特に関係がないといいつつもどういうレンズなのかなーと考えてみざるを得ない。何でかしらないが。
光学知識薄いのでほぼ妄想にしかならないが。
ツィアイスの新85mmが定価約25万円で50mmが16万円。
85mmは非球面使ってないしそこまでカリカリ狙わないのかなと最初は思ったけど
値段と重量と9群11枚構成からするとやつら本気なのかもと。otus85mmより重いし。
ただレンズ光学系が変わらないレンズものきなみ重くなってようなのであの形は鏡胴が
そもそも重くなるみたい。重量あると密度感上がるので感触は悪くないけどツァイスを
好む層からすると撮影に持ち出す 際の負担は上がっていくな。
最近の高性能レンズはたいてい非球面だから意図通りの性能を出す設計はしやすいのだろう。
その分製造が難しすぎる形のレンズになると簡単じゃないだろうけど。研削非球面うんぬんのアレだ。
非球面ってひとくちに言っても狙いに合わせて効果というか特性を変えてるからレンズ次第だけど
ボケの自然な描写ではよく球面レンズの方がいいって話はある。
あんまり非球面だから不自然だわーて気になった記憶もないが。影響を指摘されたらなるほどねって
思えるものはある。オニオンリングが目立つレンズもあるけどアレは非球面自体の影響というより製造工程上の問題なのか?
収差補正の解説で点光源ボケがどうなるか解説してたサイトみるとある効果を狙ったモデルでの
ボケに非球面で結像改善した分ムラができるって図があった。非球面ていっても理想レンズみたいにレンズの端から端まで
一点に結像するような物凄い補正はできないのでそうなるらしい。
現行のコシナツァイスの85mmは5群6枚でヤシコンレンズの構成とほぼ同じ(でもヤシコンレンズより
そんなにフワフワしてない気がするが)、ヤシコンの85/1.4(5群6枚)と85/1.2(7群8枚)じゃ球面収差は
85/1.2のが少ない。
球面レンズでも設計で収差変わるので(構成上どうしても枚数増えるみたいだけど)今回のミルバスが
球面レンズのみといっても値段や重量からは開放から滲みにくく、ボケももいいのかもしれないと考えを改めた。
ちゃんと色消しレンズも使ってるしotusレベルの色消しなら開放でわずかに柔らかくはあっても
うわーとは思わないだろう。85/1.2はハロに色が付くしボケも色がつくのでやや離れた被写体ではそこが
めちゃめちゃ気になるし。むしろ徹底的に軸上色収差を消しつつ開放はフワッとしてるレンズとか
レアだろう。けどフリッカーにアップされてた写真は開放でもコントラスト高かったけどな。モノクロだったが…
画像はシャープネスやローカルコントラスト補正とかでいくらでも描写変わっちゃうからあの画像だけで
どれくらいの性能の違いあるかわからないけど余裕ある人はotusとの違いを堪能して欲しい。
しばらくまてばキヤノンがBRレンズの新しい85Lも出してくるだろうから超高性能レンズを使い分ける事ができるな。
5DsR3台体制で全部85mmレンズとか使い分けない全部使うみたいな人とかいたら凄いけど。