わくわくするもの.blog

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ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
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炭焼きピタパンサンド(シャワルマ)

2012年02月07日 | ベナン・アフリカ食べ物・料理
 今日、お昼に、ある異変に気づきました。
いつも80パーセント前後をさす湿度計が、90度下の部分をさしています。
よ~く見ると、35パーセントのところをさしているじゃないですか!
今朝はずっと市場に行ったりして外出していたので気づかなかったのですが、
そういえば、のどもカラカラ、唇もカサカサ乾燥しています。
扇風機を回していなくても、滝のような汗は流れません。
3階の我が家のバルコニーから外を見渡すと、砂埃が町全体を覆っていて、
まるでもやがかかっているように見えます。
 これが、ハルマッタン

 先月終わったはずの、ハルマッタンが、なぜかまた戻ってきたようなのです。
おととい夜中に大雨が降った後なのに、異常気象だと、ベナン人のみなさん、
機嫌悪そうに首を傾げています。
一方、「はぁ~、電気代は節約できるし、涼しくて過ごし易いわ~」。
 と、昨日ローカル市場で買ったばかりの新鮮なシアバターを唇にぬるワタシでした。

 そうそう、ず~っとブログでご紹介したいと思っていた食べ物があります。
昨日、半年振りに再会したRちゃんと一緒に食べに行きましたので、ご紹介しますね♪
それは、炭焼きのピタパンサンド(上の写真)。
こちらでは「シャワルマ」と呼ばれています。
ピタパンは、日本でも手作りする人が増えていると思いますが、パリでも大人気な
レバノン(他の中東の国にもあるかも?)のパン。
ピザぐらいの大きさで、真ん丸く、真ん中は袋のように空洞になっているので、
通常、野菜やお肉を入れてサンドイッチにして頂きます。
ハンバーガーの原型みないなもので、ファーストフードのように気軽に頂きますが、
中に入れるお肉(牛肉、鶏肉、ラム)はお店それぞれ個性があり、手作りされています。
 ちなみに、上の写真の通り、ワタシは肉なしのベジタリアンを注文します。

 昨日行ったお店は、恐らくベナンで一番人気のお店です。
お店の名前はなく、「ブッシェリー(フランス語で肉屋)」と呼んでいます。
本業は、肉屋さんだからです。
去年、狭かったお店を2倍の大きさに改装してから、なんだかお客さんの数が
減ったように見えるのですが、それでも、昨日も沢山のお客さんが食べてました。

 このお店の名物は、本業の手腕を振う牛の串焼き。
ベナンの牛肉はカチカチに硬いのが普通ですが、このお店の牛の串焼きは、
とても柔らかく(たまに硬いときもありますが)、炭焼きされているので美味しいのです。
ピタパンの中に、サラダとフライドポテトをわんさかといれ、牛の串焼きをはさみ、
くるくると巻いて、さらに炭火でパンを焼いてから、サーブされます。
それで、ひとつ1,500CFA(300円)。
(ちなみに、ワタシの肉なしは、200円です。肉屋さんなのに、すみません)。
いつも、お店の手作りヨーグルトと一緒に頂きます。
 ベナンにいらっしゃる方、ぜひぜひ、一度食べてみてくださいね。
 (場所は、MTNの本部から2本分ほど北に向かい、小道を右折して30M先の右手)。

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