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現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

金沢食べ歩き

2005-05-03 | 食べ歩き
今日のランチは、金沢でも有名な寿司屋、乙女寿司。このお店は、ヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト第4回晩ごはんのお店でもあり、アートとも関係が深い??

地図を用意して行ったけど、片町の路地をぐるぐる迷ってなんとか到着。地図無しでたどり着くのは不可能?しかも、カラオケ屋と駐車場の間の入り口が狭くて、ますます分かりにくい。

ランチメニューは8貫と12貫のセットがあったけど、ここはフンパツして12貫の「おまかせにぎり」(4200円)を注文。板さんが一貫ずつ丁寧に握ってくれる寿司は、やや小ぶりの一口サイズ。ふんわり握ったシャリは、口の中でとろけるような感じ。もちろんネタも新鮮で、本当に美味しかった。

なかでも、アカイカが感動的だった。新鮮なイカに細か~く包丁が入っていて、噛んだときの抵抗がほとんどない!これを醤油じゃなくて、塩とスダチでいただくのがなんとも上品だった。

ウニもすごい。てっきり軍艦で来るのかと思ったら、なんと握り。これも口の中に入れると、ネタとシャリがとろけるようで、ウニの香りと甘みが口の中に広がっていく……。ああシアワセ。



金沢21世紀美術館近くの漆の実でおやつ。このお店は漆器の能作の4階で、窓から見える公園の新緑が美しかった。

一番人気という「抹茶クリームぜんざい(白玉入り)」(700円、写真)を注文。しっかりした味の抹茶アイスと、適度な甘さの餡の組み合わせが絶妙で美味。意外にボリュームがあったけど、あっという間に食べてしまった。

金沢って、美味しい……。

燻りさわら棒ずし@権太寿し(岡山)

2005-04-29 | 食べ歩き
美術館に行く前に岡山県観光物産センター「晴れの国岡山館」に立ち寄ったら、「燻りさわら棒ずし」が美味しそうだったので、持ち帰って食べてみた。

分厚い身のサワラは、意外とあっさりしていて美味。ゴマを混ぜ込んだご飯も、絶妙な押し加減で、ネタとの相性がバッチリ。持ち帰りの寿司で、これだけレベルが高いのは珍しいかも。ぼっこーうめー!(岡山弁?)

この寿司を作っているのは、岡山駅から5分ほど歩いたところにある権太寿し。「燻りさわら棒ずし」の通販もやってる。そういえば何年か前、権太寿しで食べた「ばらずし」も美味しかったなあ……。(遠い目)

上海緑波廊@大阪・日本橋

2005-04-16 | 食べ歩き
阪急と地下鉄を乗り継いで、大阪の日本橋へ移動。
ビル全体がまるごと中国のショッピングモール、上海新天地5階のレストランでちょっと遅めの昼食。

上海緑波廊

上海・豫園の有名レストランの支店。本店はかなりの高級店みたいだけど、こちらのお店は夜のコースが3800円~とリーズナブル。

ランチセット(780円~)は平日のみだったので、緑波廊飲茶コース(1480円)を注文。上海の緑波廊の点心シェフの手作りとのこと。中国では、料理と点心でそれぞれシェフがいるらしい。

お茶は、健康に良いと言われるラフマ茶を6種類の中から選択。意外とクセがなくて飲みやすい。ガラスのポットで出てきたけど、差し湯までしてもらってガブガブ飲んでしまった。

しばらくすると、日替わりの焼き物、肉ピータン粥、ビーフン、ワンタンと続けざまに運ばれてきた。少しずつイロイロ食べられるのは嬉しい。なかでも肉ピータン粥が美味。中華スープで米がとろとろになるまで炊いてある!

ちょうど食べきる頃にセイロが運ばれてきた。上のセイロには小龍包。口の中に入れると肉汁がジワ~っと広がる。海老もプリプリ!下のセイロの蒸し餃子もなかなかの一品。

大根餅と胡麻団子を食べると、もうお腹いっぱい。と思ったけど、やっぱりデザートは別腹。マンゴープリン(写真)の濃厚なマンゴーの味に大満足。ちなみにデザートは、杏仁豆腐やココナッツミルクも選択可能。

この後、上海新天地ビル内のお店をのぞく。商品は中国直送のものがほとんどだし、店員やお客さんも中国人が多くて、まるで中国に来たみたい。なかでも、中華食材スーパーは見たこともないような食品ばかり扱っていて面白かった!

山本屋本店 エスカ店@名古屋

2005-03-28 | 食べ歩き
万博会場内では、レストランが混雑していてロクな食事にありつけなかったため、名古屋駅西口地下街にある山本屋本店エスカ店にて早めの夕食。名前がよく似ているけど、山本屋総本家(先日、秋葉原で食べたときの記事はこちら。)とは別の店。

中央に大テーブルのカウンター席があり、その周囲に2人と4人のテーブル席という店内。お酒だけのお客様お断りというのも、食事目的の私には嬉しい。

メニューから期間限定のとろ豚味噌煮込みうどんを注文。とろ豚と卵入りの味噌煮込みうどんに、ご飯とお新香が付いて2310円。

ほどなくして、お茶とお新香が運ばれてきた。お新香は数種類の盛り合わせで、あっさりした味にほのかな酸味が加わって美味。なんとお代わり自由で、店員さんが大皿から追加してくれる。けっこう量があったけど、お代わりしてしまった。

お新香を食べているうちに、味噌煮込みうどんが運ばれてきた。ふたを開けるとグツグツと煮立っていて本当に美味しそう。さっそく名古屋の作法にのっとって、穴のない蓋を取り皿にして食べる。他の地方では考えられないほどコシの強い麺に、鰹だしがしっかり効いた八丁味噌のスープが絡まって本当に美味。とろ豚も舌の上でとろけるようで最高。鶏肉よりこっちの方が好みかも。

名古屋の味を堪能し、身も心も温まって新幹線で帰宅。

ル・パティシエ・オクムラ@京都・北白川

2005-03-06 | 食べ歩き
続いて京都。

北白川上終町のル・パティシエ・オクムラ(お店の紹介記事はこちら)にてティータイム。ここは、京都でも指折りのフランス料理店[おくむら]のデザート部門が独立したお店。ちなみに、サンドイッチなどもメニューにあり、ちょっとした食事も可能。場所は、京都造形芸術大学のすぐそば。

ケーキの種類も豊富だったけど、せっかくなのでイートイン限定のメニューから「クレープ・ド・フリュイ」を注文。直径30センチ以上の大きな皿に、ジャム・クリーム・フルーツなどで色とりどりのデコレーションが施されていて、盛り付けが美しい!ふわふわのクレープをナイフで切ると、イチゴ・バナナ・クリームがギッシリ。一口食べると、フルーツとクレープの甘みが口全体に広がり至福のひととき。クレープって、こんなに美味しいものだったんだ……。

クイーン・アリス アクア 大阪@国立国際美術館B1F

2005-03-05 | 食べ歩き
大阪へ行ってきた!今回の遠征は、展覧会巡りが目的じゃないけど、国立国際美術館を再訪。オノデラユキ展や、コレクション展の杉本博司や畠山直哉の写真作品が良かった。でも、それ以上に地下1階のレストランが印象的だった!

クイーン・アリス アクア 大阪

西麻布・晴海・舞浜など、全国にお店を持つクイーン・アリスグループ。ここ大阪はカフェとフレンチのお店で、セントレアや東京国立近代美術館のお店と同じ形態。ティルマンスの写真作品などが飾られた店内は、光が溢れていて開放的な印象。

今回は、プリフィックス・メニューを注文。これは、最初の一品(前菜)、メイン、デザート、コーヒーor紅茶、パン、ミネラル・ウォーターがセットになっていて2500円。最初の一品・メイン・デザートは、それぞれ6~8種類のメニューから選択。

最初の一品は、「パルマ産生ハム セミドライトマト添え」を選択。生ハムは瑞々しい口当たりで、それでいて熟成された深い味わい。甘酸っぱいセミドライトマトが良いアクセントになっていた。生ハムの下に敷いてあったパンも、もちもちして美味。

メインは、「平目のフライ J・マイヨール風」を選択。「ジャック・マイヨールをイメージした大胆な洋風てんぷら」の説明のとおり、皿からはみ出るようなヒラメのフライが出てきてビックリ!でも、サクサクした軽い食べ応えで、あっという間に食べてしまった。タルタルソースも上品な味。

そしてデザートは、「マンゴーのジュリップ」を選択。これもかなりの量(写真)にビックリ!最初、マンゴーの上に載っているのを生クリームと勘違いして焦ったけど、ソフトクリームと分かり一安心。しかも、このソフトクリームがミルク豊かな味わいで絶品!ソフトクリームとマンゴーのハーモニーも、お互いの長所を引き立て合う絶妙なものだった!

ラストオーダーは20:30(日曜・祝日は17:15)。月曜定休(祝日の場合は翌日)。

博多料亭 稚加榮@福岡・赤坂

2005-02-26 | 食べ歩き
地下鉄で赤坂に移動してランチ。(この行だけ読むと東京みたいだけど、ここは福岡。)

博多料亭 稚加榮(ちかえ)

この店は福岡でも屈指の規模らしく、赤坂だけでも本舗・料亭・新館と、建物が3つもある。ランチは料亭にて提供。広い店内の中央には大きな生簀があり、その周りをカウンターが囲み、さらにその周りを掘りごたつ式のテーブル席が囲んでいる。まさに壮観。これだけでも見る価値あるかも。

ランチのメニューは、和定食と蕎麦定食の2種類。メニューを少なくして、料金を抑えているという印象。この日は和定食を選択。お値段は1260円なり。

しばらく生簀を眺めていると、和定食(写真)が運ばれてきた。すごいボリュームに一瞬たじろぐ。本当に採算が取れているのだろうか?食べてみると、やっぱり刺身が素晴らしい。あと、かにの味噌汁も旨味が出てて美味しかった。他のおかずも水準以上。結局、しっかり完食してしまった。

山さん寿司本店@金沢・近江町

2005-02-20 | 食べ歩き
昨年末に行ったばかりの金沢へ行ってきた。

日曜日なので、市場のお店はほとんど閉まっていたけど、数少ない営業中のお店は観光客で繁盛していた。有名な回転寿司店(ここもかなり美味しいらしい)の行列を尻目に、前回気になっていたすし屋へ。

山さん寿司本店

店の前にこそ行列はできていなかったが、店の中はほぼ満席。でも、運良くカウンターに空席がありそこに案内される。注文はもちろん海鮮丼(2625円)。

海鮮丼が運ばれてきて、あまりの凄さ(写真)に思わず「すごい!」と声を上げてしまった。こんなの見るの初めて!店の前のディスプレイは、決して大げさではなかった。金沢名物の金箔がちりばめてあるのにもびっくり!

どこから食べればいいのかしばらく迷った末、意を決して手前のネタから刺身のように食べ始める。脂が乗ってて美味しい!身もプリプリしていて新鮮!これだけのネタは、冬の北陸ならではかも。ああシアワセ……。

ずんだ餅ぷち

2005-02-19 | 食べ歩き
仙台の郷土料理で甘味といえば「ずんだ餅」。これは、枝豆を半づきにして作った餡を、お餅に絡めたもの。

JR仙台駅1階のずんだ茶寮で食べようと思ったら満席だったので、テイクアウト用の「ずんだ餅ぷち」を買い、新幹線車内にておやつ。

鮮やかな緑色の「ずんだ」は、自然な甘さと、つぶつぶの食感が美味。これが柔らかいお餅に絡まって絶品だった。

かき徳@仙台・一番町

2005-02-19 | 食べ歩き
仙台に行ってきた!

最初に腹ごしらえのため、一番町のかき徳へ。
店内は明るく、カウンター席もあり。

お食事のメニューから、かき徳定食を注文。しばらくして、3点盛り・カキしぐれ煮・カキ豆腐(写真)が運ばれてきた。

3点盛りやカキしぐれ煮も美味しかったけど、なかでもカキ豆腐は絶品!舌の上でカキ豆腐がとろけ、カキの旨みが口の中に広がるのは、まさに至福!さらに、酸味の利いたタレがカキの味をさらに引き締めていた。

カキ豆腐に感動していると、カキフライ(5個)・ごはん・味噌汁・香の物が運ばれてきた。カキフライもなかなかのもの。さすがは専門店。

次回は、土手鍋を食べてみたいなあ。

山本屋総本家 神田和泉店

2005-02-16 | 食べ歩き
無性に名古屋の味が恋しくなり、最近東京に進出した山本屋総本家の神田和泉店に行ってきた。

秋葉原駅から昭和通りを少し歩き、路地に入ってしばらく歩くと……、なんと店の前には行列が!!こんなに分かりにくいところにある店なのに、この行列は異様かも。でも、せっかく来たので、冷たい雨のなか待つことに。

今日は、親子味噌煮込みうどん(写真)を注文。アツアツで運ばれてきて、ふたを開けると湯気がもうもう。さっそく、名古屋の作法にのっとり、ふたを取り皿にして食べる。赤味噌とコシのあるうどんのハーモニーが何とも言えない。ネギや油揚げは味がしみていて、牛蒡の歯ごたえも良いアクセント。身も心も温まる食事だった。

ただ、この麺は味噌煮込み専用の特殊なうどんで、知らない人は生煮えと勘違いするので注意。それと、打ち粉にそば粉を使っているので、そばアレルギーの方は避けたほうが無難。

ピラブカウ銀座店

2005-02-08 | 食べ歩き
今日のランチは、銀座八丁目(最寄り駅は新橋)のタイ料理店・ピラブカウ。なんでも、タイ政府認定レストランとのこと。

以前、池袋の本店に行ったら、アジアの大衆食堂って感じの店構えだったけど、こっちはビルの2階に入っていて、カジュアルなエスニック料理店といった内装。

このお店の名物は、東京では恐らくここだけのローストダック。もちろん11種類のランチメニューの中から、焼ダックセット(ダックのせご飯+スープ+デザート)を選択。

口の中に入れるとダックの舌触りがとても良い。味付けはマイルドで、辛いものが苦手な人でもたぶん大丈夫。最初は肉が多いかな?と思ったけど、意外とあっさりしてて、ペロリと食べてしまった。ご飯は長粒米で、香りがとても良い。ちなみにお代わり自由。

これに、スープとタピオカのデザートが付いて、850円(税込)とはリーズナブル。次回は夜に行きたいなあ。

メリディアーナ@六本木ヒルズ51階

2005-01-25 | 食べ歩き
今日のランチは、六本木ヒルズ51階のイタリアンキュイジーヌ「メリディアーナ」。Living with Artのasakartさんのオススメ。この店は、六本木ヒルズクラブの店だけど、クラブメンバーじゃなくてもランチは楽しめる。

ランチセットは、「パスタ4種/リゾット/ピッツァ」から1品&スモールサラダ&パンのセットで、1,050円(税込み、このほかにサービス料10%)と意外にリーズナブル♪しかも、神宮の森や新宿副都心が見える眺望は最高!

今回は、「シュリンプを入れたカボチャのリゾット」を選択。リゾットは硬くも柔らかくもなく、まさにアルデンテ。海老はプリプリ、細切れのカボチャはシャキシャキ。意外に量もあって、大満足のランチだった。

茶寮 不室屋@金沢尾張町

2004-12-23 | 食べ歩き
金沢21世紀美術館の「モダン・マスターズ&コレクション」展を観たら、ちょうどお昼時だったので尾張町へ移動。美術館最寄の「香林坊」から尾張町最寄の「武蔵ヶ辻」までは、バスの運賃が100円なので気軽に移動できる。

茶寮 不室屋

この店は、慶応元年創業の加賀麩の老舗「不室屋」に隣接する食事処&喫茶。不室屋は、ここの他に駅ビルにも売店がある。

今日のランチは、麩久箱膳。これは、昭和30年代頃まで食事に使われた箱膳を茶寮風にアレンジし、麩料理を盛り込んだもの。写真の向附・麩久箱の他に、治部煮・ご飯・味噌汁・香の物・デザートが付き、3150円なら納得の内容。

加賀麩を使った料理を、ちょっとずつ何種類も食べられるのが嬉しい。加賀名物の治部煮も柔らかくて優しい味で、当然湯葉や麩も入っている。他に気に入ったのは、ご飯とは別盛りのしぐれ麩で、辛過ぎなくていくらでも食べられそう。デザートの麩まんじゅうも、初めて食べたけど面白い味だった。

帰り道に近江町市場を覗く。さすがに祝日なので多くの店が閉まっていたが、それでも開いている店は活気があった。寿司屋や食堂の海鮮丼が美味しそうだったので、次に金沢に来たときは、それを食べるつもり。

おばんざい「やお屋の二かい」@京都錦小路

2004-11-07 | 食べ歩き
今日のランチは、京都錦小路の「やお屋の二かい」。

このお店は、老舗の八百屋「かね松」直営のおばんざい処。「かね松」は高級な野菜を扱っていて、店先には一箱数万円の松茸が並ぶ。

おばんざい処は、まさしく八百屋の二階と、向かいの建物の一階にあって、なぜか向かいの建物のほうが待ち時間がずっと短い。名前と電話番号を紙に書き、錦小路で買い物していたら、席が空いたとの電話。さっそくお店へ。

メニューは長寿ランチ(2100円)のみ。高級八百屋の野菜をふんだんに使った料理が楽しめる。特に感動したのは、干し大根の煮物(写真上中)。雑味が全く感じられず、大根自体の深い味わいが楽しめる。絶品!

デザートは3種類から、わらびもちを選択。これも美味だった。

京都観光の際にどうぞ。予約して行ったほうがいいかも。

そして私は東京へ。これにて関西編終了。