産業廃棄物

2018-02-15 14:22:06 | 日記
廃棄物処理法(1970)により定められている、事業活動に伴って発生する特定の廃棄物。多量発生性・有害性の観点から、汚染者負担原則に基づき排出事業者が処理責任を有するものとして現在20種類の産業廃棄物が定められている。うち、特定の事業活動に伴って発生するものに限定される品目が7種類(業種限定産業廃棄物)ある。産業廃棄物以外を一般廃棄物と呼び、処理責任は市町村とされている。
産業廃棄物の総排出量は2003年度実績で年41,160万トン、汚泥・動物ふん尿・がれき類の上位3品目で8割を占める。排出事業者が責任をもって処理することを原則とし、そのうち7割までが処理業者に委託される。特定の発生源から同質の廃棄物が大量に発生することから、約5割が再生利用され、約4割が減量化され、約1割が最終処分量される。なお、最終処分場の残存容量は、2004年4月現在、約18418万平米、残余年数は6.1年(首都圏は1878平米、2.3年)と逼迫している。


粉石けん

2018-02-15 14:21:02 | 日記
脂肪酸ナトリウム(固形)または脂肪酸カリウム(液体)を主成分とし、苛性ソーダとけん化反応させて作る。助剤として香料や着色料、金属イオン封鎖剤(硬水軟化剤)、炭酸塩を使ったものもある。
通常の使用では人体に対する影響がほとんどないが、市販の石けんによく使われる助剤のエデト酸塩には、皮膚障害や催奇形性などの疑いがある。無添加のものは天然成分であり、微生物分解を受けやすいために環境への悪影響はほとんどない。
粉石けんが上手く溶けない、石けんカスが衣類に残る、衣類に黄ばみが残る、洗濯機に黒カビが発生する等の問題が生じる場合もある。これには予洗を十分して泡立ちをよくしたりして適正使用するよう工夫する必要がある。

スマートメーター

2018-02-15 14:18:49 | 日記
 通信機能や端末機器等の管理機能を持つ高機能型のメーターを含んだシステムのこと。「AMI(advanced metering infrastructure)」と呼ぶこともある。主に電力メーターに組み込まれることから、高機能電力メーターのことを指すケースも多いが、電力だけでない各種メーターの管理システムも含む。
 エアコンや照明、セキュリティー機器などの家電機器等や事業所内設備系機器を、電気/ガス/水道等の各種メーターと無線通信機能等により接続することによって、各機器の稼動状況などを把握・管理する仕組み。メーターは自動検針でエネルギー利用量を記録するが、双方向性の通信機能によって、事業者サイドからリアルタイムで電力単価等を知らせることができるなど、エネルギー利用に関する「見える化」を図り、ユーザーの省エネを間接的に促すことを目的としている。
 東京電力では、2010年より導入実験を開始している。一方、米国では大手電力事業者が中心になって、2008年前半に家電機器を電力メーターから制御するための標準仕様「OpenHAN(home area network)」を策定している。