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自衛隊の海兵隊の新設、鑓と楯だがやむを得ない!

2017年10月31日 07時44分55秒 | 日記

 

海上での訓練(陸上自衛隊公式フェイスブックページより、写真はイメージ)

「改正自衛隊法」で、全国の陸上自衛隊の部隊が一元化され、「陸上総隊」を創設され、その直轄組織として「水陸機動団」をが新設されるという。軍拡は当然、戦争は絶対にしてはならないが、今の国際情勢をみると、ある程度の精鋭部隊を作らざるを得ない。それこそ、鉾と楯の矛盾は避けられない。

水陸機動団は長崎県佐世保市の西部方面普通科連隊に組織される。隊員の多くがレンジャー資格を持つ精鋭部隊で、これまでに日本国内や米国で米海兵隊と共同演習も行っていて、2千人の精鋭部隊となるという。 その駐屯地は海に面した92万平方メートルの広大な敷地に、水泳や射撃訓練はもちろん、カラビナやハーネスなどを使った山岳登攀訓練、ゴムボートなどを用いた水路潜入訓練など、多彩な訓練が行え、陸両用車の専門部隊も新設される世界的にも精鋭部隊だという。。

配属される水陸両用車は米国製車両で、地上ではクローラー走行し、水上ではウォータージェット推進により浮上航行する。乗員3人以外に兵員25人を運ぶことができ、離島への上陸強襲作戦などに威力を発揮する。

実際に離島が占拠された場合、海上自衛隊の艦船で島まで数キロメートルの沿岸まで接近し、そこから水陸両用車やボート、ヘリコプターなどを使って上陸するという。ただ、その前に戦争映画であるような航空自衛隊の戦闘機や海自の護衛艦を使って攻撃し、敵を制圧することが必要である。人命第一が前提だからである。

離島が無人島なら良いが、有人島の場合はさまざまな課題はあるだろうが、水陸機動団の誕生は、日本の離島を不法に占拠しようとする組織への「抑止力」になる。

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