微生物

2018-02-04 09:52:58 | 日記
肉眼では見えないような微少な生物の総称だが、大きさについて厳密な定義があるわけではない。藻類や原生動物など、単細胞・多細胞生物で細胞の機能や組織分化がほとんどみられない生物が代表的だが、細菌類や菌類、ウイルスを含む場合もある。
微生物は動植物の死骸などを分解するため、自然界の物質循環における重要な構成員となっている。病原体もあるなど、人間生活との関わりは深い。大腸菌をはじめとするいくつかの微生物は、成長が速い、代謝活性が高い、定量的な操作がしやすいなどの特徴から、医学や遺伝学などの実験材料として広く利用されている。

水素自動車

2018-02-04 09:51:34 | 日記
水素を燃料にして走る自動車。水素燃料は炭素を含まないため、燃焼しても二酸化炭素、一酸化炭素、炭化水素が発生しない。
現状では、水素を大量に製造する技術、貯蔵の技術の開発が課題となっている。水素の貯蔵方法としては、高圧水素、液化水素、水素吸蔵合金が考えられているが、安全性の面からは、液体水素や水素吸蔵合金が有利といわれている。
太陽、地熱、風力などで発電した電力を使い海水の電気分解により大量に水素が製造できれば、地球環境保全の面で理想的な燃料といえる。

界面活性剤

2018-02-04 09:50:09 | 日記
分子中に親水基と疎水基の両性官能基をもつという構造的特長によって、物質の境の面である「界面」に作用して性質を変化させる物質。自然界では生体膜の構成など生命維持に重要な役割を担っている。工業的にも、洗浄や殺菌、帯電防止などの目的に広く利用されている。
分子のイオン性によって、アニオン系(陰イオン系)、カチオン系(陽イオン系)、非イオン系及び両性系界面活性剤の4種類がある。
界面活性剤による、汚れなどの疎水性成分の洗浄は、界面活性剤の持つ浸透作用、乳化作用、分散作用が総合的に働くことによる。
界面活性剤はしばしば環境汚染を起こすことがあり、日本石鹸洗剤工業会ではPRTR法の対象物質となっている界面活性剤に使用されている主要洗浄成分について、ハザードデータの収集と評価、環境モニタリング並びにそれらの環境及び人の健康影響に関するリスク評価を行い、結果を公表している。