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JR九州,駅無人化を県庁所在地近郊で加速化?!

2017年10月06日 02時31分37秒 | 日記

インタビューに答えるJR九州の青柳俊彦社長=福岡市博多区で2017年10月4日

毎日新聞は、JR九州の青柳俊彦社長は、今後5年で九州各県の県庁所在地の近郊駅に遠隔操作で乗客の安全を見守るスマートサポートステーション(SSS)を導入し、駅の無人化を進める方針を報じていた。合わせて、また、九州北部豪雨で一部不通の日田彦山線を含め、路線を維持するか、バスなど他の公共交通機関へ切り替えるかなど路線別収支を沿線自治体に初めて示して議論を加速させる考えも示した。

 背景には、少子高齢化や高速道路の整備でローカル線の利用者減少がある。JR九州は今月25日で上場1年を迎えるが、鉄道事業の実質的な赤字を流通や不動産事業で補う経営構造は変わらず、株主の理解を得るためにも鉄道事業の合理化、見直しが欠かせないとしている。

 SSSは、主要駅近郊のサポートセンターでオペレーターが複数の防犯カメラで駅構内を監視し、インターホンで乗客に対応する。既に福岡県の香椎、筑豊両線に導入しており、来年3月には大分市の駅で取り入れる計画だ。青柳社長は「利用者からは使い勝手がいいと評判で、サービス向上につながっている」と強調。今後、投資効果を見極めつつ熊本や長崎、鹿児島などへ拡大させる。

 JR九州が今年7月に初めて明らかにした在来線の路線・区間別の利用状況(2016年度)によると、国鉄分割民営化で同社が発足した1987年度実績と比べて利用者が最大8割減少した。青柳社長は「利用状況を公表して『こんなに減っているとは知らなかった』と言われる。鉄道を残した方がいいのか、軽便な交通機関の方がいいのか。公共交通機関の維持を地域で議論しなければローカル線は破綻する」と強調した。今後、路線・区間別収支を沿線自治体に伝達する方針だ。

 ただ、ローカル線は地域の足であり、豪華寝台列車「ななつ星in九州」や観光列車の貴重な運行ルートでもある。青柳社長は「ネットワーク維持のため、地元の皆さんと協力して地域を活性化したい」とも語った。

鹿児島本線から枝分かれしている枝線では、福岡市の人口がそれなりにある香椎線でも、無人化されている。特に気になるのは、安全確保のためか、遮断機が下りている時間がやたら長いのも不便だし、無人駅での乱暴狼藉が防げないというのもある。

JR九州の鉄道事業収入は、15%まで落ちていて、不動産や、農業など多角化されていて、【連結事業】運輸サービス45(15)、建設6(8)、駅ビル・不動産16(34)、流通・外食26(3)、他7(4)(2017.3)となっている。また、2017年3月期の

売上高は382,912百万円、営業利益58,743百万円、当期利益44,751百万円とこうちょう。しかし鉄道事業が根幹なので、無人駅かはやむを得ないと思うが安全対策、特に車内の乱暴狼藉に対する防犯対策はしっかりとってもらいたい。

 

 

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