茫庵

万書きつらね

漢詩練習 - 二〇一〇年〇六月十三日

2010年06月14日 02時12分27秒 | 漢詩
二〇一〇年〇六月一二日、
日本児童文学者協会の「井戸端」に出席。
児童文学について先生方のお話を
沢山拝聴することが出来ました。

「神楽坂」は日本児童文学者協会所在の地名、
「井戸端」とは本来漢詩では使わないと思うのですが、
会の固有名詞なのでそのまま入れてしまいました。
当日の出席者は大部分が女性でした。
「諸賢」は本来男性に向けられる尊称のひとつらしいのですが、
時代が違うので敢えてこれもそのまま使用しました。

本作は同協会から刊行されている「日本児童文学」編集長の
西山さんにお贈りしたものです。


井戸端         平水 先韵


△○▲●●○◎
諸賢細読百家編  諸賢細読 百家の編

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井戸端談文墨縁  井戸端の談 文墨の縁

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清昼忘時神楽坂  清昼時を忘る 神楽坂

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雅遊尽日意陶然  雅遊尽日 意、陶然たり

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jǐng hù duān huì yì

井戶端會議

zhū xián xì dú bǎi jiā biān,

諸賢細讀百家編,

jǐng hù duān tán wén mò yuán。

井戶端談文墨緣。

qīng zhòu wàng shí shén lè pō,

清晝忘時神樂坡,

yǎ yóu jìn rì yì táo rán。

雅游盡日意陶然。