野菜と果物とミスチルとうさぎとパンダ好き♪

食べる事、音楽、動物が好き、何事にもポジティブに暮らす調理師で野菜ソムリエpikaの日々の紹介です。

その後のきっく

2009年07月27日 | うさぎ
足の麻痺が進行してから、そうだ!こんな本があった

と、この本をひっぱり出してあちらこちらのページを参考に

自己流マッサージをする日々。
でも段々自力で立ち上がる事は困難になってきた

こんな姿でいることがほとんど。

食欲もあり、動こうとしているのでなるべくケージから出す時間を増やし、運動をさせていた・・・
ところが・・・・
パタッと食欲が落ち、しかも水を飲む量が極端に減った。
案の定
うんちの状態が悪く、焦りながらもあの手この手で対応。
右が調子の悪さを表すサイズのもの(もっと小さなものも出ていた
左が普段のもの(回復したと思えた時のもの)

なんとか、食べさせ飲ませ食欲は戻ったものの、水を自力で飲まなくなってしまった。
飲ませる水も大好きなリンゴジュースを与えても拒否。
水分を取れていなく、不安になり、病院へ。
その週は2回通院して2度点滴を受けてきた。
幸いにして脱水症状はなかったものの、血液検査の結果からやはり水分が不足していることが判明。
子供用のポカリスエットや離乳食用品にあったアクアライト(りんご味)など先生の薦めてくれた水分補給とやはり点滴の効果でのりきった。
水分を受け付けないのに飲ませなくてはならず、少しづつちょくちょく飲ませる為
出かけられない、うかつに寝ていられない、そんな日々。

病院へ行くたびに先生が足の屈伸運動をしてくれる。
帰宅すると、こうやってつかまり立ちをしている事が出来るようになる。

しかも、ここで牧草をほおばる(これはトイレだったけど今は牧草入れ)


家でも先生のように屈伸運動をやってはいるが、段々足の力は衰えてくる。
ヘビが丸まっているような格好で寝ていたり、

こんなに曲げていたり

この姿を見たときは、死んでるじゃないか???と思った

背骨が曲がり出していることも先生に指摘されたので、
この姿を発見するとソッと声をかけて体を延ばす。
同じ方向ばかり下にして寝ていることを避けなければならないのと、
先生に質問をしたところ腹ばいでもOKといわれたので、なるべく腹ばいにしていたら、自分で腹ばいで寝ている姿も見れるようになった。


多分、この頃から自分が立てなくなったという生活に慣れてきたのだと思う。
食欲も安定して、水は相変わらず自分では飲まない日々だったが私が差し出す水とグビグビと大量に飲むようになった。
ケージから出ても自分の居場所を決めて、掃除をしている私をこうやって見ている余裕も出てきたように思える。


そして、ず~っと困っていた水。
自力で水を飲んでいる姿をずっと目撃していない。
自力で飲んでいないから私があげる水をたっぷり飲む。
水を飲ませるまであれやこれやと悪戦苦闘を繰り返しなんとかならないものか?と悩んでいたが、努力は実る日がくることを教えてもらった。
イヤ、私のしつこい態度や願いを感じてくれたんだろうと思いたい
日曜日に自力で水を飲んでいるのを目撃した
小さいころに使っていたボトルからペロペロと・・・・。
我が家に来てからずっと、器から水を飲んでいたけどもう立てないということもあり器とボトルと両方設置して飲む練習もさせていた。
いや~長かったけど、飲めるようになって、自力で飲んでる姿を見て私の目からは


現状を受け止めて、前向きに毎日を一生懸命生きています。
(これ、講演でも語ったな~

きっくにはまた「頑張る」ことを教えられた
体が不自由なの大変だけど、「頑張れるよ」と言っているように感じた。
私も頑張るよ、きっく

言葉を話さない動物と生活をすると色々なことを教えてもらえます。
これは、飼い方次第かもしれないけど人と動物の共生を大切にしていきたいと改めて思う日々です。

色々な形で見守ってくれた方々、ありがとう