マレーシア旅行記に戻りまーす
KLセントラル駅に着いて、はじめて降り立ったマレーシアの異国情緒にドキドキ&連なるお店のKAWAII
グッズたちにヨダレもの
の私を横目
に、ダンナさんはクアラルンプールでの宿フラマホテル
があるブキッビンタン駅に向かうべく、モノレールの場所を一生懸命探してくれてました。。
駅の外に出たものの、どこ方面に向かえばいいのか判らずすっかり迷子状態に。。。
ダンナさんが地図を見てくれてる間、私はほげーーっ
て顔で、たたずんで(突っ立って。。
)たのですが、明らかにその困った様子
を見て、「どうしたの??
なにかお手伝いしようか??
(←英語)」って話しかけてくれた青年がいました~~~
それが噂のルーク君 ルーク・スカイウォーカー
って覚えてね
って言ってました
ルーク君、ありがとうです~~~ トレマカシ~~~
(彼とは次の日も違う駅でバッタリ再会したり不思議な縁がありました
)
私は、英語力が壊滅的状態なのでダンナさんにおはなししてもらって、そしたら、ルーク君、偶然ブキッビンタンにおうち
があるようで、一緒に連れて行ってもらうことにしました~~~
切符の買い方とかも手取り足取り教えてもらったよ~~~ やたてーーー(訳・やさしーー)
なんとこれが切符です(コイン状)
ダンナさんの手、いかにもクライマーっぽい。。。(クリスマス
に欲しいものは“指皮”らしい。。。
)
センサーの部分にコインの切符を読み取らせて構内に入ります。(旅行客はたいていそれがよく判らず、改札前でとまどってる様子をよく見ました...。 私たちはルーク君のおかげさまでスムーズに入れました~~~
)
夕焼けの中、ブキッビンタンに向かうモノレールの中で、ダンナさんとルーク君はたくさんお話してました
これは別の日に撮ったモノレール
ブキッビンタンの駅に無事に着いて、二人でルーク君とかわるがわる握手して、ダンナさんはルーク君にFACEBOOKのアドレス教えてって尋ねられてその場でアドレス交換してました~~~
そして後日、チャイナタウンがある駅で再会して
、上のお写真撮らせていただきました
(ダンナさんと並んで写ってるショットもあるんだけど、ダンナさん、それは出すのNGだそうです。。。
)
一瞬アルトボイスの女性ではないかと
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若い頃のチェットはほんと映画俳優みたいな、ジェームス・ディーンのような憂いに満ちた美青年っぷりです・・・
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(ジェームス・ディーンのような...というと、k.d.ラングのことも想い出す.....
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Television - Call Mr Lee
1992年の“新譜”の中では、この曲が一番好きでした・・・・
(当時弱冠20歳の小娘には渋過ぎるアルバムだったけど。。。
...文学青年の老成的な...??)
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Television |
クリエーター情報なし | |
EMI Europe Generic |
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アウシュビッツ収容所でも、状況に悲観せず、冷静にとらえ、自然を美しいと思う心、他人への思いやり、将来への明るい展望(収容所を出たらパン屋を開くんだ。とか、アメリカに渡って、ここでの経験を本に書くんだ、とか)を持ち続けることが出来た人が生き残る確率が高かったそうです。
その事実は、ウィキペディアのアウシュビッツ強制収容所の項にも書いてありました。
デール・カーネギー氏のこの本にもアウシュビッツから生還した人物のエピソードが書いてあります。
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偉そうな上から目線で“啓蒙”しようとするのではなく、実際に人々に起こった経験(キリスト、リンカーン、チャーリー・チャップリン、ジョージ・ガーシュイン、などの偉人・有名人を始め、戦争で子供を亡くした無名の婦人、同胞に教育を受けさせ、選挙権を・・という使命に燃えるアフリカ系青年〈→冷静さと熱意でまさに今自分を殺そうとしている多数の相手の説得に成功し、リンチ死から逃れた〉 etc.)のエピソードを紹介し、人生に起こる様々な問題を乗り越える手段を“提案”しています。
三年ほど前にダンナさんが買って、私も読んで、すごく参考になった本です
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なんだか大げさな話に持っていくのが私の常ですが。。。
ナーちゃんがふがふが言ってるので今からお世話してきます~~~
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どんな状況でも、そのことをなるべく楽しみ感謝すること=精神を消耗させない方法
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〈追記〉↑アフリカ系青年のエピソードが書いてあったのは、同じくD・カーネギー氏の著作のこちらの方だったかもしれません..あとで確認してみます
こちらも実際にあったエピソードを紹介しながら、他者にどうアプローチをすれば相手が快く協力してくれるか・・・などの提案が書いてあります。
4/15 P.S.今考えたら、自分の状況とアウシュビッツの極限状況を繋げてしまったこと、あまりにも不謹慎だったと思います。。
でも数日前までは、自分の状況が不幸だとしか思えず、起き上がれず、あらゆる事象を思い出しながら、自分を救い上げるしかなかったのです...。(昨日の夜まで、自分の傍らで私にくっついて幸せそうにスヤスヤ寝ていた大切な子が、生命の糸が途切れる寸前と直感するほどに、酷い姿になってました...。 その時は、もうダメだ...と力なく、無力に泣くことしか出来ませんでした...。 本当に、医療の進歩と、ナノの強い生命力と周りの手助けに本当に感謝しています...。助かって良かった.....。)
分けて書くべきだったかもしれませんが、常に考えていたことと、自分の身に突発的に起こったことを繋げてしまいました。
本当に人類の歴史は、残酷な一面を持っていると思います
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バリ屈指の繁華街、クタの夜
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少しヤバメな雰囲気も漂ってました・・・
売り込みが激しく、まっすぐな道を歩くにも神経を尖らせてそれこそクタクタに・・・(←言っちゃった!! ダンナさんが先に使ったオヤジギャグ。。
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夜が更けるほど緊張もいや増します。。。(この本
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アブナめな雰囲気のお兄さんが「はっぱあるよ~~」とか話しかけて来るけど、バリではDrug関係は即死刑だよ!!!
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入国カードにはっきりと“DEATH
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おっさん、なんも知らん旅行者を殺す気か!!!!!
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ダンナさんは、“高級リゾート地”の景観や食べ物だけではなく、地域に根付いた場所の景観や食べ物にも触れたかったみたいです・・・
あちこち歩いて吟味した結果(&激しい売り込みの見当の結果...)、クタの繁華街ど真ん中の屋台村に落ち着く・・・
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ビンタンビール、ソトアヤム(スパイス風味のヌードル)、ナシチャンプルーを注文しました(ルル、ヘトヘト気味...)
2人でごはんを食べてると、一人の青年が話しかけて来る...
レオという名の彼は、日本語入り(けっこう達者...)の英語でダンナさんといろいろ話した末、(&エステやらアクティビティを売り込んだ後...)知り合いにバリ在住5年目の日本人が居るから今から電話する・・・と言い、おもむろに携帯を取り出し、誰かに電話をかけ始めました・・・
そして携帯をダンナさんに渡す
出たのは日本人の女の子だったそうですが、レオはあんなだけどまぁ、悪いヤツではないよ~~ まじめにガイドもするから、利用してあげてもいいんじゃない??とか言ってたそうです...
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ちなみに電話の彼女はレオ君のことを“名倉”と呼んでるそう・・・
そういえば、あの人にちょっと似てた・・・
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ソトアヤム、すごく美味しかったです
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簡易型の建物のお店で作ってる料理なのに、しっかりとスパイスが利いていて意外なほど優しい味で、驚きました。プロの味でした・・・
そして、外で飲むビンタンビールもまた美味しかったです
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ダンナさんは、その後ナンパした欧米系の女の子と?仲良く飲んでたレオ君と握手をして、英語&日本語mixの言葉でお別れを言ってました。
(そしてタクシーで無事にホテルに帰れました。。。)
ニュースでネット絡みの悲しい事件も耳にして、また思い出したのは項羽と孫びんのはなし(←あつくるしい~~)。私はどんな状況になっても負けない!!と拳をかかげ武蔵野の空に叫ぼう・・・と思ったけど、こういう場合もやっぱり気分転換が大切なのだと思う。
抱え込んで耐えられるものじゃないからね・・いろいろなこと。(気分転換、と、希望だと思う。ひとを救うものは)
どんな酷いことも起こりうる(岡崎京子「Pink」)
人生は辛いことの連続だ(五木寛之「大河の一滴」)
という極限のマイナス思考から始めても、結局、「だからすべて諦める」、とかではなく、そこから何か楽しいことを見つけたり、何とか希望を見出して生きる・・というのが理想です。(私にとっての。)
そこでCD棚から取り出して聴いていたのは(その時救いになるCDがこれしか思い浮かばなかった。〈一番最初にチェットを思い出した。〉)、チェット・ベイカーの「Chet Baker Sings and Plays」。
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あんなに荒れた人生を送っていたチェットが、これほど美しい音楽を作り(奏で)美しい声でヒトビトを魅了してくれた(魅了してくれる)・・という事実は、ほんとうに奇跡だと思う。
彼が絶望の中で希望を見失わなかった証拠かな・・?と。
3年間のブランクの後の劇的な復活のことを見ても。(周囲の「ほっとけない!」という助けも勿論ありますが・・・。)
同じくトランペット奏者であったチャーリー・パーカーが35歳の男盛りで亡くなったのに比べてみても(今の私と同じ歳じゃん!?)チェットは案外長生きしたのだ。(また亡くなり方も劇的過ぎだったけど...)59歳、もうすぐで還暦を迎えることができたくらい...。大往生って言えるくらいじゃないのかな・・・??
なんかまた熱くなってきてしまったケドも。。(しかも開拓中のジャンルなものでたどたどしくてスミマセン...最近読んだものの影響〈リスペクト〉もありそうだし...出どころがもしリンク先or最近お話した方とかだったらごめんなさい・・m(__)m)
〈世の中なんてくだらない〉って思ったこの日の黄昏時、チェットの声にすごく救われ、癒されました。
以前書いた時よりは聴きこんできたんだけど、Let's Get Lostという曲は負の気持ちを振り払うのにはピッタリな曲。「捨てっちまえ!」「忘れっちまえ!」って感じで(^_^;)
そして、5曲目の“Just Friends”という曲もツボなのでした・・・。(チェットのトランペットが途中で最高潮に盛りあがるところなんてたまらず漏らしそうになるよ・笑)
・・・というわけで、YouTubeでのChet Baker映像を探してみました
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Let's Get Lost・・・Chet Baker
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↑若かりし頃のジェームス・ディーンのような美青年姿から、トランぺッターにとっての命である歯を失って、その後“入れ歯奏法”(笑←でも立派!!泣)を編み出し劇的な復活を遂げた後の姿まで魅られる!!
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Just Friends Getz Stan/Baker Chet 1984
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↑1984年、盟友スタン・ゲッツとの“Just Friends”!!
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(↑興奮し過ぎ。。ジャズ記事、もう少しまともに書けるようになりたいです・・・
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P.S.トップ画像は、チェットと2番目の奥サン(3番目だったかな??)(←ってこの前美容室PRAHAで、待ち時間に読んだジャズ本にそんな風に書いてありました・笑 )とのグッとくるフォト・・・
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私も行くはずだったのですけど、女の子の特別な事情で、貧血気味でダウンしてしまい、家に居ることにしました・・・。
“ゴールデンウィーク”ということで、ゴールデンつながりで、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」のモデルになった、アリス・リデルとその姉妹と過ごしたキャロルにとっての至福の午後“ゴールデン・アフタヌーン”(黄金の午後)について書こうと思ったのですけど、それについて書いた私の詩も捨てられてしまったし・・・。
でも、この前、母からの電話で、詩が書かれたノートが何冊か出て来たとのこと!その中に〈ゴールデン・アフタヌーンの詩〉があったら、アップさせてくださいね(^_^)
(冒頭の画像は、ルイス・キャロルこと、チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン氏が撮った、アリス・リデルのちょっときわどい写真。)
今日はもう一つ、ゴールデンつながりで、ストラングラーズの曲“ゴールデン・ブラウン”のことを書こうかな?と思いました。
三拍子で奏でられる、ヨーロッパ耽美主義的な、美しく、もの憂げなサウンド。
詞はこんな感じ。
光り輝く褐色、太陽の感触
俺はすっかりとりこになって
彼女は一晩中、心の中を駆けめぐる
なにも争うことはない
光り輝く褐色にはかなわないぜ
いつでも、その前と同じように
彼女の船の上、マストにしがみつき
遠くの国へと
俺の両手を取ってくれる
光り輝く褐色にはかなわないぜ
光り輝く褐色、男心を惑わす女
ずっと西を目指し続け
はるか彼方からやって来て
たった1日いてくれるだけ
光り輝く褐色にはかなわないぜ
光り輝く褐色を前に
しかめ面しても始まらない
光り輝く褐色を前に
しかめ面しても始まらないぜ
(The Stranglers “GOLDEN BROWN”)
今、ストラングラーズのベストを聴いてるのだけど、ストラングラーズの奏でるメロディ、歌詞、すべてが文学的だなぁ・・・と思いました!(^_^)
このバンドでパートを担当するとしたら(今時点の力量とかは考えず・・・汗)ジャン・ジャックの腹に響くベースもいいけど、やっぱキーボードかなぁ・・・。ドアーズのキーボーディスト、レイ・マンザレクのプレイにも通じるような、トリップ感を誘い出す、キーボード。このトリップ感に身を委ねてしまう・・・。えへへ。
バート・バカラックの曲のカバー、“WALK ON BY”のキーボードのロングプレイで、男も女も、老いも若きも、濡れまくって下さい。
あっ!今日の私、露骨!ウィスキー、フェイマス・グラウス、かなり入ってます・・・(^_^;)
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黙考型の孤独な青年アレックスは、壁に“自分年表”をつけている。
恋人を失ったアレックスは偶然により、同じく恋人と喧嘩別れしたミレーユと出会い彼女に恋をする。
彼女が、恋人と喧嘩をして恋人が出て行った後にしたこと。ラジオから流れてきたDEAD KENNEDYSの“ホリデイ・イン・カンボジア”にあわせ、頭をぐるぐる回す。その後タップシューズに履き替え、タップダンスを踊る。
モノクロで語られるこの映画は、ほんとうに儚くて美しくて、消えてしまいそうな繊細さとせつなさを持つ映画だ。
登場人物はそれぞれみんな孤独を抱えている。
恋をしても、想いがすれ違い、結局孤独は解消されない。
コミュニケーション不全。すべてがバランスを欠いていて、コーヒーカップは割れ、電話ボックスも破壊されている。アレックスがミレーユを抱きしめようとした時に悲劇が起こる。
私は、この映画が渋谷ユーロスペースで再上映された時、一人で観に行って、ヒロイン・ミレーユが、髪を自分で切るシーンに影響を受けて、中途半端に伸びすぎた髪の毛を自分で切りました。
モンキーズの“Goin' Down”をラウンドしてかけて、鼻歌を歌いながら。
手元にミレーユ・ペリエの写真を置いて、チョキチョキ。
あと、ジュテーム・モア・ノン・プリュのジェーン・バーキンの写真も。
それと、ショート時代のウィノナ・ライダー。
この頃の私は、まだ、恋よりも文化の方が大切でした。
『ボーイ・ミーツ・ガール』の監督レオス・カラックス(当時22歳)とヒロイン・ミレーユ役のミレーユ・ペリエは、当時恋人関係にあり、同棲生活を送りながらこの映画を撮っていたそうです。カラックスはミレーユと別れた後、自分の分身的な主人公を描いた“アレックス3部作”の残りの2作品『汚れた血』、『ポンヌフの恋人』に出演したジュリエット・ビノシュとも一緒に住んでいたので、“レオス・カラックスは主演女優と合宿しないと映画が撮れないのか?”という陰口を叩かれました。カラックスいわく、「映画への愛と女性への愛は、僕の中でほぼ同時に形成され、持続してきた。」らしい。
ここらへん、“恋愛の国フランス”に生まれたフランス人らしいのだろうか?(という身もふたもない感想を言ってみる。)
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でも、ここgooの無料ブログサービスでは、なかなかいいデザインがありません(泣)
いろいろ、変えてみたのですが、私が選ぶのは、ブルー系ばかり・・・。
ダンナさまに「寒そうなんだけど・・・。」と言われてしまった(汗)
「ルルは、ピンクの方が似合うと思うけど。」とダンナさまは言うけど、そうかな~・・・?
私には、ピンクコンプレックスがあります・・・。
幼稚園の頃、お楽しみ会のプレゼントで、中の定規の色が、男の子はブルーで、女の子がピンクだったんだけど、
ピンクの定規入りのプレゼントが一つ足りなくて、なぜか、クラスで一番背の高かった私が(他に理由があったら、傷つく。)ブルーの定規入りのプレゼントをもらうはめになった・・・。
自己昇華のためか、ピンクは憧れながらも、苦手な色になりました・・・。(あのブドウはすっぱいからいらないって、アレです・・・。)幼い頃、自分のこと、男の子だと思い込もうとしたのも、その幼児体験と少しは関連があるような気がします。(大げさかな?)
あと、母親に、常に「あんたには、ピンクは似合わない。」って言われてました。
幼い頃、紺色ばっかり着せられてました。似たような話、漫画家の内田春菊さんが言ってたな・・・(汗)
青年期になってから、パンク的に、ピンクを着ることはあったけど、それは、私にとって、ブラックジョークのような
ものであって・・・。(うぅ~・・・、とにかく、なんとなく、ピンクは選んじゃいけない気がするんですっ・・・!
最近は、ピンクを選ぶことも多くなりましたが、自分のI-Dとつながってるブログの色となると・・・。)
ちょっと居心地悪いんだけど、ダンナさまが「ルルはピンクが似合う。」っていうから、ピンクが似合う、ルルになってみたい・・・。
というわけで、“PLANET LULU GALAXY!”は、ピンクのコスプレ中です・・・(苦笑)
追記・・・人生において、乳がんの疑いが2度ほどあり、検査を受けたこともあるので、“ピンクリボン”(乳がん早期発見、治療のシンボル)でもいいかな?と思いました。
追記2・・・やっぱり、“ピンクリボン”のは、激甘すぎて、恥ずかしくなりました(汗)また変えてしまった・・・。(これだったら、少し大人な感じかな?)ピンクリボンのやつ、文字が横にビロ~ンって長くなって読みにくいし・・・。
ほんと、みんな一長一短です・・・。
みなさん、ごらんになって、気付くことがありましたら、教えてくださいませ・・・m(__)m
出来る限り、改善していこうと思います。
追記3・・・やっぱ、ピンクリボンに戻しました・・・(T_T)(←ノイローゼっぽい)
経営不振でほうりだされたブロイラーの廃墟の中で暮らす野良犬。
その犬の告白文としての物語。
第二次世界大戦を目前にしたベルリンでの話。
なぜ僕がここに居るか。
ユダヤ人資産家の飼い犬だった、〈僕〉はナチスによるユダヤ人狩りの厳しくなる中、アメリカに亡命した資産家の青年に捨てられ、野良犬となった。
犬同士は、遠吠えにより、コンタクトを取り合っており、当然、ナチズムとしての犬、資産家としての犬など、いろいろな思想を持つ犬がいる。
野良犬となった〈僕〉は、ナチスの犬に追われるが、恐慌の中、いらだった人間たちに、ユダヤ犬、ナチ犬かかわらず、“犬のように”殺されていく。
ー本編ー
僕は、その犬を知っていた。ナチ犬たちの「明日は我がもの」の大合唱の中、小さくだが、僕の耳に届いた遠吠えがあった。(団体に属さない、個人としての遠吠えと言うのもある。)
いかにも潔癖そうな、キンと張りつめた声で、歌っていた。
「私は誰の子供も生みたくないの。異犬でも同犬でも同じく。かならず悪魔が生まれるから。私は私として死んでゆきたい。」
口火をきったのがこの犬だった。最初はかすかで、澄んだ歌声だった。
最後には大合唱になっていた。
《メス犬の昔話》
「私はアルコール中毒犬で、詩犬だったわ。それ以外の存在ではなかったし、なりたくもなかった。」
僕たちは何も生み出さないだろう、生み出す可能性があるにもかかわらず、自分たちの意志で。
アルコール中毒犬がかすかな声で「明日は我がもの」を歌っていた。
「最初は、その歌も、君のような純粋で、潔癖な個人が歌い始めたんだろうね。」
《CAST》
ユダヤ犬・・・男色犬。夢想を描く、哲学犬。
アルコール中毒犬・・・メス犬。詩犬。目の周りが真黒にふちどられて
いる。
まるで、えぞいたちのマフラーを首に巻いてるようないでたち。
そうとうの美犬。
「こんなに立派にみえる毛皮だって、水をかければぺちゃんこになっちゃうでしょ。この妙な着ぐるみの中で、本当の私は痩せ細っちゃってるのよ。」
「私の飼い主は、アメリカ人だったわ。キャバレーのショウガールをやっていたの。」
アメリカに旅立った主人を追う手がかりもなく、この廃墟の中で、彼との思い出を反芻しつつ生きていかなければならないのか?
僕はすっかりまいってしまった。
“犬らしく” 耳を後ろにぺちゃんと倒し、おなかを冷たい地面にぺったりとつけて、前足に頭をのせて、悲しげにキュウキュウと鳴いてみた。
僕には もはや回想しか残されていない。
そもそも、僕はどこに生まれたんだ。
単にユダヤ人である主人を持っていただけじゃないか。
「みんな、私の美しい毛皮を見ては、殺すのを躊躇したわ。」
それなら、君は、こんな廃墟の中に逃げ込む必要もなく、どこぞの飼い主にでも飼ってもらって、生き抜けたかもしれないじゃないか。
「誰の子供も生みたくない。それに私は一応主人を愛していたからね。どこにも帰化するつもりはない。」
なんてことはない。僕たちは主人に捨てられた哀れな野良犬じゃないか。
結局僕は、主人を愛している限り、ユダヤ人の飼い犬としての原罪を背負いつつ、観客ナシの中で、一人格闘を続けることになるだろう。
僕はくやしさのあまり、アメリカ大陸に渡った自分の主人の後を追ってやろうかと思った。
だけど犬ってやつは、自分の知ってる道を通り、知ってる場所に行き着くことは簡単にできるが、新しい道をさぐり、新しい場所に行き着くことは、全く苦手ときてやがる。
僕はアメリカがどういう場所かなんか知らない。想像もつかない。
でも、僕は、あらゆる想像をつくして、その場所の実体を思い描こうと努力した。
追っ手がくるまで、この閉ざされた空間のなかでできることといったらそれくらいのもんだ。
主人と最後にかわした対話について考えた。
「◯◯わかるだろ、僕は行かなくてはならない。僕は原罪をふり捨て生きるんだ。この場所には『原罪としての僕の存在』の屍体しか残らない。そしてそれが君なんだ。やっとやっと僕は君を捨てることができるんだ。殺さないよ。この戦乱の中じゃ生きてるも死んでるもそうかわらないからな。君も自由〈フリー〉さ。鉄柵をこえてどこへでも行けばいい。」
僕は月を見上げた。
月は2つに分裂し、僕の周りをぐるぐる周りだした。
突然目の前に アルコール中毒犬が現れ、フォックス・トロットを踊りだした。
「明日は我がもの」は、カストラートの少年によって歌われ、それはやがて大音響のオーケストラにとってかわられた。
主人が現れた。微笑をたたえ、僕に向かって歩いてくるが、一歩歩くたび主人の足から砂がふき出し、僕が声を出そうとすると、破裂するように主人の体は消えた。
“アデュー” すべての映像は消え、2つの月は天空に上がった。
僕はその時 自分の姿を見た。
僕は腐っていた。カラスにとり落とされたざくろの実のように腐って、横たわる屍体だった。
僕は あのブロイラーの廃墟の中で 死んでいたのだ。
もしかしたら、僕は ものすごく血が見たかったのかもしれない。
屍体としての弟一日目が始まった。
「支えてね。」と言われました。
妻としても、決心が必要なのかもしれません。
今日、一枚の年賀状が届きました。
私に来た、唯一の年賀状です。
私が、23歳の時に知り合った、5歳年下の男の子。
21歳の時から通っていた、球体関節人形の学校で出会いました。
彼は私にとてもひとなつこく話しかけて来てくれて、とても可愛い子でした。
ルルに“プリンちゃん”というあだ名を付けてくれました。
彼は、後に青年歌舞伎研修生になって、歌舞伎役者になってしまいました。(ホントの話です。)
人形学校に居た時は、飄々とした感じだったけど、研修生時代は、大変な修行を耐えぬいたそうです。
すごく頑張りました。
彼は、長らく私の希望の星でした。
もちろん今も、希望の星です。
Tくん、年賀状どうもありがとう。
また、素敵な舞台で、魅せてくださいね。
ほんとにケンカの多い夫婦です・・・。たぶん、お互い我が強いんだと思います。
もっと、寛容な心を持てるように努力するということを、今年の抱負にしようと思います~~~!!!
今日は、1月8日に閉園してしまう(T_T)いぬたまに行って来ました。
ワンコの話をしてる時の私たち夫婦は、無邪気で、すごく仲がいいです。
今は、ペット禁止の家で、しかもお金がないけど、いつか絶対、ワンコ飼いたいと思ってます!
この前までは、キャバリア・K・C・スパニエルを飼おうね!と話し合っていたのですが、私たちの間で、ブームになっているブログ、「お気楽にっき」のコロくんとキャミーちゃんを毎日見てて、ほんと可愛く、自分たちが飼っているような気持ちになり、満足してしまいました。
今、飼いたいのは、コーギーちゃん!ウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
近所を飼い主さんと一緒に散歩しているコーギーちゃんを見かけたとき・・・、ほんとうに幸せそうな顔で飼い主さんを見上げ、うれしそうに笑ったんです・・・!みなさん!コーギーちゃんって笑うんです!「おさんぽ、楽しいね~!楽しいね~!!わたしをペットショップから連れて来てくれてありがと~~!!!」って感じでした・・・!私は、猛烈に感動し、涙がバケツさんばいぐらいダ~~~~~~っと溢れそうになりました・・・!
ちなみに、いぬたまの看板ワンコは、コーギーのさくらちゃんといいます。
いつも、いぬたまに行くたび、手厚い歓迎で、さくらちゃんが、顔中ペロペロなめてくれます!今日はワンコたちと仲良くできるかな~?久しぶりだし・・・。と少し心配しながら、プントモ号に乗り込みました。
今回車の中に持ち込んだのは、エミット・ローズのファーストアルバム。
この前、実家に帰った時、5枚のCDを持ち帰ってきたのですが、その中の1枚です。
他の4枚は、
*ママス&パパスのベスト盤
*グレイト・ソサエティ(ジェファーソン・エアプレインの前身バンド)のライブ盤
*フィッシュマンズのシングル集(ダンナさまが、「フィッシュマンズを好きという女が嫌い」らしいので、持ってくるの遠慮してました。)
*中村一義の「金字塔」(彼のこのアルバムでの歌詞を読んで、ラップという手法で、どれだけ日本語を音にリズム良く乗せるかということを研究し続けていた、いとうせいこう氏が「もう僕は“言葉”をやらないでいいと思った」と大絶賛するほど、日本語ロックの歴史に残る、斬新な、日本語詞のメロディへの乗せ方でした。音の方はどうかというと、ビートルズ、スモール・フェイセス、トッド・ラングレン、キャロル・キング、など、いろいろなアーティストへの“敬意と愛情”がつまった〈bloomさん、お言葉お借りしました!〉素晴らしいものになっております・・・。“膨大な数の人みんなが天才であり、創造者なんで”ありますが、〈中村一義「金字塔」4曲目、『天才とは』より・・・〉中村一義もそのひとりであります。私は、人生の一時期、「これは創造者の苦しみだ!」と思いこみながら(笑)苦しんでた時、ダンナさまと同い年のこの人に随分お世話になりました。もう一度聴いたら、盛り上がってしまった・・・。みなさん、一度是非是非聴いてみてくださいませ!)(あとから足して、長くなってしまった・・・汗。すんません・・・)
エミット・ローズ、「アレンジが凝ってるよね~。イイね~!」って感じで、ダンナさまも気に入ってくれたみたいです。最初は、「えっ??デヴィット・ローズ??(←ジャズ・ロック畑のエレクトリック・ヴァイオリン弾き)」とか言ってたけど・・・(笑)
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そんなこんなでいぬたまに着きました。
お散歩スペースをつぶして、ふれあい広場が広げてあり、混んではいるけど、いつもより、余裕をもってベンチに座れる感じでした。
ルルはまた大人気でした!(うれし泣き)
きかんぼうで、あまり人になつかないチワワのカプチーノちゃんは、ルルが来るといつも、「ダッコして~~!!」っておねだりしてくれます!常連さんにびっくりされて、鼻高々のルル。
さくらちゃんもいつも通り、とびつくみたいにペロペロしてくれました・・・!
私は、もうすぐ閉園してしまうことを思い出し、さくらにペロペロされながら、泣けてきてしまった・・・(T_T)マスカラどろどろ。
化粧直しして、いろんなワンコに挨拶。みんなをダッコ。
おこちゃまが多いので、おこちゃまにもワンコをお膝に乗せてあげる。
私も、おこちゃまからワンコをダッコさせてもらったりしました。
今日のいぬたまは、あたたかムード。
さむい屋外のはずなのに、心はあたたかでした。
ミユちゃんという小学校1年生くらいの女の子とお友達になりました。
しかし、今日はワンコも楽しそうだった~~。
広い場所なので、走り回ったり、じゃれたり、ダッコしてもらったり・・・。
こんな素晴らしい場所をつぶしてしまうなんて、東急、ひどすぎる!!!
もうひとつ、感動したこと・・・。
私が、いぬたまに行くたび、地道に声をかけ続けて来た、あまりひとにダッコされているところをみかけたことのない、ポーカーフェイスのビーグルのレモンちゃんが、ベンチに座ってる私のひざに自分から乗ってきてくれたのです!!!
わぁ~~~~~~~~~~!!!!!!!思いが通じた!!!
お母さんワンコのレモンちゃんは、薄茶いろの綺麗なビーグルで、いつもふれあい広場とはちがう場所でぽつんとひとりでいるので、いつもいつも気になって、「レモンちゃん、こんにちは!」「レモンちゃんいつもカワイイね~!」と声をかけていました。
おひざの上のレモンちゃんは、とてもいいにおいがしました。(じーん。。。)
他にも、ダックスのきなこちゃん、コットンちゃんもダッコ。ポメラニアンのメロンちゃんもダッコ。
大型犬で、ゴールデンレトリバーのダンボ、バーニーズ・マウンテンドックのノンちゃんもいいこいいこ、なでくりなでくり。。。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・しあわせ。。。。。。。。。
PM5:00にいぬたまは閉館。
ミユちゃんと、ミユちゃんのおねえちゃんと、ふたりのパパさんと、1月8日のワンコたちの卒業式にまた会おうね!とお話してバイバイしました。
家に帰ってきて、ダンナさまは、古畑任三郎を見てます。犯人はイチローです。
今年はほんとに、ケンカを減らすことを目標にしたいです・・・。
ほんとに、みなさま、いつもおさわがせしてます(ぺこり)