先端技術とその周辺

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インド、2030年までにガソリン車撤廃し、EVのみとする方針

2017年06月05日 03時42分11秒 | 日記
CNNによると、インド政府は、インド国内で販売する自動車を2030年までに全て電気自動車に限定するとの野心的な政策を明らかにした。

インド政府によると、電気自動車とハイブリッド車の年間販売台数は2020年までに600万台から700万台を見込んでいる。

インド経済は急成長を遂げているが、新たな産業の台頭や通勤客の増加で大気汚染も急速に悪化している。世界で大気汚染が最も深刻な国の1つともされ、年間120万人の死因になっていると推定する報告書もある。首都ニューデリーでの呼吸は1日当たりたばこ10本の喫煙に等しいと見る医者グループもいる。

インド政府による今回の計画を受け、米国の電気自動車メーカー「テスラ」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、これを歓迎する考えをツイッター上で表明。同社はまだ、インド市場に進出していないが、同CEOは過去に再三、インドでの店舗開設計画に言及している。

インドは他のクリーンエネルギーの開発計画も積極的に進めている。太陽光エネルギーの利用を増やす大規模計画にも取り組んでいる。同国のモディ首相はトランプ米大統領が地球温暖化対策のパリ協定からの離脱を宣言した後、同協定を順守する努力を倍増するとの決意も表明した。


トランプ大統領のパリ協定離脱宣言以降の、この宣言はおおいにいみがある。中国も、EV宣言をしており、欧州もEV化宣言をする国々が出てくるだろう。

残る大きな課題は発電をどうするかであろう。
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