茫庵

万書きつらね

2012年09月22日 - よい躾 - 善の積み重ねは善を呼ぶ

2012年09月22日 13時26分26秒 | 教育、子ども

 積善之家必有餘慶。 積不善之家必有餘殃。
 せきぜんのいえにはかならずよけいあり。せきふぜんのいえにはかならずよおうあり。

 要は、善き心を持ち、行い善き人の家は栄える、という事である。逆に、善き心を持たず、今の小悪党揃いの日本国民のように、つまらない目先の利益ばかり追求して、行い善からざる人の家には災いが来る。行い善きとはどういう事か。それは、事に当たっての選択、意思表明、決定が常に適切で結果もまた妥当であり、人の謗りを受ける事がないこと、また、その結果が、自己だけでなくむしろ他者にも利益をもたらすことを言う。

 そういう振る舞いが出来る人は、当然「善き躾」をされて育った者である。つまり、人が幸せになれるかには躾の善し悪しが大きく左右する。今の日本の親は大部分が失格だ。恥知らずとしか言いようがない。子ども当人が不幸になるだけでなく、社会の多くの人々が迷惑するのだ。是非ともまず自らの性根を叩きな直し、その上で己らの子どもを教育し直して、社会に顔向けの出来る最低限の人間になってもらいたいものだ。

 大多数の日本の馬鹿親には望むべくもないのだが、それでもそこに期待するしか日本が生き残る道はない。そして、この社会に活きる以上は愚か者と心中する事になったとしても、それはそれで運命なのだから受け入れるしかない。


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