PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

マイルスの理論、エヴァンスの水の音色

2007-05-16 12:06:52 | 音楽

ルル、昨日からお仕事始めてます・・・

 

いくつものことを同時に出来ない不器用な性格なもんで、ブログを書き始めたらまたいろいろ凝り始めちゃったりして、そっちに一生懸命になってしまいそうなので、仕事を終えるまでは更新は控えようかな・・??と思ってましたが・・・。

サラッとだったらいいよね・・・
皆さま、ルルがまた独りよがりの完璧主義にならないように暖かく・・つっこめるところはつっこんでしまってください・・m(__)m
これからは感覚的にサラッとセンス良くモノを書くことも覚えたい~~。。
今日はいろいろ計画して、時間を有効につかうぞお~~。。。

昨日はキーマカレーとジャーマンポテトサラダを作ってダンナさんを待ってました・・
ダンナさんが帰って来てから、NHK教育の『知るを楽しむ』という番組を見てたのですが・・・。マイルス・デイヴィスの特集を放映してました

マイルス・デイヴィスの中の音楽理論の移り変わり・・変化を番組では追っていってたのですが、それにともなう、ジャズ界のビバップ→モードジャズへの歴史的変化の経過・・・。


1.モードジャズ以前のジャズはコード進行によって曲が構築されているのだが、モードジャズとは、音階の設定によって構築されている。

2.マイルスは今まではどうしても派手で華やかな(耳にうるさい?)音しか出せなかったトランペットの音に変革をもたらすため、ミュート奏法という奏法を編み出し、彼独特の抑えた(くぐもった)内省的な音でジャズの歴史を換えた。

↑ってところがすごく「オォーーッ...」って“目ウロコ状態”になりました。(私の“耳覚え”なので、間違ってたら教えてください。。

 

Kind of Blue

COLUMBIA/LEGACY

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↑ビバップ→モードジャズの歴史的変化のターニングポイント的存在と言われている盤「Kind of Blue」。参加メンバーは、マイルス・デイヴィス(tp)ジョン・コルトレーン(ts)ポール・チェンバース(b)ジミー・コブ(ds)キャノンボール・アダレイ(as)ビル・エヴァンス(p)

Milestones

Sony Jazz

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↑マイルスだと今んとこ、この盤が好きなんだけど、今探してみたら見つからない。。あとで見つけて聴いてみます~~

あと、マイルスの周りのジャズメン、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス(←大好き)・・あと、エンターテイナーだとフランク・シナトラとか・・(←昔、30歳年下で当時20歳そこそこのミア・ファローを嫁にしたちょいロリおやじ・笑 ギャングとも繋がりあり...)それらの面々が画面に出てきたのも「ウォォーー...!!!」って感じでした・・・。

マイルスがビル・エヴァンスの出すピアノの音色を、“澄んだ滝から流れ落ちる輝く水のような音色”と表現したというエピソードにググッと来てしまった・・・

水のような音色・・というとルルの大好きなしめやかで感傷的な作曲家、モーリス・ラヴェルも思い出しますが・・・(クラシック畑のヒトだけど...)

ビル・エヴァンスだと、一年半くらい前にダンナさんに聴かせてもらったこの盤「From Left to Right」が好きです・・

From Left to Right

Universal

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↑4曲目の“Soiree”という曲が猛烈に好きなのですが・・・、“Soiree”ってどういう意味の言葉かな・・??
“The Dolphin”も好きBeforeもAfterもどっちも☆☆

 

それ以前、まだ独身の時に、「Moon Beams」を買いました

Moon Beams

Apo

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↑ジャケットの女性、あの“NICO”ですよね・・??彼女はヴェルヴェットを演る一方でこんな活動もしてたのね・・元々は、モード系のモデルだもんね・・

その頃は、割合と自分の気持ちをアップさせるような、元気な感じのものをよく聴いていて、とても落ち着いていて静かであるビル・エヴァンスの音色は時節では無かったみたいなのですが、私の耳が成長したのか(笑)ビル・エヴァンスに今興味がある状態で、いろいろ知っていきたいです


余談ですが・・、番組の司会進行をしていた菊◯成孔氏のことを、ダンナさんが、「口数が多いんだけど、中身はペラッペラ。なんか意味があるように含みをもたせて喋るんだけど、特に意味はない。書くものもそんな感じ。こんな男が女にモテるのが許せん。」とか言ってました。。(うちのダンナさんは女の子にモテるミュージシャンが大嫌いみたい。。Re-Trick君たちをのぞいて...←彼らのことはホント女の子にどんどんウケて欲しいと言っていたから...詳しくはダンナさんに聞いてください~~m(__)m)

ルルは、「そうそう!!テキサス帽は断然ルルの方が似合う。。(??)(←菊地氏がテキサスっぽい帽子を被っていたから...)」って意味不明な言葉で相づちを打ちました・・(^_^;)


最後に・・・、ダンナさんとルルの“おバカ”な会話を。。。↓

ルル「ジャズっていろいろ難しい理論に基づいた音楽なんだねぇ。。」
チョモ「あっ、そうだよ。ジャズ=理論だから。」

(なんか敷居高くダンナさんに除外されたような気分になったルル。。こんなキモチにはお兄ちゃんとの時にもなった気が。。デ・ジャブ。。)
ルル「・・・・・絶対、あんたを超えてやる!!
チョモ「エッ!?なに言ってんの~~??笑
ルル「・・・あっ!!でもジャズ=理論じゃないと思う!! ジャズ=パッションだよ!!!絶対!!!そうじゃん!!!私知ってるもん!!!
チョモ「・・・・・・・・・・・・(苦笑)


なんか、全然(またも。。)サラッとしてない記事になってしまいましたが...
・・・今からお仕事頑張ります。。。(書き始めてから一時間半位経ってる~~泣←おバカ)



PM3:40追記・・・「From Left to Right」、3曲目の“Why Did I Choose You?”もほんと・・すごくいい曲です・・・・・泣きました・・・

 

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無題・40

2006-07-06 14:40:09 | 
夢のフルートと
きらびやかな音階
せつない気持ちになるのは
きっと あの頃を思いだすから

私をどぶ川に捨てて
それはきっと大きな 幸せになってくれるの
狂信者のモンキーは
奇妙な フルーツバスケットにかこまれて
私のことをどうするつもり
いいや、 どうもしない
アプリコットマヨネーズ
音速のメリーゴーラウンドにかこまれて
だめ、 あなたは早くいきすぎる
Stay!!

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なんか頭に血がのぼって、

2006-01-18 20:38:23 | 音楽
どうしようもないので、〈力強くて、洗練されてて、音階に振り回されている間にわたしの動悸がおさまるはずの、〉サンバランソ・トリオの「サンブルース」を聴いて負の心を追い払って、頑張って家事やって、ダンナさまの心地よい空間をつくらなきゃ!と思ったのですが、家事やってる間もムカつきが止まらずどうしようもありません・・・。
今、かけてるのは、デイヴ・ブルーベックの「マイ・フェイヴァリット・シングス」。悲しいときに自分を盛り上げる曲です。
お買い物行けないよ~(T_T)

マイ・フェイヴァリット・シングス
デイブ・ブルーベック, ジーン・ライト, ポール・デスモンド, ジョー・モレロ
ソニーミュージックエンタテインメント

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エディ・ホームの第二の人生

2006-01-17 17:45:09 | Weblog
〈序章〉
エディ・マハトマ・ホームは、シャワールームで自殺を図りました。
首つりひもが切れて、浴槽に落ち、気を失います。浴槽にお湯が満たされていく中、彼は神さまに話しかけられます。
彼は、無意識の中で、神さまに自分の人生を語り始めます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(母親の胎内からうまれるところから、エディの回想は始まります。)

彼は、才能あるトランぺッターでした。
幼い頃から音楽の才能がありました。
母親の聴くレコードや、ラジオから流れてくる音楽に合わせて、トランペットを吹く真似をしました。
音楽を聴く感受性が強く、祖父に連れて行ってもらったクラシックのコンサートで、感動のあまり、おしっこをもらしてしまいました。
聞こえてくる音をすべてトランペットの音階に言い換えることができる(これが絶対音感というのかしら?)天性の才能がありました。 

ハイスクールにあがった彼は、ブラスバンドに入ります。
初めての発表会の時、彼は、ソロパートを担当し、バンドの真ん中に立ちました。
最初は調子よく、演奏してたのですが、突然様子がおかしくなった彼は、トランペットで素っ頓狂な金切り音を出し、そのまま会場から逃げ出してしまいます。

見ていた母親は、担当教師に相談します。教師はいいます。「彼は天才なのですよ。」
母親は、「ただの音楽バカだと思っていましたわ・・・。」

後に、素っ頓狂な音の原因を、彼は運命的な出会いをした変わり者の恋人にこう話します。「なんていうのかな・・・。すべてをトランペットにこめたくなる瞬間があるんだ・・・。」
彼の恋人は、「リラックスが必要ね。」とだけ答えました。

それから、彼は、一時期トランペットを封印して、恋人とリラックスのためのいろんなことをします。

部屋でのダンス、横並びバイクの2人乗り、水中でのキス。

(ここらへん、ヘルマン・ヘッセの「荒野のおおかみ」を思い出します。自分を“荒野のおおかみ”と呼ぶ、自殺願望のある黙考型の主人公、ハリー・ハラーは、自分の分身のような女性、ヘルミーネに、同じくダンスの指導を受けます。そして、“バランスをとりつつ生きる感覚”を学ぶのです。)

リラックスの方法を知った、エディは、恋人が応援する中、オーケストラへの入団テストを受け、合格します。

そして、初舞台の日、彼は、舞台袖で見守る祖父を見て安心しながら、恋人が到着するのを心待ちにしながら、大勢の観客の前で、快調にトランペットを演奏します。

しかし、舞台袖で誰かと話した後、突然変わった祖父の顔色から、遅れて到着するはずだった恋人に何かあったことを感じ取ります。

そして、彼のトランペットは、素っ頓狂な金切り声をあげ、彼は、舞台を飛び降り、会場から飛び出してしまいます。

そして・・・冒頭のシーンに・・・。

神さまにすべてを話し終わったあと、エディは、浴槽のなかで(お湯は浴槽から溢れ、エディはお湯の中に、頭の上までブクブクとつかってました。)意識をとりもどします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・彼は、毎日、一本のバラを手に、恋人の墓に語りかけます。
その日、世の中では、何があったか、
恋人が楽しくなるような出来事を話すのです。
いい話がなかった時は、
「ごめん、今日はいい話がなくて・・・」
と、それなりの、今日起こったできごとを話します。

恋人は、生前彼にこう語りました。
彼女と同じく、交通事故で亡くなった彼女の両親の墓の前でピクニックをしている時に・・・(私、このシチュエーション憧れました!お墓でデートって、素敵だと思います!もちろん欧米のような、緑がいっぱいで小さな庭のような、きれいなお墓であるという条件付きですが・・・。)
「死者は、私たちのすぐとなりにいるのよ。」

アフリカのある種族は、死者の灰をバナナスープにいれて飲む。
そして、自分の子供に、亡くなった自分の父親の名前を付けるといいます。
「私はムンガロ、祖父もムンガロであった。ムンガロが甦ってここに居る。」

神さまは、言いました。
「今でも、人間に、2度の人生を与えたいと思っている。1度目は、経験する人生。2度目は、それをつかう人生。」

“幸いなことに、今日もエディの音色は澄んでいる”
エディは、オーケストラに戻ったようです。

そして、神さまの、ウィットの効いたジョーク(それが何かは忘れましたが・・・)で、物語は幕を閉じます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨日、書きだした、デンマークドラマ「エディ・ホームの第二の人生」のストーリーに加筆して、載せちゃいました。
何しろ、20年近く昔に見たドラマなので、忘れてることも多く、うまくこの作品の素晴らしさを伝えることができなくてごめんなさい・・・。

この作品、おそらく日本で再度放映されることは無いような気がするので、スケッチ的ではありますが、ストーリーを全部書いてしまいました。

もっと文章、うまくなりたいです・・・。


コメント (17)
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サッカー、サウジVSエジプト!

2005-12-12 15:46:19 | おでかけ
こんにちは、ルルです。届いたばかりのスプリッツヴィルの「コンプリート・ペット・ソウル」を聴きながらパソコンを打ってます。包みをあけて、聴いてみて・・・、ときめきました・・!心に響きますね。涙でてくる・・・。やっぱり、そこかしこに、ビートルズ、ビーチボーイズっぽいところがあるのかな・・。折り重なるコーラスはビーチボーイズっぽいし、効果音とかを入れた凝ったつくりはビートルズっぽい!でも歌い方は青春な感じですよ~~!!全篇青春な雰囲気に満たされてます・・!いいですね~~!!!
bloomさんありがとうございます!!
自分の好きな音楽は、ダンナさまの居ない時に聴こうと思いました。前は、ダンナさまにも、共感してもらいたくて、これみよがしにかけてみたりしていたのですが、夫婦で音楽を聴く感覚はやっぱり違うみたい・・・。それは仕方がない・・。
私が前に日記に“脳内リズムを整える音楽”と書いたのを見て、ダンナさまがジャズ・ボサのサンバランソ・トリオのラストアルバムも注文しておいてくれたみたいで、それも届きました。1965年発表で、「レインコントロ・コン・サンバランソ・トリオ」といいます。少し落ち着いた感じです。私の大好きなアルバム「サンブルース」の曲が7曲目にメドレーで入ってます。両方のアルバムに入っている“サンブルース”という曲はいろんなアーティストがカバーしたようですが、本当に名曲だと思います。音階の起伏がはげしく、力強く、負の心をふりはらってくれます。心のリズムが整います。いいなぁ・・ブラジル・・。ダンナさま、サンバランソ、ありがとう!!

昨日は、千駄ヶ谷にある国立競技場にサッカーを観に行きました。最初は、チェコとか、ブラジルがみたかった~。とワガママを言っていた私でしたが・・・んもーう!!!すごすぎる!!サウジvsエジプト!!!きたえあげられた肉体!運動能力!常人には考えられませんね!脱帽します!場内に入って、すぐ雪が降ってきて、「初雪だね~!あっ!洗濯物いれてくるの忘れちゃった~。どーしよー!」とかノンキなことを言っていた私でしたが、ゲームが佳境に入ってくると・・もう、引き込まれました!なんか、興奮しますね~~(←また)私たちは、どっちがサウジアラビアかエジプトかわからないまま、「あの赤が~!黄色が~!」といいながら応援してました。
そして黄色がゴールをきめ、うおおおおおおおおお~~~~~~~~!!!!!!!っと場内が盛り上がり、興奮は再絶頂!!!うが~~~~~~~~っっっ!!!!すげ~~~~~!!!!そして、そのまま黄色の勝利でゲームは終わり、わたしは場外に出て、盛り上がっている黄色応援団と共に、オレ~オレ~♪♪♪といいながら盛り上がっちゃいました・・。「ワ~!あのひとたちと飲みにいきた~い!」とまで言ってました。お調子ものです・・(汗)黄色がサウジの方だったと知ったのは家に帰ってきてからでした・・・。

いや~~、サッカーいいですね!ダンナさまが、会社でサッカーボールをもらったので、私たちもサッカーやろうね!と話し合いました。

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