茫庵

万書きつらね

漢詩練習 - 2022年01月01日 - 2022年拜年有作

2022年01月04日 06時59分08秒 | 漢詩

<<繁体字>>
拜年有作
元旦傾椒酒,壬寅天地春。
韆門惜歲月,萬戶拜年晨。
麗日祝康壽,惠風拂舊塵。
五雲心自爽,四海淑光新。

<<簡体字>>
拜年有作
元旦倾椒酒,壬寅天地春。
千门惜岁月,万户拜年晨。
丽日祝康寿,惠风拂旧尘。
五云心自爽,四海淑光新。

<<Pinyin>>
bài nián yǒu zuò
拜年有作
yuán dàn qīng jiāo jǐu ,rén yín tiān dì chūn 。
元旦倾椒酒,壬寅天地春。
qiān mén xī suì yuè ,wàn hù bài nián chén  。
千门惜岁月,万户拜年晨。
lì rì zhù kāng shòu ,huì fēng fú jìu chén 。 
丽日祝康寿,惠风拂旧尘。
wǔ yún xīn zì shuǎng ,sì hǎi shú guāng xīn 。
五云心自爽,四海淑光新。


漢詩練習 - 2021年12月29日 - 歳晩書懐

2022年01月04日 06時48分18秒 | 漢詩

<<簡体字>>
岁晚书怀
门巷喧然岁月空,
寒灯独坐意何穷。
生涯志业向谁语,
六十余年幻梦中。

<<繁体字>>
歳晩書懐
門巷喧然歲月空,
寒燈獨坐意何窮。
生涯志業嚮誰語,
六十餘年幻夢中。

<<Pinyin & 簡体字>>
suì wǎn shū huái
岁晚书怀
mén xiàng xuān rán suì yuè kōng ,
门巷喧然岁月空,
hán dēng dú zuò yì hé qióng .
寒灯独坐意何穷。
shēng yá zhì yè xiàng shuí yǔ ,
生涯志业向谁语,
lìu shí yú nián huàn mèng zhōng .
六十余年幻梦中。


漢詩練習 - 2019年01月01日 - 2019年新年書懐

2019年01月01日 01時47分57秒 | 漢詩

càn càn chū yáng xià,tiān ēn xiè fú shén 。
灿灿初阳下,天恩谢佛神。

qiān mén chūn sè zǎo,wàn hù suì guāng xīn 。
千门春色早,万户岁光新。

qìng zhù qí chāng yùn,xīn yú fú jìu chén 。
庆祝祈昌运,欣愉祓旧尘。

wàng qíng jūn wù xiào,xuán jìng sù xīn shēn 。
忘情君勿笑,玄静素心伸。


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漢詩練習 - 2013年01月01日 - 2014年年賀

2014年01月01日 00時00分00秒 | 漢詩

2014年年賀は初の五言絶句です。
七言よりも難しかったです。

横書きですが、ご本家中国や台湾でも
詩だけでなく大抵の文章は横書きが当たり前。

いい加減、時流をわきまえて、縦書きから卒業しないと
>縦書頭の日本の作家さん達。

本年も皆様に幸あらんことを。


2014年年賀  上平声十一真韵

韆門旗影暖萬戶夢中春
獨喜清閑日三元感更新

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QiānMénQíYǐngNuǎn,  WànHùMèngZhōngChūn。
千门旗影暖万户梦中春

DúXǐQīngXiánRì,SānYuánGǎnGèngXīn。
独喜清闲日三元感更新



漢詩練習 - 二〇一二年〇一月〇一日 - 新年

2012年01月01日 20時54分35秒 | 漢詩

漢詩練習 - 二〇一二年〇一月〇一日 - 新年

祝新年の漢詩を漢俳で。

本年も皆様のご多幸あらんことを。

 

 <<Japanese>>
 家国瑞雲中 人生一夢浮生事 春光萬古同

  家国(かこく)瑞雲の中(うち)
   人生 一夢 浮生(ふせい)の事
    春光萬古に同じ


 <<繁体字>>
 家國瑞雲中。人生一夢浮生事,春光萬古同。
 
 <<簡体字>>
 Jiāguóruìyúnzhōng。Rénshēngyīmèngfúshēngshì,Chūnguāngwàngǔtóng。
 家国瑞云中    人生一梦浮生事      春光万古同


 


漢詩練習 - 二〇一一年十二月十一日 漢俳

2011年12月11日 23時30分54秒 | 漢詩

漢俳とは、名前でお気づきの方はいらっしゃると思いますが、簡単に言うと俳句の音数で書く漢詩です。歴史的には1920年代頃中国詩壇に起こった短詩ブームに端を発する新しい詩体で、1980年代の日中友好の一旦として両国詩人の交流を経て成立、2005年に両国呼応する形で漢俳学会が出来ています。今後日中両国の関係者がどう育てていくか次第で歴史的に残っていくのか消滅するしかないのかもまだ未知数ですが、私個人も俳人の方との交流を始めたりして俳句にも興味が及んできていた所でしたので、ちょっとばかり挑戦してみました。

漢俳には色々な形式が許されており、韻を踏むのも踏まないのも自由、平仄も自由ですが、一応平仄ありで初句と三句の二韻だけとりました。


冬の夜中、家族も寝静まった頃に独り起きて詩作に夢中。
テンションが上ると見境がなくなります。明日仕事なのに。。。

 ともあれ初の漢俳です。七絶と比べてどっちが楽か、、まだ微妙です。


<<日本語>>

○●●○○ ○○●●○○● ○○●●○
風勁夜寒侵。三更凛凛星光冷,書中独苦吟。

【大意】

勁風凄く 凍てつく夜(よ)
三更凛凛 星冷(ほしさむ)し
独り書中に 苦吟せる



<<繁體字>>
風勁夜寒侵。三更凜凜星光冷,書中獨苦吟。

<<简体字>>
FēngJìnYèHánQīn。SānGèngLǐnLǐnXīngGuāngLěng,ShūZhōngDúKǔYín。
风劲夜寒侵。三更凛凛星光冷,书中独苦吟。


これにて年内に一首作るという目標は達成しました。そういえば季語については特に何も決め事がなかったような気がします。詳細を調べてもし必要だったら作りなおさなければ。。