ガラス細工の一角獣に自分自身を投影しているヒロインのローラ・・・
この映画「ガラスの動物園」も、「ルーという女」を観た時期、津島佑子さんの「本の中の少女たち」を読んでカーソン・マッカラーズを知った頃あたりに、ヒロイン(名前はローラ、演じてるのはカレン・アレン 弟役はジョン・マルコビッチ)に深く感情移入してた。
そして、「本の中の少女たち」にも、テネシー・ウィリアムズが自分の姉を投影させながら、愛情をこめて、描いた、戯曲「ガラスの動物園」の中の、世間から隔離された、ガラス細工のように繊細な少女ローラが紹介されてました
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ガラスの動物園 (新潮文庫) |
テネシー ウィリアムズ | |
新潮社 |
DVDなかったので、原作だけ載せます(記憶の中の、“実家の本棚の残像”にはいまだにこの本が在ります。)