古本バーゲン

　昨日、フランス語の授業をひとこまサボって、
フランス文化センターに行ってきました。
あっ、ちなみに、学校サボってしまうのは、これが初めて。
　たまにはね、いっかなって（笑）。

　フランス文化センターでは、ちょうど、古本・古雑誌の
バーゲンをやっていました。
図書館で不要になったかなりマニアックな専門書や、辞典類。
それから、寄付されたものかな？小説や、ふる～い雑誌。
けっこう保存状態の良いものが多く、新品のようなものも
ありましたが、時々、手垢だらけのオンボロの本もありました。
値段は100円から、大きな写真付きのもので800円まで。
　もちろん、ほぼ（95%）フランス語の本。

　私は、装丁が美しい、19世紀初めにナポレオンの侍従が
書いた自伝本、唯一英語のOECDレポート、雑誌を買いました。
写真の中央の雑誌は、フランスの「GEO」という雑誌。
ラオス特集の号があったので、嬉しくって買いました。
見えますか？雑誌の右下。
バーシーをされてさぞご機嫌そうなおじいさんの写真。
ラオス革命の父・カイソーン元首相（故人）です。
　「あれっ？なんでこんな古い写真が？」と不思議に思う私。

　あと、勘違いだらけだなと思った日本特集も買いました。
ボーリングするゲイシャ、水着姿のゲイシャ、原宿の道路で
踊っていそうな若者、東京のビルの中でゴルフする人たち。
これって、私が中学生の頃の日本じゃん。
「古い、ふるすぎ～っ。間違った報道だ～っ」。
かなりプリプリ怒りながらも、買ってしまった私。
1983年に発行された雑誌だったということに気づいたのは、
翌日のことでした。なんともボケボケな私です（笑）。
ちなみに、上述のラオス特集は1988年発行でした。
　古本ならではの思わぬ出合いも、わくわくしますね～。