わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

イスラムのお祭り

2010年11月18日 | ベナン・アフリカ食べ物・料理
 昨日、一昨日と、2連休でした。
イスラムのタバスキ(犠牲祭)というお祭りがあったのです。
ちなみに、昨日のお休みは、一昨日周知されましたので、
 タナボタ的なお休みでした。

 で、この上↑の写真は何と言いますと・・・。
先日もちょこっとお話しました、一階に住む大家さんの
ムトン(やぎのようですが、マトン=ひつじ)さんたちです。
数日前、我が家の門というか、ガレージの前の扉を開けたら、
いきなり、このムトンたちが目の前にいて、びっくり。
むっしゃっ、むっしゃっ、草を食べていました。
前日までは、隣の大家さんのガレージの前にいたのに・・・。
 あっ、うちの門の前に、ぽろぽろ、落し物いっぱい・・・。

 でも、このムトンさんたちは、あと数日の命。
大家さんにとって、重要な日のためのムトンさんだから。
まあ、そのままでいいでしょう。
 ということで、そぉっとしておきました。

 ところが、一昨日のタバスキの日。
早朝テニスを終えて戻ってきたときには、まだいました。
のんきな顔した、ムトンさんたち。
大家さんはくるぶしまである丈の白い衣姿でした。
1時間ほど経って、また外出しようと門を開けると・・・。
ひゃーっ。
ムトンさんたちが、我が家の門のちょいと横で、
クビから血を流して、ばたばたと倒れていました。
 大家さんのお祈りが終わって、神に捧げられたのです。

 いや~、ブルーだね。こういうの見るの。
・・・って、カオニャオさんと話しながら外出し、
戻ってきてからまたすぐにおめかしして外出した私たち。
向かったところは、カオニャオさんの同僚のお宅。
セネガル人で、ムスリムの彼のお宅でタバスキの
パーティに夫婦でご招待いただいたのです。
もちろん、そのお宅では、炭火で上手にグリルされた
ムトンのお肉を、お腹一杯になるまで、頂きました。
驚くほどお肉が柔らかくて、美味しく頂きました。
残酷だし、矛盾しているようですが・・・。
 ムトンさんたち、ありがとうございました。

3 コメント

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これって・・・ (たかび~)
2010-11-18 20:11:08
現場を見てしまうと、何とも言えない気分ですが・・・
そうやって、神にささげたり、自分たちが生きてきたり・・・
こんなに可愛い顔してるのにね。

日本も今はスーパーで買うけど、昔は同じだったと思います。

でも、場所も変わって、美味しく頂けて良かった。
あっ、前回RFIのページありがとうございます(^^)v
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タバスキ (beninoa)
2010-11-19 20:06:44
そうですね。
命はこうしてつながっていくので、
しっかり感謝して召し上がりましょう。

で、タバスキ
大統領の一声で突然決まったらしい?
だから、夫が日本から電話するとつながらない・・・・って怒ってました(笑)
返信する
そうですね・・・ (ぴえっと)
2010-11-22 17:49:38
 たかび~さん。ほんと、日本も昔はこう
だったのでしょうね。命を頂くということ。
ご近所さんみ~んな集まって、包丁持って、
お肉にしていました。いつも騒いでいる2人の
ちっちゃい子供たちは、おとなしく、じーっと
その作業を見ていました。
 昨日はベナンのラジオ聴いて家事しました。
ベナンの人たちがラジオ局に電話して、
ちょこっとだけ今日どうやって過ごしている
かということを次々と話すだけの番組だったの
ですが、なんだかかわいかったです☆
 beninoaさん。命のつながりを感じながら、
頂きました。感謝していただいたムトン。
とびっきり、美味しかったです。
 そうですか!大統領の一声だったのですか。
突然翌日ナショナルホリデイになると
連絡があって、びっくりしました。
ほんと、突然でしたね・・・。
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