済力の強化を目指す中国では、以前から人口問題に対する懸念が浮上している。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 半導体回路は2ナノ時代、ト... | トップ | 中国の量子コンピューター、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事