茫庵

万書きつらね

反歌練習 - 2021年02月01日 - 「柳刃包丁」への反歌。俳諧之連歌風

2021年02月11日 10時30分31秒 | 反歌

■「柳刃包丁」への反歌。俳諧之連歌風。

 うららかに 柳絮(りゅうじょ)舞い散る 雪化粧

 記憶のすみに そっと留め置く

 柳の木 担ぐ幽霊 移動中

 暗く静かな 居場所求めて

 上を見る 柳の下の やせ蛙

 みじん切りなど どうぞ勘弁

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これも「柳刃包丁」という詩への反歌。
知人が書いた、楊の葉がすべて包丁だったら
風が吹いたら風もみじん切りにされる、
という内容の詩です。
柳つながりで柳絮、幽霊、と登場し、
最後に出てきたカエルがみじん切りは勘弁、
と訴えます。

 


反歌練習 - 2021年02月01日 - 「ドラムビートを読んで」への反歌

2021年02月11日 10時25分08秒 | 反歌

■「ドラムビートを読んで」への反歌
 大舞台 高まる鼓動 秋の風
  よぎる刹那に 進む人馴れ

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表題にある「ドラムビート」とは、知人が書いた
心臓ドキドキはあなたを応援してくれている、という内容の
普通の現代詩です。これに対する反歌として書きました。