続・エヌ氏の私設法学部社会学科

無理、矛盾、不条理、不公平、牽強付会、我田引水、頽廃、犯罪、戦争。
世間とは斯くも住み難き処なりや?

Desperado グレン・フライ

2016-01-23 | 休講
 イーグルスのグレン・フライが亡くなりました。

 グレン・フライについては、もう、クドクド説明する必要はないでしょう。
 このニュースが伝えられた日、私の頭の中では、一日中、「Desperado」が流れ止まず、気が付いたら、歌を口ずさんでいました。

 私が洋楽に興味を持ったきっかけは、カーペンターズでした。
 ですから、かの名曲「Desperado」も、初めて聴いたのはカーペンターズの歌でしたが、その後、ホテルカリフォルニアの大ヒットでイーグルスを知り、イーグルスの他の曲も聞いてみたら、元歌はイーグルスだということを知ったわけです。

 そうした経緯もあって、私はずっと、この歌は、振られた男性を、その男性へひそかに思いを寄せている(年上の)女性が、バーの片隅あたりで、優しく慰めている歌だ、という思い込みが消えません。
 だから、「Desperado」の邦題が「ならず者」と聞いたときは、違和感どころか、「それは絶対に違う」という確信でした。

 さて、いろんな方が「Desperado」の訳詩に挑戦していて、もはや私ごときの出る幕などありませんが、グレン・フライ死去のニュースに触れ、とうとう私は、その思いを昇華させたいという欲求を押さえることができなくなりました。
 ・・・ので、私なりに解釈した訳詩を書いてみます。前述の状況を踏まえて、お読みください。
 よかったら、「Desperado」を聴きながら。

Desperado

Desperado, why don't you come to your senses?
You been out ridin' fences for so long now.

おバカさん。
しっかりしてちょうだい。
そんな隅っこで、ずっと落ち込んだままじゃない。

Oh, you're a hard one.
I know that you got your reasons.
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow.

聞き分けのない人ね。
そりゃ無理もないとは思うけど。
あんなに楽しそうだったのに、いきなりだものね。

Don't you draw the queen of diamonds, boy,
She'll beat you if she's able.
You know the queen of hearts is always your best bet.

だからあんなひと、止しなさいって言ったじゃない。
いつか泣きを見るわよって。
もっと心のきれいなひとを選べばよかったのに。

Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table.
But you only want the ones that you can't get.

ほかにもいいひとは、あなたの周りにたくさんいたはずよ。
でもあなたには、あのひとしか見えなかったのよね。

Desperado, oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger, they're drivin' you home.
And freedom, oh freedom well, that's just some people talkin'
Your prison is walking through this world all alone.

おバカさん。
もうあの頃には戻れないわ。
今は傷ついて、甘えたくって、ママのところに戻るだけ。
あなたは自分であのひとを選んだつもりだろうけど、
本当はあのひとに振り回されてただけのことなのよ。

Don't your feet get cold in the winter time?
The sky won't snow and the sun won't shine.
It's hard to tell the night time from the day.
You're losin' all your highs and lows.
Ain't it funny how the feeling goes away?

足の先までこんなに冷えきって、風邪をひいちゃうわ。
外が晴れても、雪でも、昼でも夜でも、
お酒びたりのあなたには分かんなくなっちゃって。
もう泣きも笑いもできなくなったあなたは、
心を失くしてしまったのかしら。

Desperado, why don't you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate.
It may be rainin', but there's a rainbow above you.
You better let somebody love you,
You better let somebody love you, before it's too late

おバカさんね。
そろそろ気がついてもいいんじゃない?
顔をあげて、心を開いてごらんなさい。
あなたの心はまだ雨降りだけど、わたしが虹をかけてあげる。
あなたをいちばんに想ってくれるひとを見つけなさいな。
あなたに似合うひとが、きっといるわよ。
・・・待ってるから・・・

ダイエットその後

2007-06-24 | 休講
 おかげさまで、大方の予想と、本人の予想さえも裏切って、リバウンドはしておりません。
 10㎞のジョギングとボウリング10ゲームを週に1回ずつ以上、約1時間半のサッカー教室を月に2回、平日の昼休みに何らかのエクササイズ(以前はボクシング、今はリフティングの練習)を25分ぐらいと、1日1回以上汗をかき、食事も、食べ過ぎないように注意し、体重は57㎏前後、体脂肪率も12~13%ぐらいを維持しています。

 その甲斐あって、会社で行った、平衡性、柔軟性、筋力、瞬発力、敏捷性、持久力といった6項目の体力測定では、総合で20歳台の体力と判定されました。
 また、別な検査では、BMI、体脂肪率、筋肉量、骨密度などみな標準以上で、唯一、標準を下回ったのは基礎代謝でしたが、これは肩凝り(首から背中にかけて、かなりひどい)の影響で、筋肉が固くなって代謝が下がっているためだろう、ということです。筋肉の凝りやこわばりについては、運動時のウォーミングアップとクールダウンを念入りに行うよう、指導されました。

 維持するにはそれなりの努力が必要ですが、私の場合、ボウリングとサッカーが上手になりたいという明確な目標があるため、努力そのものを楽しんでできています。
 足腰を鍛えているため、ボウリングでは、フィニッシュが安定し、アベレージが10点ぐらい上がり、センターに掲示してある会員アベレージ表でも、名前がどんどん上位に登ってきています。
 サッカーでも、リフティングなんて曲芸みたいなこと、自分には一生できるわけがないと思っていたのですが、両脚使って260回もできました。また、ミニゲームの中で時々ゴールを決めるのですが、ヘディングシュートや、キーパーとの1対1をかわしてのシュート、ゴール前でディフェンス2人をかわして左脚でのゴールなど、自分でも、よくそんなことができるまで向上したものだと思います。(もっとも、相手も初心者ですから・・・)
 元々が下手くそでしたから、努力した分だけ目に見える上達があり、それが楽しいんでしょうね。きつくて辛いばかりだったら、とっくに挫折しています。

 以前のブログにも書きましたが、私はスポーツとはあまり縁のない生活を送っていました。それというのも、スポーツとはしんどいものだという図式を、自分の中につくっていたからなのですが、それは勝負にこだわるから無理が来るのであって、健康のためとか、もっと単純に、楽しむためであれば、自分が納得するだけやればいいわけで、全く無理がありません。このことに、もっと早く気付いていればよかったと思います。

 さて、お次の目標に、何を据えましょうか・・・

ダイエット顛末記

2007-02-25 | 休講
 身長165㎝、体重64㎏、BMIは23.5、体脂肪率は22.8%、ちょっと太めだけど、メタボリック・シンドロームなどの問題はなく、ダイエットをする必要もなかったのですが・・・

 そもそものきっかけは、大分トリニータでした。

 私自身はサッカーなどやったことないし、まるで興味もなかったのですが、たまたまもらったチケットがきっかけで、トリニータの試合を何度か観戦しているうちに、子どもたちが「サッカーをやりたい」と言いだしたので、サッカースクールへ通わせることにしました。そこで私も、子供向けの解説書などでボールの蹴りかたから勉強し、休日には、公園で練習相手をしていたのですが、スクールのイベントで親子サッカー大会があった時、他のお父さんたちはみな経験者らしく結構上手で、私も少しは上達したいと思っていたところ、トリニータが未経験の大人向けサッカー教室を開催していたので、早速、出かけていきました。
 ところが、わずか5分のミニゲームで、息は上がるし足は動かなくなり「これじゃいかん」と思い、少しダイエットするとともに、ジョギングでもして体力をつけようと考えた次第です。年齢的にも衰えていく一方で、このあたりで歯止めをかけておかないと、遠くない将来、体が動かなくなってしまいますから、ちょうどいい機会でした。

 まず、食事の内容を見直しました。
 脂肪の元となる炭水化物を控えるため、ごはん(米)の量を減らし、おかずを多く食べるようにしました。また、これまでは「もう一口食べたいな」と思ったときは、迷わず食べていたのですが、それをやめました。要するに、腹八分ということです。
 さらに気をつけたのは、私はチョコやクッキーなど甘いものが大好きで、スーパーでアンドーナツを見つけると必ず買っていたのですが、ダイエットすると決めてからは、アンコが中に入っていて、油で揚げていて、おまけに砂糖をまぶしてあるような物、もう恐くて恐くて、とても食べる気になれません。ある程度の成果が出るまでは、アンドーナツ禁止を自分へ課すことにしました。
 ただ、そうした食生活をしばらく続けると、ものを食う夢をよく見だしたので、ダイエット食も、週末はお休みにし、無理はしないことにしました。

 次は運動です。
 ジョギングを始めるにあたって、まず靴を購入しました。普段の靴には1000円もかけないところ、大枚4000円をはたいて、この靴を無駄にはできない、と、自分へのプレッシャーです。
 最初は3㎞弱、20分程度のコースを走りましたが、やはり運動不足、帰り着いたら息も絶え絶えでした。
 それを何度か繰り返しているうちに、距離も5㎞、7㎞と長くなり、今では10㎞を1時間休まずに走っています。コースは土手の上が、車も来ないし、景色もあまり変わらず、視聴覚への刺激が少ない分、脚を動かすという単調な作業を繰り返すにはいいようです。これを、用事のある日や雨の日、別なスポーツ(私の場合、ボウリングです)をした日を除くと、だいたい3日に1度のペースで続けました。
 ジョギングによるカロリー消費量(kcal)は、大雑把な計算ですが、体重(㎏)に走った距離(㎞)を掛けて求められます。そして、脂肪1gは約7kcalですから、計算すると、消費した脂肪の量が分かります。私の場合、10キロ走って、約80~90gの脂肪を消費します。

 そうこうした結果、3ヵ月で体重は7㎏減の57㎏、体脂肪率は12~13%まで減りました。体は軽くなったし、体力や持久力もついてきたらしく、サッカー教室で5分のゲームを3~4回こなしても、以前のように息も絶え絶えということはなく、もう2~3ゲームはやれる気分です。

 しかし、体重の減少に、体調の方がついてきていないな、と思わせられることがありました。
 私は、ボウリングへは、夕方、会社帰りに行きます。これまでは、飯も食わずに10時頃まで投げていても平気だったのですが、今は、夕方になると、どうにも腹が減って仕方がありません。
 また、ジョギングの後、長風呂をしたら、グッタリとなってしまうこともありました。
 自己分析すれば、体の燃料となる糖分や炭水化物を控えているため、早く「燃料切れ」になってしまい、さらに体脂肪が減っているため、「予備燃料タンク」もうまく機能せず、血糖値が急激に下がって、腹が減ったりグッタリしたのだと思います。ためしに、オレンジジュースで糖分とビタミンを補給してからジョギングをしてみると、案の定、「燃料切れ」になることはありませんでした。

 57㎏になり、一応の成果も見られたので、このあたりでダイエットも、体重が増えず、かつ燃料切れが起こらない按配を探るため、「足踏み」してみようかと思います。もちろん、ジョギングは続けるつもりですが、食べたいものをあまり我慢せず、たまには腹一杯食う快感を味わうのも、悪くないでしょう
 ということで、あれほど恐かったアンドーナツは、本日を以って解禁にします。

あとはリバウンドが恐い・・・

焼肉屋人間模様

2007-02-02 | 休講
 カミさんに、自分のブログに書けよ、と言ったんだけど、書かないので、私が書きます。

 先日、スケートに行った帰り、遅くなったので、外食して帰ろうということになりました。
 腹は減っているし、体を動かした後で肉が食べたかったので、家族4人で6千円近くかかりますが、我が家としては奮発して、焼肉食べ放題の店へ行きました。

 しかしまあ、性ですねぇ・・・

 長男は、肉も好きだけど、カレーが大好きです。カレーを皿一杯取ってきて、喜んでほおばりました。それを見ていた私は、「せっかく焼肉の店に来て、カレーはないだろう・・・もっといいものを食えばいいのに」と思いましたが、まあ、好きなものを食べるのが楽しい店ですから、口には出さないでおきました。

 次男は次男で、やはり肉など食べずに、カキ氷やアイスクリーム、わたあめなど、甘いものばかり食べています。「そんな物ばかりじゃおなかが張ってしまうし、・・・砂糖ばっかりで他の栄養はないし、冷たいからおなかをこわすぞ」まあ、これも口には出しませんでした。

 カミさんはさすがに、元を取ろうと、肉をたくさん食べています。もちろん野菜やデザートも抜かりなく食べました。
 私も、好きなタンから始めて、しこたま肉を食べ、甘党でもあるので、ぜんざいなどで締めました。

 さて、帰ろうとすると、カミさんが「ちょっとトイレへ・・・」。ところが、10分経っても出てきません。子どもに様子を見に行かせると、まだ個室の中です。ようやく出てきたかと思うと、また「ちょっと・・・」結局、30分近くこもっていました。
 「どうしたの?」「食べ過ぎたみたい・・・おなかをこわしちゃった」どうやら、食べた以上に出してしまったようです。

 せっかくの食べ放題でしたが、何だか損してしまった気分でした。