続・エヌ氏の私設法学部社会学科

無理、矛盾、不条理、不公平、牽強付会、我田引水、頽廃、犯罪、戦争。
世間とは斯くも住み難き処なりや?

怪我の功名

2014-07-28 | 言語学講座
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*過失と思われたことや、何気なしにやった事が、意外に良い結果になること。

 我が家では時々、休日などの夕食には、ビデオでも観ながら、ピザ、焼き鳥、枝豆、フライドポテトなどをつまんで、のんびり過ごしています。
 カミさんは、ピザは生地やソースから作り、焼き鳥は肉を切って一本一本、串に刺して焼きます。自家製なら、手間はかかりますが、好みの味付けにでき、安上がりです。
 でも、枝豆とフライドポテトは、安くて手間もいらない冷凍食品を使っています。

 さて、そのフライドポテトですが・・・

 品数が多いときは、カミさんもてんてこ舞いです。
 先日は、他の料理に気を取られ、うっかりフライドポテトを揚げ過ぎたようで、普通ならキツネ色に揚がるところが、日焼けしたキツネぐらいの色に揚がってしまいました。
 「ごめ~ん」と言いながら出してきたフライドポテトを、まあ、多少焦げ臭いかもしれないが、食えないこともないだろうと一口食べて・・・

 これが旨いの何の。
 少し焦げた部分が、ちょうど良い香ばしさとなって口の中に広がり、また、外側がよく揚がっているので、カリカリとした歯応えで、いつものフライドポテトより、ずっといい按配でした。
 私や息子たちが口々に「旨い、旨い」と言うので、失敗作への皮肉かと思っていたカミさんも、自分で食べてみてびっくり。

 まさに怪我の功名です。
 考えてみれば、飯(米)にしても肉にしても、澱粉や蛋白質が炭化しない程度に焦げたものは、香ばしくて、食欲をそそりますよね。
 これからフライドポテトを作るときは、同じ揚げ方をしてくれ、とは、私や息子たちから、カミさんへの要望です。
 駄文を読んだ諸兄諸姉も、揚げ方ひとつで風味がまるで違いますから、ぜひ一度お試しあれ。

 ただ、「失敗作」がこうなったわけですから、全く同じように「失敗」するのは難しいかもしれません。次回は本当の「失敗作」を食わされる羽目になるかもしれませんが、「失敗は成功の母」ということで。

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